監督と宇宙人 その4 やさしい娘
「監督! これおねがいします。」「わーっ。入会申込書かあ。」「受付できのうもらいました。」「見せて 登録フォームを」「保護者のところだけど お父さんの名前「ちち」お母さんの名前「はは」か・・・」「なにかおかしいか?」「いや。エリアンの書いている通りだよ。正しいよ。」「住所がすごいな。バラ星雲のロゼッタ星か。エリアン、きっと遠くから来てくれたんだなあ・・何光年離れているの?」「5000光年です。」「光の速さで5000年だよなあ、確か太陽まで8分だからなあ、光は。それで5000年とはねえ。ふーっ」エリアンはにっこりうなずいた。入会申込書のミミズが張ったみたいな字をみていて監督の涙がポツリとおちた。「一生懸命とはこういうことだなあ・・」と感動しちゃった。エリアンは机に上に置いてあるティッシュの箱をさしだして「監督,顔から水がでている。ふけ」「おう。ありがとう」「おうじゃない!ハイだ。」「はい!どうもありがとう。グシュン」そう言ってティ ッシュで顔と鼻の水をふいた。それからエリアンをハグした。エリアンは監督の背中をとんとんしてくれた。どっちが監督かわからないなあ・・・エリアンはやさしい娘(宇宙人)だ。この子がいつか地球を去る。そう思うと涙がとまらなくなっちゃった。To be continued