◆海外の何十カ国から選手たちが
日本に集まる五輪の方が

運動会よりもコロナの感染リスクが
はるかに高い。


●日本政府は、
なぜ、
オリンピックを中止にしないのか。

メンツで、オリンピックを
開催しようとするのか。

スポンサーに忖度して
開催しようとするのか。

オリンピックを中止にした場合の
賠償金を払うのが嫌だから、
開催しようとするのか。

じゃあ、人の命より
お金の方が大事なのか。

それとも、菅総理の
決断力のなさが、
オリンピックを中止に出来ないのか。

戦争で、オリンピックは
中止になったが、
病気で、オリンピックが
中止になったことは無い。

前例が無いから、
オリンピックを中止にしないのか。

それは、日本人お得意の
「前例主義」ですね。

前例が無ければ、
決断出来ないのか。

とにかく、今は、
戦争と同じぐらい
異常事態なのです。

今は、有事の状態なのです。


◆世界選手権は
「チャンピオン・シップ」と
言います。

しかし、
オリンピックは
「オリンピック・ゲーム」と
言います。

つまり、
オリンピックは
「チャンピオン・シップ」ではなく
「お祭り」なのです。

確かに、選手にとって
オリンピックは
スポーツイベントの頂点かもしれない。

しかし、
選手の命を危険にさらしてまで、
開催しなければいけないのか。




●「運動会はやらないのに、なんで五輪はやるの?」
小3の息子が泣きながら口にした一言


5/18(火) 20:22

配信

 新型コロナウイルスの感染拡大が収束しない中、
感染のリスクを抑えるため、
全国各地の小・中学校が
運動会の中止、延期を決めている。

 「息子は運動会を楽しみにしていました。

徒競走で『1等賞を取る』と張り切っていたけど
中止が決まり、家で泣いていました」――。

こう複雑な胸中を口にしたのは、
北海道在住で小3の男児を持つ父親だ。


■「子供でも不思議に思うことなのに」

 政府は東京、大阪、兵庫、京都の
4都府県に発令している
緊急事態宣言の期限を
2021年5月31日まで延長。

愛知、福岡を新たに対象地域に加えた。

 「まん延防止等重点措置」の
対象地域だった
北海道、岐阜県、三重県も
感染拡大の勢いが止まらないため、
政府は方針変更して
14日に3道県に緊急事態宣言を出した。

宣言地域を中心に、
運動会を断念する小・中学校は
少なくない。

 先述した北海道在住の父親は、
運動会中止に泣いた息子の話について、
こう続ける。

「東京五輪は開催すると
政府が発言しているニュースを見て、
息子に
『運動会はやらないのに、
なんで五輪はやるの?』
と聞かれて...。
  
  答えに窮しましたが
その通りですよね。

海外の何十カ国から選手たちが
日本に集まる五輪の方が

運動会よりもコロナの感染リスクが
はるかに高い。

子供でも不思議に思うことなのに、

政府は矛盾を感じないのでしょうか」


萩生田文科相も「運動会問題」にコメント

 海外のトップアスリートが東京五輪の出場辞退を発表する中、

男子テニスの日本のエース・錦織圭も
5月10日に開催されたイタリア国際1回戦の試合後の会見で、

「死人が出てまでも
行われることではないと思うので。

究極的には1人もコロナの患者が出ない時に

やるべきかなとは思います」

と五輪の開催を疑問視。

この発言は海外メディアでも
大きく取り上げられた。

「コロナ禍で国民が様々な我慢を
強いられる中、
東京五輪だけが
開催されることに違和感を持つ人たちは
多い。

アスリートも
今は五輪での目標を
言えない状況になっている。

気になるのは政府の対応です。

菅首相は
『安全、安心の大会実現は可能』と
発言していますが、

その根拠を何も示していない。

これでは国民が不信感を抱くのは当然です」

(一般紙の政治部記者)


 運動会が中止になり、
東京五輪は開催される。

この現実に違和感を抱くのは
決して不思議ではないだろう。

 なお、萩生田光一文部科学相は
5月18日の閣議後会見で、
緊急事態宣言下における
小中学校などの運動会について、
中止するのではなく、
感染対策などを工夫して実施する可能性を
探ってほしい、と話している。

最終更新:5/18(火) 20:22
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