量子場師のむかえです
（心屋マスター２９期 かのマス卒業）
☆前者・後者って？
⇒『■【永久保存版・全体概要】前者後者は世界を救う?!前者後者ってなんだ？』
（by 心屋仁之助さん）
☆私の記事はこちら＾＾
⇒『前者後者の過去記事一覧』
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前者後者を書き始めてた頃から書きたかったことなんですが
社会で後者が果たしてる（果たせる）最も大きな役割って、
これではないかと思うのですよね。
前者後者の仕組みの差は、何度も書いているように
「意識の基本所在地」が陸上にあるか水中（ひっこんだどこか）にあるか、です。
この構造の差が、認知や行動や考え方、特性の差を生んでいます。
（わたしはそれをせっせと言語化してるわけですが）
で、前者さんて、意識が常に陸上にあって、
そしてこういう↓世界観の中に生きているわけですよ。
人と人がつながりあって意図や感情や行為や情報を交流・交換していて、
自分はそのネットワークの一部、というのが「当たり前」の感覚。
（ラインをオフにすることはできるけど、オフの方が一時的）
ちなみに後者はこう。
それぞれが独立していて、交流は一時的な共有ゾーンの形成や、
独立国家の国家交流みたいな感じ。
そこにですね、更に前回の記事で前者さんの特徴のひとつ、
「前者は感情を自動解消できない」（なので放りこんでおく箱がある）
という話を加えると、
社会全体で（あるいはそれぞれの社会集団で）
こんな仕組みになってるのでは、というある絵が浮かびあがる気がします。
何かというと、前者さんだけの世界では、たぶん、
負の感情や特に悪意の連鎖が終わらないのです。
なぜなら、前者さんには「リセット機能」がついていないし、
ネットワークが良くも悪くも常時接続してるからです。
そして他人に常に「意図」があると思っているので（自分がそうだから）、他人の言動に不快を感じたときに、そこに相手の意図を想像（創造）して、被害意識や非難の感情を更に上乗せさせがちな傾向も持っています。
※注
感情と悪意は、つながってることも多いですが別の物です。
例えば怒りや悲しみは純粋な感情ですが、
悪意はこちらの害意（攻撃・非難・侮辱・嘲笑・・・etc)を相手に受け取らせたり感じさせようとする「意図」です。
前者後者問わず、一般的に負の感情や悪意の処理方法は３つあります。
①自分の中にため込む。
②人（何か）にぶつける （与えてきた相手に打ち返せればベスト）
③何かで発散する （代表例；酒飲んで愚痴る・井戸端会議・運動）
です。
ただ、②も③も所詮一時的なガス抜きですので、
本丸にやり返すなり、自分や状況が変化しない限りどんどん溜まっていきますし、
そうすると①のキャパがいっぱいになってきて②と③のペースが速くなっていきます。
そして当たり前ですが②人にぶつけた悪意はまた他の誰かが
①溜めるか ②また更に他にぶつけるか ③何かで発散するか
することになります。
そしてそれが延々と社会集団の中で繰り返されます。
（前者さん的な世界観の中では、このネットワークの中で発生したものは、誰かが抱えて死ぬまで基本的にどこにも消えていきません。）
私が思うに、こういった負の感情や悪意といったストレスは
「その社会集団の飽和量」というのがあるんだろうと思うのです。
集団は家族とか会社とか国家でもなんでもそうで、
あるコミュニティ内の限界飽和量というのが恐らくあるんです。
これが限界を超えた時にそのコミュニティが破たんするか、
外に向かって暴発します。
飽和してきた時の兆候として、
こういう悪意や感情がどこに押しやられてどういう形で発現するかというと
恐らく、この３つに向かうだろうなと思っています。
①病気 （我慢し続けた人間が抱えきれなくなる)
死ぬ、あるいは職場なら退職・休業することで溜めてたものごとネットワークから消える
②犯罪 （暴力的な形で外に向かって爆発する）
③子供（一番弱いところに向かう／そして次世代に向かって継承・再生産される）
ぶつけ先は基本的に遠慮しなくていい人・・・信頼してる相手か、自分より弱い相手に向かうので、社会全体で見れば最終的には子供に回る。
（そこにいかなかった分が①、②といえる）
例えば、会社でも、うつ病で休業とか退職者が多かったりするのって、
その職場が飽和量に達してきている兆候、ともいえるんじゃないかと思います。
（人員を入れ替えられている限りは、都度ゴミ捨て処理してるようなものなので、維持は可能ですが）
※飽和に達する原因は内部だけにあるのじゃなくて、
不況とか飢饉とか戦争とかその時の社会全体が持ってるベースストレスにもかなり左右されます
でもここにもう一つ、こういった感情の行き着く先があります。
それが、後者です。
まあ、後者と言っても色んなひとがいますが、
少なくとも後者性を全く否定してない素直な後者さん・・・・
「スーパー後者」と仮に呼びましょうか。
悪意や負の感情を向けられた時にどうなるでしょうか？
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
①スルー（気づかない）
そもそも相手に「意図がある」という前提をもってないので、
そういう意識を特にもってなければ気づかない。
（自分がそうじゃないから/別にしたいことしてるだけだから）
②ノーダメージ
自分にとってどうでもいいことはどうでもいい。
気にならないものに関しては全く気にならない。
（どうでもよくないことは別）
③（ダメージがあっても）特には意識が向かない
・ なぜならまずHPが高い（ダメージがあっても致命傷にならない）
・ 一度にふたつのことに意識が向けられない（そして興味があること優先）
・ わりと日常茶飯事なので、いちいち気にしてない
④回復（立ち直り）が早い
前者さんは持ってないんですが
後者は「自分の世界」にｍｙ回復ピットをもってますので、
イメージこんな感じ
そこでじーっとしてれば（寝るのも含めて）その内回復して元気になります。
⑤すぐ忘れる
パターンは２つで、
・他のことに気を取られた瞬間にどっかいって見失う（注意が向かなくなるから）
・自分の世界（水中）に行ってる間に分解されて消える
なんというか、「他人に対する負の感情」の持続力がないんですよね
（自分に対しては別）
もちろん、継続的に繰り返されてる状況の渦中にいたり、
”よっぽどのこと”とか、
子供の頃にショックで握りしめちゃって放し方がわからなくなってる（握ってることも忘れてる）という場合は別ですがー。
基本的には後者は、
自分で逃げたり消えないように意識して頑張ってないと
他人に対しての負の感情は、大体消えてっちゃうんですよ。
まあ、忘れちゃうの悔しいんで頑張るし、
負の感情はパワーがあっていい燃料になるんで頑張って握るのも悪くはないんですけど。
※
ちなみに私も「この気持ちを忘れないために体のどこかに傷でもつけて刻んでやれ」
とか中二なこと考えたこともありますが
「・・・いやいやなんで、その当のむかつく相手のために私が自分の体に傷をつけねばならんのだ」
という健全な考えが冷静に浮かぶ＆そしてやっぱりすぐどっかへいくので、ある日諦めました。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
どうでしょうか。
まさに悪意の空気清浄機。
わたしは後者は前者（が気づかないところでやってくれてることやそこに添えられてる気持ち）に「感謝が足りない」と思ってますし、よく書いてますが、
前者は後者（のありようと果たしてる役割）に「敬意が足りない」と思います(￣ー￣）
まあ、さすがに後者といえども不死身じゃないんで
１００でぶつけられたら、大体３～２０くらいは残りますし
（ただし＋運動とか何か気晴らしすれば自浄が追いつくことが多い）
あと後者のこの態度にイラッときて
再生産される負の感情や悪意もあるだろうと思いますが
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悪意１００ ⇒後者に 残３～２０
⇒ぶつけた方の再生産 ＋３０～７０（最終的に）
世の中から消える悪意の量 ▲６７～▲１０
ーーーーーーーーーーーー
まあ、ケースバイケースでしょうが、
これくらいの効果はあるんじゃないでしょうか。
（とはいえずーっと使用してますと段々傷んできたり、同じ場所に負荷がかかって破損したり、フィルターが詰まったりしますのでそういう時はお手入れしてあげてください。ちょっとのことで回復しますし、バージョンアップしますんで。）
・・・・といっても、
これはわりと素直な後者さんの場合であって、
後者は後者でも
自分の後者性を否定して無理して生きてたり、古い恨みや拗ねがあったりすると、
フィルターを目詰まりさせて、逆に埃や煙を排出しちゃってることも多いです。
せっかくの、この本来後者が持っている最大の良さが発揮されないので
もったいなあと思うのですけどね。
（人の役に立つ、という意味なら本来これが一番「役に立っ」てる）
これなんかは、前者ぶる後者が現在進行形で加速させてる大迷惑な悪意の例ですね。
あと、後者は自分に対しての感情は引きずることが多いので、
後者は自分で自分を責めてるかどうかが最大のポイントになります。
（きっかけが他人からの責めだったとしても）
そして前者だろうが後者だろうが、そういう感情は発生してくるもので
（後者は人から回ってきた分は解消しても自分で製造する分はある）
でもそもそもそういう感情や意図が発生してくる大元は
それぞれの子供時代や成長期に味わった悲しみや口惜しさ・・・
そうして握りしめた
「思いこみ」「パターン（防御反応）」「セルフイメージ」「どうせ・・という拗ね」
が、何度も何度も再反応しているのです。
（これに関しては仁さんのブログや本、心屋門派の皆さまの記事をご参考くださいな）
世界には、誰かが始めた悪意がまだまだ巡り続けているわけですが、
その最初にあったのは、
自分のために、大事な人のために何もできなかった無力な「子供」の悲しさだったのかもしれません。
で、別にこの悪意をゼロにしようとしなくていいんです。
人間はそんな完璧な存在じゃありません。
1人で抱えずに人にぶつけたっていいし、
まだまだ「お互いさま」で回していけばいい。
でもそれぞれが自分の中にある古い怒りや悲しみを手放していった時に
社会に巡る悪意の総量が段々と減っていくし、その回転もどんどん緩やかになっていくのだと思います。
そしてそれを先にやれるのは、後者なのです。
そして、後者さんたちへ。
私も後者なのでわかります。
後者だってそれぞれに悲しみや口惜しさや、
ぶち切れて怒ることも、傷つくことも当然あるし、それぞれに急所もあったりしますよね。
そしてダメージを喰らえば決して「痛くない」わけじゃない。
でもHPが高い＆生身の防御力がそれなりにある＆回復が早い
そして日常的に「痛い」目に遭うからわざわざ気にして生きてないだけで。
（そして後者がダメージを気にして生きたら、余計なことにエネルギーとられる上に非常に行動範囲が狭くなる）
でもそんな痛みさえ、放っておいたら私たちは忘れられるし、忘れちゃう。
・・・・でもそうやって忘れていったら、
私が痛かった、という事実はどこへいっちゃうのか。
感じたその痛みは決して「なかった」わけじゃないのに。
理不尽に与えられただろう痛みであっても、そう言い切ることもできず、自分を疑いながら傷ついた数々を
「平気だろう」と他人にも、自分にさえも”処理”されたら、あまりにその時の自分が悲しい。
前者後者の話が出る前、後者の方々の最大の苦しさは、
自分に何が起こってるか、自分がどう苦しんでるかを言語化できなかったことですよね。
そしてこういうこと（『後者チェックシート』）が起こるのが”なぜなのか”がわからない。
（努力も注意もしてるつもりだし思いやりだってあるし頭が悪いわけでもない）
だけど誰もそれについて、ちゃんと納得いく形で語ってくれてない。
（”病気”や”障害”としてなら近いことを語られていても）
心の問題だといわれても、その通りかもしれないけど、
どうしても本当にそれだけなのか割り切れない疑問が、経験がある。
確かに手放せばいいのかもしれない。
それで終わるのかもしれない。
でも自分がこだわるのをやめてしまったら、
それまで感じてきた全てが誰の目からもないものにされてしまう、
「ただ私の感じ方の問題なんだ」という形で永遠に葬られる。
それにどうしても納得をつけることができない。
私が最初に前者後者の記事を発信した時、
後者さんが長年抱いていただろう”疑問”の答えが出せたと思ったし
それを知ることで、どれだけの後者が解放されるだろう、と思ったし今も思ってます。
（だから広まってほしい）
そして自分の感じてきたことが言語化されて共有されているのを見た時、
その内容なんかもう後で覚えてなくても、
「ああ、私の感じてたことは言葉にされて理解されてる。」
と知っただけで、手放せることが沢山あるのも知っているのです。
そのための言語化は、これからもぼちぼちやっていきますので、
「もうここらへんでいいや」と思えたら
どんどん手放していってみてください。
それが世の中を幸福にするし、
そしてもう一度言いますが、それを先にできるのは後者なのです。
前者後者座談会 VOL５
（with ともぴ＆ちづちゃん ）
今回のテーマは 『パートナーシップ
』
日時； 11/27 (日) 10:00～13:00
場所： 馬喰町（馬喰横山/東日本橋）駅
金額： 8000円
定員： 20名くらい
ゲスト協力；『脱ぐ、心理コンサルティング』 朝見真美（マミリン）
ご希望者は、終わった後ランチ会いたしましょう～
（別途会費あり）
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■前者後者の過去記事一覧
⇒ http://ameblo.jp/mukae-443/entry-12197146742.html
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