テリトリー&部屋割り
一昨夜は午前2時くらいから騒ぎ出した。 ![]()
こう続くと、ただ「ケンカ」というよりは、少し理由も考えてみようという気になるというものだ。何が気に入らなくて、ムルカはこう連日連夜、真夜中に騒ぐのだろう・・・?
この数日で変わったこと・・・。
あった![]()
1,2週間前から夫の歯ぎしりがひどくなってきたので、私はリビングにおふとんを敷いて寝るようになっていたのだが、ハウスダストで目がかゆくなってきたので、数日前から寝る場所をスイッチしていた。
私がリビングで寝るようになったとき、ムルカは何の抵抗も示さなかった。モスクワ時代から一緒にお昼寝をしているのだから、床におふとんを敷いて、という点がやや異なるが、わりとすんなりと受け入れてくれたのだ。
ところが、夫はそうは行かなかったようだ。自分のテリトリーに踏み込まれたと感じたのではないだろうか。
考えてみると、ムルカは1日の大半をリビングで過ごす。ムルカ城やごはん皿は書斎にあるし、寝室やその他の部屋も1日に1回以上はパトロールするものの、時間にすればわずかなものだ。つまり、リビングは完全にムルカのテリトリー、「シマ」なのだ。
そこに、何の断りもなく、ある日、突然、オジサンが寝始めた。・・・もしかして許せないのかも?
そう考えた私は、すでにギリギリ、グーグー、にぎやかに眠っていた夫を起こし、寝る場所を交代してもらった。
すると。。。
なんと、3分後には自分の保温マットの上に落ち着き、「もみもみ、オシオシ」を始めていた。5分後には、寝息まで聞こえてきた。
この家に一番長く居るのはムルカ、家の中を取り仕切っているのもムルカなのだと実感させられるできごとだった。こうして、睡眠中のオジサンの立てる騒音に不満がある場合の私の寝場所はリビングなのだということを、ムルカに決められてしまった。
昨夜も、この部屋割りで寝てみたが、やはりムルカは朝6時過ぎまで静かに寝ていた。自分のした部屋割りが受け入れられたことが満足のようだ。
静かに朝まで寝ることができるんなら、それも、いっか~☆
無事、部屋割りを終え、満足して眠るムルカ
「ヴァレンティーナ―ロシア正教司祭の娘の二十世紀」
- リョーヴィン 恵美子
- ヴァレンティーナ―ロシア正教司祭の娘の二十世紀
実在するロシア正教司祭の娘の一生を描いたノンフィクション小説だ。主人公は20世紀前半、ペテルブルグに生まれ、その後、革命、内戦を経験して、国外に亡命。人生の5分の4を祖国以外の外国を転々と移り住みながら過ごし、アメリカでその生涯を閉じた。書き手が日本人なので、物語の進行に伴う史実の解説が過不足なくなされていてわかりやすい。また、歴史に翻弄されながらも強く生き抜く主人公の姿はとても魅力的で、強く共感できる部分も多かった。
考えてみると、この時代は思想統制が厳しかったせいか、このように一庶民の少女時代や半生を客観的に描いたロシアものの作品は少ないように思う。20世紀の文学は、体制との闘いのようなところもあり、このような人間ドラマはあまり見かけない。
この物語を読み、生身の一般人としての感性を持ったロシア人が、激動する社会、そして環境をどのように受け止め、それと闘ってきたのかを垣間見たような気がした。
また、何度どん底に突き落とされても、何とかして這い上がってくる主人公ヴァレンティーナには、大いに励まされるところがあった。人間、誰にでも、いい時代もあれば、そうでない時代もある。そうでない時代に育んだ人間関係や、身につけた知識や技術は、必ずいつか何らかの形で実を結ぶときが来るものだ。そんな応援のメッセージを送ってくれる物語でもあり、大変感動を覚えた。
一応、レディだし。。。
そうかっ![]()
ムルカは、オジサンの前では、いつも「いい子」でいたいんだっ!
だから、眠くて不機嫌だったり、だらしない格好で寝たかったり、すると、オジサンから姿を隠すように天袋に隠れもするし・・・。
みっともなくガツガツ食べたり、夜中にたまらなく大はしゃぎしたり、したくなったときは、オジサンではなく、きてぃのところに来るんだね。
一応、レディだし・・・。
・・・そうとしか、解釈できない、このバク睡状態・・・。
うーーーっ
くっくっくっくぅ~
むにゃぁぁ、むにゃぁぁ・・・
ムルカってぇ、最近、夜は天袋って決めてなかったぁ?どうしてオジサンが飲み会とかで遅い日は、ずーーっとホットカーペットさんと一緒なの??
ノーコメント・・・
おまけ![]()
めったに見ることのできないムルカ・スマイル![]()
私の勝ちだよ、ムルカさん♪
大人気ないと言われようと、何と言われようと、本気で腹が立っていた。
2日連続、朝の4時前から起こしに来る。あまりにしつこく鳴いたり叩いたりするから、置き餌が空になったとかトイレに行くドアが閉まっているとか、何か差し迫った用事かと思って渋々誘導されるままについていくと、ムルカ城の中に入って「構えの体勢」になる。
何時だと思ってるのよ!!![]()
昨夜はオジサンの帰りが遅かったので、帰宅時にはすでに天袋にこもっていた。さみしがるオジサンが何度呼びに言っても、知らん振りだった。起きてるくせに・・・。
そして決定的だったのは、オジサンおでかけのとき。
「しばらくムルカに触っていなくてさみしい」とオジサンがぼやくので、ムルカを玄関まで抱いて連れて行った。ところが、玄関⇒外出⇒獣医さん⇒お注射という連想が働いたのだろうか、玄関で靴を履いて立っているオジサンの前まで来ると、全身の力を込めた両手で私の両肩を引っ掻いて一気に寝室まで逃げ込んだ。私の両肩には血のにじむ引っ掻き傷がいくつもできた。
もう怒った!![]()
こうなったら徹底的に無視してやるっ![]()
しばらくして、ベッド下に隠れていたムルカが何事もなかったようにやってくる。
にゃ~ん。(ごはん食べさせて)
無視。沈黙そして目も合わさない。(勝手に食べたら~)
雰囲気を察したのか、自分でささっと餌のところまで行き、自分で食べる。
にゃ~ん。(遊ぼうよ)
無視。先ほどと同様、まったく無反応。(好きにしたら~)
また、雰囲気を察したのか、窓際のソファの背中で日光浴をしながら朝寝を始める。
・・・約2時間が経過。
いつもと違って、まったく会話(?) のない静かな朝。
そして・・・。
ついに、ムルカの甘え攻勢が始まった。
足に絡んで「にゃ~ん」、読んでいる新聞に擦り寄って「にゃ~ん」、私の手にも擦り寄って「にゃ~ん」・・・
ふっふっふっ、ムルカさん、降参?
じゃあ、写真、撮らせてくれる?
・・・というわけで、2時間と少し無視された後のムルカの甘えぶりをごらんください。
ムルカが何か気に入らないことをしたら、怒鳴るよりこづくより、「無視作戦」が一番効果的なおしおきなのだとわかった貴重な体験だった。














