副会長に村井宗明衆議院議員(民主党)、会長に長島忠美衆議院議員(自民党)が引き続き務めることになりました。
総会の後、約5時間の研修会を開催しました。そこで、辻元清美首相補佐官(災害ボランティア担当)にも来ていただき、意見交換をさせていただきました。辻元首相補佐官からは「これまで、ボランティアと行政はぶつかり合うことがあった。そこで、震災ボランティア連絡室をつくり、問い合わせや支援の窓口を一本化した。行政・ボランティア・自衛隊などの調整連絡会をつくった。」「自立を助けるためのキャッシュフォーワークのために、仕事プロジェクトとして被災者雇用500億円の枠をつくった。」「JC、連合、JAなどをまわってボランティアを集めたり、緊急車両通行証の発行をおこなった。」などと取り組みの説明をしていただきました。
会場からは、震災ボランティアは手続きをすれば、全国どこでも高速無料になるという制度やJRの帰りが半額になる制度について、「社会福祉協議会が主体のボランティアセンターでは発行されるが、NPOが主体のボランティアセンターでは発行されていないところもある。制度の改善を求める。」という意見などが出されて、今後の対応をすることになりました。さらに、社協とNPOそれぞれのボランティアコーディネーター力の強化も含めた課題などが議論されました。
その後、原子力安全・保安院等と議員団で福島第一原発の安定化と非難者支援に向けた意見交換会などがされました。