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今日はちょっとした主婦あるあるを語ろうと思う。

 

 

私は、こう見えて家事もちゃんとする。

 

毎日掃除機をかけて、毎日3回以上洗濯機を回す。

 

 

そのうちの1回は彼が回してくれたりするのだけど

 

彼は、私服を洗濯するとき、なぜか裏返して洗うのだ。

 

 

 

前に、友達でも裏返して洗う子がいて

 

しかも裏返したまま着てしまっている子もいて

 

「なんでそうなるんだろ?」と思ったことがあった。

 

 

こういう人って、心理的には

 

外気より自分の皮脂の方が汚いと

 

思っているということだろうか?

 

 

 

彼に聞いてみたところ

 

裏返す理由は、どうやら汗や皮脂を洗いたいと同時に

 

洋服の表面の質感?”質感って何?とか思ったけど”

 

を壊したくないらしい。

 

 

 

しかも「外気には触れないから・・・」

 

とも言っていて

 

私はどちらかと言えば

 

外気であるタバコや煙の方が汚くて

 

自分の肌の方が綺麗♡と

 

思っているナルシスト派だったので

 

またしても考え方の違いが面白いなぁとか思った。

 

 

 

でも彼のいうことも分かるので

 

”洋服を裏返す理由”については、納得した。

 

 

 

 

 

がしかし!

 

 

 

 

どんなに納得したとしても

 

いざ洗濯物を干そうというときに

 

裏返しにされた洋服が数枚出てくると

 

 

 

 

「めっちゃめんどい!!なんで裏返すの!

 

汚れ防止に皮脂を潰してくれ!!」

 

 

などと理不尽かつ、狂気な自分が登場するのだ。

 

 

 

濡れた衣類をひっくり返すのは

 

重たいし、手も濡れるし、時間もかかるし、

 

スピーディーに家事を終えたい私には苦痛でしかない。

 

 

 

これが毎日なんてストレス度アップ。

 

 

 

 

なので私はストレスを回避しようと

 

”裏返したまま干す”という

 

セコイことをしようと思いついた。

 

 

 

しかも彼に突っ込まれたら

 

「あ!気づかなかった〜♡てへぺろ」

 

と誤魔化す言い訳まで考えて。

 

 

 

 

がしかし、いざ裏返したまま干そうとすると

 

不安感がふつふつと芽生え

 

「この素材の裏表は、誰か見ても分かるよね…」

 

とか

 

「柄が表にあるのに、気づかないなんてないよね…」

 

 

とか嘘がバレてしまわないかに気を使い始め

 

洋服を要チェックすることに神経と時間を使いすぎて

 

さっさと裏返した方が早いんじゃないのか?

 

という展開になる。

 

 

自分のビビリ具合にもウンザリだ。

 

 

 

”なので、最近は黙ってストレスを感じながら裏返している”

 

 

 

 

私もそうだが

 

主婦がイライラするポイントって

 

そこだけを切り取ると

 

”大したことないでしょ?”と思われがち。

 

 

 

 

 我が家の母も昔はそうだった。

 

 

 

 

ご飯を食べた後に、お茶碗を水に浸していないと

 

お茶碗がカッピカピになり

 

切れた母は、私がいるところまでドシドシやってきて

 

「もう!!米粒取れないやん!!」

 

とわざわざ怒っていた。

 

 

私は、"水に浸しておけばいいやん!なんでそんな全力で怒るの?!と思ったのを覚えている。

 

 

 

 

他にも、

 

私が母の掃除を邪魔する悪さをした時は、

 

掃除機の吸引部を私に向けるようにして追いかけてきて

 

「こんちくしょー!いい加減にしろ!髪の毛引っこ抜くぞ!」

 

 

 

と世にも恐ろしいセリフを吐きながら

 

怒っていたこともあった。

 

 

 

私はその時幼かったが

 

いつもは、まぁまぁ品のある母だったので

 

"今の母は冷静になれないほど、ストレスがやばい状況"

 

とだけは分かった。

 

 

 

 

…とまぁ、そんな感じで

 

主婦の怒りをピンポイントで取り上げると

 

”短気なの?”というような出来事だが、

 

 

主婦がイラっとするのは

 

他にも細かな家事を毎日永遠にこなすことで

 

徐々にストレスが溜まっていき

 

 

早く終わらせたいにも関わらず

 

やらなくてもいい”手間のかかる出来事”に出会うから

 

これまで蓄積したストレスが

 

爆発してしまうのだと思う。

 

 

 

 

 

やることも大してない毎日だったら

 

ちょっと米粒が固まっていても

 

”いいのよこのくらい〜♡”

 

と優しい微笑みを絶やさないようにできるはずだ。

 

 

 

…と、自分のストレスをも正当化している

 

主婦の顔を持った私がここにいるが…。

 

 

 

 

 

 

しかも、男性ってチョロっと

 

家事を手伝ってくれたとしても

 

「はぁ疲れた」

 

みたいな雰囲気を出すから

 

”私はいっつもそれやってるのよ!

 

ため息つくなら私がやるよ”

 

とか思ってしまうんじゃないだろうか?

 

 

 

 

我が家の旦那さんは

 

大いに家事を手伝ってくれる優しい人だから

 

その辺の気苦労はないのだけど

 

それでもやっぱり

 

ほとんど家にいるのは私であり

 

主婦の大変さは毎日感じる。

 

 

 

 

とくに愛犬が2匹になってからは

 

私の仕事は"排泄処理班のリーダー"と化した。

 

 

 

毎日毎日おしっこを拭き、

 

吹いてる最中にもおしっこをされ

 

しまいには一昨日は、

 

おしっこに見せかけた下○だった。

 

 

 

"…勘弁して"

 

 

 

 

怒りを通り越し笑いが込み上げる。

 

 

 

 

それでもやめないのは

 

主婦だからだと思う。

 

 

 

 

最後になるが、こういうことを書くと

 

仕事の方が楽だと主張してるようだが

 

仕事ももちろん、それぞれの業種により

 

異なったストレスがあると思う。

 

 

 

全ては裏と表がセットなんだから。

 

 

 

 

だから私は明日から

 

彼の裏返った洋服を見つけたら

 

”お互いに頑張りましょう”と

 

労いながら表に戻す…という作業をやっていきたい。

 

 

 

 

 

 

 

***おしまい***

 

 

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