食物アレルギーを皮膚のケアで予防する研究 | アレルギーで家族をつなぐ~実践っ!岡夫婦の食物アレルギー体験レポート~

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written by パパ
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世界中で注目をされている食物アレルギーへの対応。
研究が進んできたことにより、効果的な治療法や予防法
学会発表されてきています。

卵アレルギーに対する予防研究について紹介した記事はこちらから

今後の研究が進んでいけば、
より効果的な方法や様々なアレルゲンへの予防対応なども
解明されてくるかもしれません。

実は、この予防に関する研究にて
予防効果を確認する上で、とても重要なことがあります。

それは、『皮膚のケア』です。

 



近年解明されてきた食物アレルギー発症のメカニズムのひとつに
「口から入ったアレルゲンに対しては免疫・耐性を作るのに対し、
 皮膚から侵入したアレルゲンに対しては炎症を促進し、
 アレルギー疾患の発症と増悪を起こす」
ことが分かってきました。

上記にて紹介した予防法の研究では、
皮膚からアレルゲン浸入が無いように、徹底したアトピー性皮膚炎治療
行われています。

この「皮膚のケア」によって、

食物アレルギーを予防する臨床研究
国立成育医療研究センターのアレルギー科医長:大矢幸弘氏らが
新年度から始めるということです。

これは、先述した『食物アレルギー発症のメカニズム』として
『皮膚の防御機能の低下』が注目されており、
弱った皮膚を守ることで食物アレルギーの

発症を減らそうとする試みです。


臨床研究では、生後2~3か月のアトピー性皮膚炎の乳児650人を
2グループに分けて調査を行います。


①炎症を抑えるステロイドを最初から塗り早期に湿疹をなくすグループ
②主に保湿剤で徐々に湿疹をなくすグループ


数か月後に卵を食べさせアレルギーの発症割合を比べるということです。


食物アレルギーを予防するために適切な皮膚ケア
一体どのようなものなのかは、まだ確立されていないとのことです。


この研究によって効果的な皮膚ケア方法が確立されることで、
食物アレルギーを予防できる可能性が高くなることを期待しています。

 

記事参照元:

YOMIURI ONLINEはこちらから

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