私の勝ちだよ、ムルカさん♪ | ムル☆まり同盟

私の勝ちだよ、ムルカさん♪

 大人気ないと言われようと、何と言われようと、本気で腹が立っていた。


 2日連続、朝の4時前から起こしに来る。あまりにしつこく鳴いたり叩いたりするから、置き餌が空になったとかトイレに行くドアが閉まっているとか、何か差し迫った用事かと思って渋々誘導されるままについていくと、ムルカ城の中に入って「構えの体勢」になる。


 何時だと思ってるのよ!!


 昨夜はオジサンの帰りが遅かったので、帰宅時にはすでに天袋にこもっていた。さみしがるオジサンが何度呼びに言っても、知らん振りだった。起きてるくせに・・・。


 そして決定的だったのは、オジサンおでかけのとき。


 「しばらくムルカに触っていなくてさみしい」とオジサンがぼやくので、ムルカを玄関まで抱いて連れて行った。ところが、玄関⇒外出⇒獣医さん⇒お注射という連想が働いたのだろうか、玄関で靴を履いて立っているオジサンの前まで来ると、全身の力を込めた両手で私の両肩を引っ掻いて一気に寝室まで逃げ込んだ。私の両肩には血のにじむ引っ掻き傷がいくつもできた。


 もう怒った!


 こうなったら徹底的に無視してやるっ


 しばらくして、ベッド下に隠れていたムルカが何事もなかったようにやってくる。


  にゃ~ん。(ごはん食べさせて)


  無視。沈黙そして目も合わさない。(勝手に食べたら~)


 雰囲気を察したのか、自分でささっと餌のところまで行き、自分で食べる。



  にゃ~ん。(遊ぼうよ)


  無視。先ほどと同様、まったく無反応。(好きにしたら~)


 また、雰囲気を察したのか、窓際のソファの背中で日光浴をしながら朝寝を始める。



 ・・・約2時間が経過。


 いつもと違って、まったく会話(?) のない静かな朝。


 そして・・・。


 ついに、ムルカの甘え攻勢が始まった。


  足に絡んで「にゃ~ん」、読んでいる新聞に擦り寄って「にゃ~ん」、私の手にも擦り寄って「にゃ~ん」・・・



  ふっふっふっ、ムルカさん、降参? じゃあ、写真、撮らせてくれる?


 ・・・というわけで、2時間と少し無視された後のムルカの甘えぶりをごらんください。

sorry1



sorry2



sorry3


 ムルカが何か気に入らないことをしたら、怒鳴るよりこづくより、「無視作戦」が一番効果的なおしおきなのだとわかった貴重な体験だった。