中学の英語の答案をみていると・・・・
△がおおいなあ。教師は「惜しいねえ。頑張って!」のつもりだろうが、ちょっとかんがえれば逆効果だとおもうけれどなあ。入試に△などない。△は厳密にいえばincomplete、つまり✕だ。

娘の数学の出来の悪さに困り果てて相談にきた親がこういう話をした。
「小学校のとき、いつも90点ばかりで花丸がついて、先生から面談の時や家庭訪問のときにすごい、がんばっているとかなんとかいいことばかり聞かされていたのに・・・なんか変な感じがします。」
お勉強の不出来をいわないできれいごとで済ませてはいけないねえ。こういうケースがおおいんだよなあ。まともに受けてしまう親もすこししっかりしないとねえ。

レインボーの生徒からよく「学校では習いませんでした」とか「レインボーと全然ちがうこといわれました」とか生徒がいってくるけれど、まあいろんなケースがあるから一概にはいえないが、一つ言えることは小学生の教師は中学の教科書を見たことないだろうなあ。中学の教師は高校の英語をほとんど把握していないだろう。高校の教師も逆に中学の内容など目にも留めていないだろう。おかしな話だなあ。

連動してじっくり学びを築きあげないといけないのにどうしてこういう状況がつづくのかなあ。中高一貫はその点統一されているからましかもしれないけれど受験に特化しすぎるとずれてしまう。

お勉強は「覚えなさい」だけではだめだけど、大切なことは「基礎の構築」すなわち、ゆっくりしっかり昔よく言った読み書きそろばんの理解をつみあげさせることが大切。そのいみで6・3・3と12年間が連動すると国語も数学も英語も理科もおおきなことがなせるけれどねえ。それができたためしがないどころか劣化しているものねえ・・教育って大変だ。

一つやるほうほうがあるなあ。
家庭だろうなあ・・・・・・やっぱり親だよ。何事もね。そばについているかどうかだ。
それともっとおやはお勉強や学力や将来の方向性のことを小学のころから担任と話しこまないと。プロに相談しないと。プロなんだから。何千人もみてきてるんだから。そういう事で教師が忙しくなるのが本道じゃないか

                                   監督