ムル☆まり同盟 -221ページ目

マイ・ブランケット

myblanket

夜の間にムルカが自分のイスで吐いていて、嘔吐物はムルカお気に入りのひざ掛けの上だった。固まっていたものをふきとったものの滲みこんでいるようだったので、初めて洗濯機にかけた。これまで、匂いがなくなると嫌がるのではないかと思い、一度も洗ったことがなかったので、洗った後の反応が多少心配だった。


その日は朝から雨、ところが、ブランケットの選択表示を見ると「タンブラー乾燥不可」だったので、一番速く乾くところを考えて、エアコンの吹き出し口の真下につるしてみた。


すると・・・


決定的瞬間は捉えられなかったが、ブランケットに飛びついたり、キスしたり、その後私をきっと見つめたり、とにかく「えーーー、私の毛布さん、何でここにあるの?」と主張。ムルカに触らせて見せて「ほらぁ、まだ、湿っていて使えないでしょう?」と諭すも、ムルカもそこまで賢くはない。


そこで、ある程度乾いたところで、縁の部分にアイロン、それからホットカーペットの上に敷いて乾燥させた。その間数時間、ムルカはずっとブランケットにつきっきりだった。


乾いた後は、自分の席に戻ったムルカ、最初は少し、不満げだった。


「匂い違うよ~


っと言わんばかりに私の方を睨みながら鳴き続けた。


けれども、今では何もなかったかのようにまた、毎晩、これを枕にして寝ている。


「もみもみ」も1日に何回もここでする。


好きなんだね~、ほんとに。このブランケット

「おはなしは国境を越えて-ロシア絵本の世界」

岩本 憲子
おはなしは国境を越えて―ロシア絵本の世界

筆者は、長年にわたり、公立図書館で司書として働く一方で、「カスチョールの会」というロシアの児童文学・文化を研究・紹介するグループの活動に携わっている岩本憲子さんという方だ。ロシアの子ども向け絵本のリストを探していたら、偶然別の活動を通して知り合った方が、その会の会員だったため、この本を紹介していただくことができた。


紹介されているのは、1歳児程度から小学校低学年までを対象とする絵本だ。何となく覚えているものもあるが、馴染みの薄いものが大部分で、やはり英米、欧州から紹介される童話に比べ、ロシアから紹介されるものがかなり少ないことが実感される。この本のあとがきによれば、年間わずか10点程度しか紹介されないのだそうだ。


筆者によれば、ロシアものは概して、どっしりと地に足をつけた土臭い、人間味の濃い作品が多いので、現代の日本人には受け入れられにくい側面を持っているが、一度その魅力に気づくと、もっともっと知りたくなる魅力を持っているとのこと。


筆者の図書館での経験を活かし、ただ単に本の紹介にとどまらず、読み聞かせをしたときの子どもたちの反応や、その他のエピソードが一緒に紹介されているので、日本人の子どもたちにどのように受け入れられるかということについて、参考になる。


☆ 関連画像として、モスクワ郊外「アブランツェボ」という土地にある、19世紀、あらゆる分野の芸術家の溜まり場となったある富豪の別荘地を訪ねたとき、露天商から購入した、地元の童話作家エレーナ・ドミトリエーブナ・ポリノーバの絵本をご紹介します。文字は古代ロシア語で書かれていまして、辞書を用いても解読不可能なので、ロシア語の家庭教師に読んでもらいました。ストーリーはどこにでもある、さらわれたペットを追って森に迷い込み、怖い目に合い、魔女にも会い、最後には無事、家にたどり着く、というものでした。絵の美しさが少しでも伝われば、と思います。

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ムーム、チョコ、食べる?

choco

ムーム、チョコ、食べる?

チョコって?どれどれ?

 オジサンたくさん持ってるからいいよ~

 たくさんって?

 9つ

 ・・・それ、ぜーんぶきてぃにもらった箱に入ってたヤツじゃん。いいよ、遠慮しとく。

出てってやるぅ~!!

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あたしも出てってやるぅ~っ


っと言っているのか、


こんな時間まで(こんなに長い間)、どこに行ってたのよ~っ


と言っているのか、わからないが、終日外出したり、帰宅が遅かったりすると、ムルカはひとしきり甘えてご飯をもらった後に、わざわざ玄関に行って大騒ぎをすることがよくある。

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もういいよ、あたしもどっか、出てってやるっ



anger2

ったくもう、ひとりで待ってるのが、どんなにさみしいか、知らないでしょ



anger3

お外に行けば、あたしにも何か楽しいことがあるかもしれないし・・・。


残念ながら、カメラの電池残量が少なく、こちらに向かって牙をむき出して怒っている表情は取れなかったが、睨みつけてみせたり、騒いでみせたり、それはもう大変だ。


いつか、「猫語通訳機」なるものが開発されることがあれば、ぜひ内容を聞いてみたい、と常々思っている場面のひとつだ。

バレンタインデー

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昨年、バレンタインデーの前日、2月13日にバレエ鑑賞のためボリショイ劇場に行ったので、当時、改装まもないツム百貨店 を覗いてみた。


少し前までは、「中央百貨店」という名でボリショイ劇場に隣接するわりには冴えないセンスの品揃え、販売員はニコリともしない「ビヤダルおばさん」たちだったこの百貨店、改装後は一見の価値あり、と聞いていた。


行ってみると、ブランドを入れ替え、空間を贅沢に使ったレイアウト、とかなりの様変わりであった。そして、何と言っても大きな変化は販売員たちだった。ビヤダルおばさんたちは姿を消し、若くてきれい、笑顔で話しかけてきてくれる洗練された「お姉さん」たちに代わっていた。


その日はバレンタインデー前日とあって、1階ホールのイベントスペースには、プレゼント用チョコが山積みになっていた。もちろん、日本同様、「義理チョコ」から「本命用高級チョコ」まで、あらゆるランクのチョコレートが揃っている。


モスクワに行って以来、バレンタインデーにチョコレートをプレゼントするなど、まったく考えたことのなかった私たちも、それだけ並んでいると、日本にいたときの感覚に戻り、ついつい衝動買いをしてしまった。そのとき買ったのが、ダンナ用義理チョコプラスこのお人形だ。


驚いたことに、ちゃんとラッピングして、かわいらしいギフト用手提げ紙袋に入れてくれた。もちろん、相手が外国人だからと言ってつっけんどんに無言の接客というわけでもない。「かわいらしいでしょう?」などと、にこやかに話しながらラッピングしてくれた。


   日本が古来より大陸文化の影響を強く受けてきたように、ロシアは西洋文化の影響を受けながら発展してきた。日本とロシアの大きな共通点、それは、古いものに固執せず、よその文化を上手に取り入れ、ミックスし、そして自分たちなりのものに再生していくという能力ではないかと私は思っている。


    このブーちゃん、今年も使用予定です♪

      ただし、今年はせっかく日本にいるので、チョコレートは年末の帰省時利用して好評だったツマガリ さんのを買ってみました。