はち切れない思いと愛情で一杯なのに、
全くメッセージを送れない自分。
10日前の誕生日も彼を放ったらかしにしたし、
これでもかというくらい、誘いを断り続けている。
ありもしないクラウディオの関係に身を潜め、
クラウディオに「安心」を求める一方、ルーチョに刺激を求めることで、自分の人生を安定させようとする。
…れっきとした、不倫だ。
そんな状況に自分を持っていくと、人生からたちまち「幸せ」は消滅し、
罪悪感と、数多くの言い訳と嘘、そして孤独感は毎日募っていく。
唯一の希望は、自分が6年前からせっせと投資してきた「工房」
無事に工房が立ち上がれば、奇妙なクラウディオとの同棲生活は終了し、
女性として「自立」した姿を世間に振る舞うことはできるのだろう。
しかし、それが「自立」と呼べるものではないのは自分ではよく知っている。
ただの「迷惑」というものだろう。
工房場の決定は、27日。
引越しして、一人で寝るベッドで、思いを寄せるのは、ルーチョでも、クラウディオでもなく、やはり生んでくれた父のこと
まためちゃめちゃな文章でした
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登場人物の説明です
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ニコレッタの演奏。よかったらどうぞ。
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バツイチ。
薬剤師の息子。
パリと、Pugliaというイタリアの大学で育った彼。
ありとあらゆる(おそらく500人以上)女性と寝続け、
なぜかニコレッタにたどり着いた。
息子はニコレッタの元音楽生徒。
同居人でもあるので、ニコレッタの壮絶な、公式不倫が始まる。