君が真剣に勉強をはじめたら気づくことだが、まじめにしっかりやろうとすればするほど立ち止まったり、考えたり、見直したり、迷ったりする。だから時間がかかる。それでも負けずに続けられるかどうかなのさ。それができれば大きな差がついている。つまり中々真剣な学びをつづけられないことが最大の問題でもしやり続けられれば誰でもそれなりに結果がついてくるというこではないかなあ。

 高3の秋になるとそこにあせりがでるから厄介だ。出来る限り努力をぶれずにひたすら続けられるかる否かということにつきるかな。

 いい問題集とか評判の本とか買ってもねえ、ここからなんだけれど、たった1冊やりきるのに実はどれだけ時間がかかるか意識できているかな。いやそもそもお勉強をしてきた経験が乏しいからそれがみえないだろうなあ。だからバカなタイトルをつけて次から次に本が売れていく。レインボーでもたとえば文法の問題集1冊(たった数百問)をすべてやりきるのに数十時間かかるんだよ。生徒たちも大変だけど監督も声をからして説明する。そして1回目が終わると即復習の2回目にはいっていく。それでも十分といえないんだよ。繰り返し繰り返し理屈と暗記で固めないといけないから。お話にならない位レベルも低いしね。六高に限ったはなしじゃないよ。KJだってパッとしないよ。

 お勉強は真剣にやろうとすればするほど大変で時間もかかるのよ。それを3年になって知るという現実は余りにもお粗末だけれど、それさえ知らずに休みもなく部活や運動会の練習に精を出しているとすればきっとお勉強の神様が君にそっぽを向くだろう。「退場せい!大学受験から」としかられちゃうよ。
だって時間がかかるんだもの。お勉強は!  
監督

運動会 高3だから頑張ろう?