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元jw3世の部屋

jw3世が「世」に出て考えるいろいろなこと。

数週間前にインフルエンザにかかりまして、しばらく寝込んでおりました。
もちろん今は完治してバイトも行っておりまする。
 
で、熱で倒れてる時には学校の友達に助けられました。
パンとゼリーを差し入れてくれたり、大丈夫か?とLINEしてくれたり。
 
「がんばってコンビニに食料を買いに行ったぜ」みたいなことをTwitterで呟いてたら、
「そういう時は俺に言えよ、買ってきてやるから」って言ってくれる友達もいて。
 
JW現役時代に思ってた「世の人」像がいかに間違ってたかを改めて実感しましたね~。
「世の中は冷たい、愛が冷えた世」とかって意識を組織の中で植え付けられてきたので、
「なんだ、みんな優しいじゃん・・・・」って感じ。
ほんとに感謝です。
 
自然消滅真っ最中の不活発JWですけど、いまのところ普通に幸せに生きれてます。
 
24日の夜は彼女とイルミネーションを見に行きました……、なーんて奇跡は起こりませんでしたが、学校の友人たち男4人で楽しく過ごしました。

いつものように酒飲んでピザ食べてとりとめのないことをしゃべっただけですけどね。特別だったのはスーパーでバイトしてるやつがケーキを買ってきてたこと。おいしくいただきました。

大学に入ってから、本音を話せる友人ができたことが一番大きな変化です。会衆の若い兄弟もかわいがってくれたけど、「俺最近、統治隊がウソつきなんじゃないかと思ってるんすよ〜」とか言えないですからね〜。

彼女はいなくとも、充実したクリスマスでしたよっと。

最近607年問題がホットなので少しだけ。

 

 

 

 

なぜエルサレム607年陥落がおかしいかを説明しても、「僕の信仰は年代計算に頼っているわけではない」と答えた現役の友人に言いたいことがある。Tくん、君です。

 

エホバの証人の教理として一番特徴的なのって、キリストが天に王国を樹立したっていわれてる「1914年」だよね?

 

その1914年を導き出すのには「紀元前607年」って年号が必要不可欠なのは分かってるはず。じゃあその607年ってめちゃくちゃ重要なんじゃないの?どうして、「仮に間違っててもいつか正される」なんて悠長に言えるの?組織が間違ってたら、自分のこれまでしてきたことが全部間違ってたってことになるから認めたくないの?

 

君は僕よりイケメンだし、人当たりがいいし、年下なのに精神年齢が高いし、雄弁だよね。

 

その素質、能力、若さ。新興宗教なんかに投じるにはもったいないよ。

 

今は開拓やってる20代30代の兄弟たちがキラキラしてるように見えるかもしれないけど、自分がしたいのは何なのかもう一度考え直してほしいと思う。その先に、本当に「救い」なんてあるんだろうか。

 

「ハルマゲドンで学校の友達が死ぬのはいやだ」って小さい頃君だって言ってたじゃないか。

自分に従わないからって理由で君の友達を殺すような神に、君は本当に仕えたいと思うの?

そんな神に、本当に従うべきだと思うの?

最近は自分がJWだったってことを意識せずに生きていけてる。
だけどたまに、「ああ、そういえば」って思いだしちゃう時があって。
集会に行かなくなったくらいで自然消滅できた気になってた自分が甘かった。


大学に移動献血車が来てて、友達数人と暇だから献血でもしようかって話になった。

ちょっと戸惑った自分がいた。
こっちに来てからは全く集会に行ってないから誰にバレるわけでもないし、献血が悪いことなわけがないのに。

だけど、「JWから自分の心を離れさせるための儀式」って思って献血車の中に入った。

献血自体は思ってたより簡単だった。
採血の針が太くてびっくりしたけど。
ジュースも3本くらい飲めたし、帰りに歯磨き粉みたいなのをもらった。

だけど終わった後になんとなく罪悪感がわいてきた。
「血の神聖さ」を汚す行為に加担したんじゃないか、みたいな。


結局のところ今の僕は、体はJWから離れても心の中は囚われてる状態なのだと思う。

だから「JWから自分の心を離れさせるための儀式」をたくさん自分に課していきたい。
その度に罪悪感を感じて、その罪悪感を乗り越えたところに心の解放があるんじゃないだろうか。

誕生日が来て20歳になったら、タバコを吸っている友人に1本もらってみようと思う。

ブログを更新しないって前に書いたけど、あたりまえだけどまだまだ気持ちの整理ができていない部分もあるので何か思うことがあれば更新しようと思います。

他地方の私立大学から授業料分の奨学金をもらえることになったので、そっちに行くことにしました。まあ国立の二次も合格したら自信にもなるので受けるだけ受けてきます。

親ともいろいろ話しました。
自分の中で整理はついているのでここに書くのはやめておきますが、改めて自分と親との乖離を実感しました。「自己犠牲」に縛られた生き方は本当に窮屈だと思います。
最終的には書類にハンコを押してもらえたので、とりあえずはよかったです。



親戚や会衆の兄弟姉妹の中には応援してくださる方もいて、本当に慰められました。
「他の子は親に学費を払ってもらって学校行くんだろうけど、ファイトは自分で稼いでえらいね」って。それが言ってもらいたかった。誰かに自分のがんばりを認めてほしかった。だって俺、がんばっただけじゃなくて結果も一応は出したんだもん・・・。「成績優秀者」だから「特別増額」の奨学金もらえるんだよ?国立だってA判定だよ?センター英語の点数、半年で2倍にしたよ?(それはもともとが雑魚すぎただけ)

「けどやっぱり、親にも褒めてほしかった・・・。」
正直なところの思いです。でもそれは届かない。届かないのが分かっててなお願ってしまう自分が嫌になる。
だから、これからの自分の生き方で認めさせるしかないのかな、と。
活発なエホバの証人じゃないけど、幸せだぜ!ってね。
少なくとも数年間は家族と会うことはないと思います。次に会う機会ができた時、「俺はこんなふうに生きてるんだ。幸せなんだ」って胸を張って言えるような強い生き方をしていたいです。

このブログも、自分の中で一定の役割を終えたと思います。
今後の更新はしません。これまでコメントやいいね!をありがとうございました。ほんと、こんな僕にかまってくださってありがとうございました。「反JW」というアイデンティティでここまでがんばれました。
冷たいようだけど外国で長老が幼児虐待しようが、どっかのえらい人が寄付金で老後の家を建てようが僕にはしったこっちゃない話ですし。これからどんなにWTの預言が外れてももう驚かないですし。反JWサイトを見るのもなかなか精神力を使うのです・・・。
自分がエホバの証人というめんどくさい新興宗教信者の家に生まれたという事実は消えないけど、これからはそれを忘れられるようにがんばります。あわよくば、人生の肥やしにしてやります。


JWとしての経験を笑いに変えられるような文章力・精神力がつけば、エホバの証人ネタも書くかもしれないです。


今まで本当にありがとうございました。