監督の家では妻と子供の会話がわからないことが多い
うちの家では妻と子供は英語で話す。監督と子供は日本語で話す。幼いころ、息子は夢の中で話している言葉でさえ英語の日と日本語の日があったな。当時、監督はわざと英語で話しかけたことがあったけれど, たとえGood morningと声をかけてもたどたどしい日本語で「パパ おはよう」といって1度も英語で話したことはなかった。この間、夜中の12時ころ帰宅したらスカイプで妻とアメリカに住む息子が話をしていた。音声ははっきりしているが何を話しているのかわからない。2人のネイティブの早くて意味不明の英語についていけない。監督が突然「元気そうだな コンサートうまくいっているか」と口をはさむと、日本語で「はい順調です。とても楽しみ。」と日本語で答える。妻が英語で話を続ければ、即英語に切り替わり何を言っているのかわからなくなる。バイリンガル児の頭の中はどうなっているのだろうか。生まれてこのかた親相手でさえ2か国語ではなさないといけない。幼稚園のころ、たまたま監督が迎えに行ったとき、先生が「ママおそいわね・・どうしたのかしら」と言ったら、息子は「今日はお父さんが迎えに来るの。」と答えるのが下駄箱のところで聞こえた。「ああこいつ、パパと言わずに相手が日本人だからお父さんと訳したんだ。」と思ってすこし辛くなったことを思い出す。本人は当たり前だろうがバイリンガルキッドはつくづく大変だと思う。監督