やられた・・・っ
昨日の記事で、ムルカのお庭遊びの習慣もどうにか落ち着いたとこちらでご報告した矢先のことだった。
ムルカが脱走した。
この地方は朝からかなり強い風
が吹いていた。
すぐ近くの裏山から吹き降ろすのか、ここに越してきて以来の強風だった。天気はよかったものの今まで耳にしたこともないような大きな風の音にムルカもかなり怯え、午前中は私に寄り添うようにして眠っていた。時折、突風の音が一際大きく響くたびに私の方を心配そうに見上げ、それからまた寝なおすムルカを、かわいい、なんて思った私は馬鹿だった。外見に騙され、人間で言えば32歳のムルカを赤ん坊のように単純な生き物だと思い込んでいた。
午後、昼食のために私が1階に降りると、ムルカも5分後には降りてきて、午前中ゆっくり寝たので外に出たいとねだり始めた。1階の方が風の音ははるかに小さい。窓を開けてみたがそれほどの突風も吹いていなかったので、ムルカの気が済むようにリードをつけて出してみる。
が…。
寒かったみたいですぅ~![]()
5分後には、呼びもしないのに自分で入ってきた。その後、もう一度出たがったので出したが、やはり寒さに耐え切れず5分としないうちに入ってきた。こんなに寒いと知っていて出した私のことがうらめしいとでも言いたげに、私の方をきっと睨んで2階に駆け上がる。これからだんだん寒くなるから、お散歩できる日も減るなぁっと思うと、ちょっぴりかわいそうな気もしたので、好物のCIAO 焼きがつおを1本与える。
ところが…。
夕方、2階で用事をしているとベランダに出たいと言い出した。せっかくお外の味を覚えた矢先に出られなかったのだから、せめてベランダくらい出してやろうと、気を許してしまった。
そして5分後…。
聞き慣れない大きな物音がベランダから聞こえてくる。慌てて飛び出してみると…
やられた~![]()
お外に出られないストレスから、ムルカがついに、手すりを越えての脱走を決行したのだ。
壁沿いに歩いているところ、用心深いですネ・・・。
屋根から落ちたらどうしよう…。(((( ;°Д°))))
よそ様の屋根に飛び移ったらどうしよう…。(((( ;°Д°))))
このまま敷地外へ脱走したらどうしよう…。(((( ;°Д°))))
瞬時にして様々な心配で頭の中がいっぱいになる。(そのわりに、証拠写真を撮る余裕はあったのだが…。σ(^_^;))
さっそく大好物のCIAO 焼きがつおを取って来て、寒い中、捕獲作戦開始!その部屋に面した屋根を一回りしたら気が済んだらしく、部屋の窓から焼きがつおをちらつかせたら、すんなりともどって来た。くせになるとこれ以外の食べ物を食べなくなるので、たまにしか与えないことにしている焼きがつお。これをムルカは今日、2本もせしめた。
ということで、完全室内飼いの猫に「庭とベランダだけはOK」というルールをしつけるのはそんなに簡単なことではないということが、よぉくわかった。猫のムルカにしてみれば、ベランダはよくて屋根はダメというのは解せないルールだろう。(猫に違いを納得させよ、と言われるとなかなかむずかしそうだ。) ひとつ安心したのは、今日の様子から屋根から落ちる心配はなさそうだとわかったこと。日頃の訓練(?)でかなり足腰を鍛えているので、運動神経はよさそうだった。
ムルにゃん、ダメ、ダメ!!
お隣の洗濯物干し場の屋根に飛び移ろうとするムルカに、必死で焼きがつおを見せておびき寄せました。
妥協点
ムルカのお庭デビューから早くも2週間。
最初は予想外に怖がり、それから興味津々になり、安全度調査のため、ちょっぴり覗き魔がかったりもした。その後、数日間の調査を経て(?)、このテリトリーはよそ者が来ない安全な場所だと認識するや否や、今度はお庭遊びに夢中になる。あまりにも朝から晩まで催促が激しいので、今度はそれに対して私がブルーになったりもした。![]()
そして…。
にゃにゃ~ん![]()
昨日、ムルカと私は「妥協点」を見出した。(←大げさ? f^_^;)
ムルカと散歩する時間は1日1回、30分程度にとどめるのだが、その代わり、私にリビングまわりで用事があるときは、リビングの窓を開け、サッシにリードでつないでおくのだ。そもそも、お散歩中も一箇所に寝転んだり「構え」をしたりしている時間が長いので、それでも満足してくれるのでは?と思いついて試したことだが、これが大成功!![]()
ムルカのリードの長さだと、ちょうど「ムルカの庭」芝生地帯の端までは自由に行ける。そこにつないだまま、私はその付近で家事その他用事ができるので、1,2時間ムルカが外に出ていてもほとんど負担にはならない。
おまけに
オジサンが夢に描いた通り
、ムルカは芝生の座り心地を楽しんでいる。
猫は元々臆病な生き物。何か新しいものを与えて一度に受け入れてくれることは珍しい。また、慣れるのに少々時間も必要だ。でも、これまでだって、引越しに始まり、ホットカーペットもベランダデビューもラキサトーンも、その他、もっと小さなことも、最初は大騒ぎしたものの、そのうち必ずちゃんと適応した。
根気よく躾ければ、なかなか快適に共同生活が送れるものだなぁっと、改めて猫の賢さ(?)に感心する。…それから、新環境適応に少々時間はかかるものの、そのうち必ず適応してしまうところは何だか自分に似ていて、そういうムルカのスローなところも愛おしく思えてしまった。
例によって、しっぽをぱたぱた左右に振りながら、獲物を探すムルカ
ちょうど私がそばにいたときに、獲物を発見したので、リードを持って一緒にダッシュしました。それで、今朝は十分気が済んだみたいです♪
ホットカーペットさん、今年もよろしく♪
数日前のこと、夕方少し冷え込んだので、この冬初めてホットカーペットに電源を入れてみた。ムルカのぽかぽか保温マットもなかなか温かいのだが、部屋の中がひんやりしていたので、ホットカーペットなら部屋もふわぁっと暖かくなると期待してのことだ。
昨年の記憶が残っているのか、ムルカが図太くなったのか、今年はまったく抵抗なく、ホットカーペットさんと仲良くなった。
ムルカのためだったが、私もちゃっかりお相伴?この部屋がこの冬のムルカのお気に入りとなるのであれば、私もこの部屋で過ごすことが多くなるかもしれない。この部屋には、机もテーブルもない。うーん、対策を考えねば…。
ロシア・ソビエト映画祭、終わる
5枚つづりの回数券を購入して、会場のシネ・ヌーヴォーに足しげく通った。結局のところ、人に勧められたものなどもあり、観たいものが5つに納まりきらず、当初考えていた歴史ものや文学ものはほとんど観なかった。
ソビエト時代、まだ無声映画の頃から最新では2005年までの作品中選りすぐりの27本、どれも見ごたえがあり、また、写真や本で想像していた各時代の街の様子や人々の暮らしぶりが映像を介してより具体的にわかって面白かった。全体のストーリー構成や画像構成もよかったし、感動の涙を誘うものもあった。
日本に帰国して、ロシア好きな方と知り合ったり、ロシア関連の本を読んだりするたびに感じていたことだが、「ロシアが大好きになって帰って来た」といいつつ、実は、自分こそがロシアに対して強い偏見を持っている人の代表みたいなもので、映画の件でも感じた。
モスクワに住んでいた頃、これらの大半の映画の制作現場となったモスフィルムは私たちの住居からさほど遠くなく、車で15分から20分程度のところにあった。しかしながら、あまり興味がなく、結局一度も足を運ばなかった。ロシアの映画作品をそれまでに観たことのなかった私は、どうせ、プロパガンダの映画ばかり作っているのだろうと高をくくっていたからだ。今考えると、中を見学しておかなかったのは、もったいないことだった。
ちなみに、私が観たのは次の5本。
- 宇宙を夢見て
- モスクワは涙を信じない
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- アイ・ヴィー・シー
- モスクワは涙を信じない
- 愛していたが結婚しなかったアーニャ
- 戦艦ポチョムキン
アイ・ヴィー・シー
- 外套
日本でDVD入手可能なものもあるので、興味があればどうぞ。ロシア人の友人によれば、「モスクワは涙を信じない」は今でも人気の古典映画。ロシア人なら誰でも知っていて、この中の名セリフのいくつかは、ロシア人どうしの日常会話の中でもよく引用されるとのこと。あまりにもわかりやすい(単純な?)ストーリーのメロドラマ、という印象も否めないが、舞台が日本でもアメリカでもなく、ソ連の共産主義時代、というのが新鮮だった。
まぁだぁぁ~??
毎日一緒にお散歩をして、朝の心地よい陽射しを共有するようになり、さらに密着度の増した最近のムルカにゃんと私。
密着度が増した分、ムルカの甘え方もさらにアップ。自分がお外に出たいときや遊んで欲しいとき、私がパソコンに向かっていると、ムルカは本棚の上に上って私に視線を合わせながら、催促するようになった。ちょうどパソコンのモニターの延長上に見える位置なので、なるべく目を合わせないように努力するのだが…。
お外、まだ寒いやろ。
あたしの言うことはきいてくれないのに、ブログの写真は撮るのかにゃ?ぷいっ★
まあ、いいやん、色んな写真あった方が・・・。こっち向いてよぉ。
足元でバタバタ(→★ )もかわいいのだが、目の前でふくれっつらもなかなかのもので、無視するのが難しい。










