他者から
愛されるためには、
そして世界からの愛を
受け取るためには、
なにより先に、
「自愛」が必要
なのだと思う。
自分を愛し、許し、
自分からの愛を
受け取れなければ、
なかなか
自分の外側にある愛にも
気づけないんじゃないかな。
私はね。
かなり長い間、
自分の内側や感覚を
じっっっっっくり
見続けてきた。
もう嫌だってほどにね
そして少しずつ、
自分に許可を出してきた。
誰かからの
許しじゃなくて、
自分が
自分に出す許可。
情けなくてもいいよ。
完璧じゃなくてもいいよ。
周りの人みたいに
なれなくてもいいよ。
うまく働けなくても
いいんだよ。
わがままだって
いいんだよ。
無責任だって
いいんだよ。
わからなくたって
いいんだよ。
誰かを恨んでもいいよ。
他人に嫉妬してもいいよ。
怒ってもいいよ。
泣いてもいいよ。
そしてようやく、
ここまできたの。
たくさん幸せに
なっていいよ。
自分の幸せを
貫いていいんだよ。
たくさん愛を
受けとってもいいよ。
自分のままで
愛されていいんだよ。
ここまで
これてやっと、
最強な気分になった。笑
でね。
こうしてじっくり
自分を許して、
自分で自分に
たくさん与えた。
現実的にも、
欲しいものを惜しみなく
買ってあげたり、
手が出しにくかった
可愛い服を着せてみたり、
やりたくなったことを
思うままに自分に
やらせてあげた。
たぶんね、
自分が自分に
許可を出せなきゃ、
外側からも
許可される現実に
たどり着けない。
で、たくさん
自分に愛を与えて、
受けとって、
自分の中で
そのやりとりをしていくと
周りも許可をくれる
優しい世界になっていく。
…のだけど！
実は、ここからが
重要だと思ったの。
自愛を重ねていく
内にきっと、
何か大きな壁を見つける
んじゃないかと思う。
なぜかしょっちゅう
ぶちあたる「何か」を
自分の中に発見する。
これは私の
体験談なわけで、
人によっては
何なくスルーできる
壁かもしれない。
でも、結構当てはまる人が
いるような気がするんだ。
その「何か」が
長い間、私自身も
よくわからなかった。
けっこう
上手くいってるのに、
なぜか時々壁に出くわす感じ。
かなり幸せになれた
はずなのに、
なんだかいまひとつ、
突き抜けない感じ。
これが何か。
この壁が何か。
これはね、
ここから先は
自分だけでは望みを
叶えることができない
っていう壁だ。
いわゆる「他力」を
使わなければ達成できない
そういう部分。
私はずっと、
自分ただ一人で
自分自身を
見守り続けることが、
猛烈に苦しかった。
寄せては返す
波のように、
時折その苦しさに
ぶちあたった。
寂しくて辛くて、
仕方なくなった。
もう何も見たくない
何も感じたくない、
そんな状態になった。
そんな状態に
陥ってる間は、
この苦しさの「壁」の
正体がよくわからなかった。
一体自分が何に
ぶちあたっていて、
何を乗り越える必要が
あるのか、わからなかった。
けれど多分、
こういうことだ。
自分の為だけに、
他者から与えて貰うこと
を、しなければいけない。
これは、そういう
壁だったんだと思う。
誰かにしてほしいことを、
その相手に伝えること。
誰かにやってもらうこと。
与えてほしいものを、
自ら貰いにいくこと。
自分から与えたり
返したりということを
抜きにして、
ただ、
自分を満たすためだけに
受け取りにいくこと。
私はそれが
妙に怖くてねーー。
いっぱい自分を愛して、
自分の価値もわかってきたのに
「私なんかじゃ無理」
「ワガママなんて言ったら、
みんなに見放される」
みたいな気持ちが、
ずっとあったんだ。
でもね。
自愛を尽くすと、
もう他者に頼るしか
なくなる。
自分じゃ
どうしようもないものを、
他者に委ねるしかなくなる。
自愛を尽くした
私から出てきた欲求は、
「誰かに一緒にいてほしい」
「誰かに見守っててほしい」
「誰かに触れてほしい」
といった、
必ず他者がいないと
成立しない欲求だったんだ。
だから、この最近の
流れの中でようやく
「もう、他者の愛を
受け取りに行こう」
と、肚が決まった
んだよね。
目の前の人に、
してほしいことを
伝えてみた。
遠くの人にも、
話を聞いてほしいと
伝えてみた。
くだらない話でも、
伝えたくなったことを
そのまま出してみた。
超緊張したけど、
びっくりするくらい
すんなりと、
みんな私が欲しいものを
返してくれたんだ。
あれ？
大丈夫だったんだ。
と、ようやく
体感ができた。
愛されて、いいんだ。
それにようやく気づけた。
＊ ＊ ＊
周囲から
愛されることを許したら、
いろんなことに気づいたよ。
多くの人が、
愛を受け取るのが怖い
ということ。
愛を受け容れられずに
もがいていること。
そして本当は、
この世界には
愛しか存在しないこと。
すぐそばにあるのに、
みんな気づかないし、
受けとってないんだ。
受け取って、
愛されることを、
許せてないんだ。
愛があると知ると、
感謝しかなくなる。
渡されて溢れ出した愛を、
今度は自分が誰かに
渡すことができるようになる。
受け取りたい
愛されたい
そう思ったのなら、
まずは「自愛」から
始めてほしいんだ。
自分で自分自身を
見つめ、愛することで、
自分の幸せのカタチと
他者に求めるべきものを
見極めておくといい。
自分が求めてる
愛や幸せのカタチはね、
自分にしかわからない。
きっと一人一人が、
求めている愛のカタチや
知っている愛のカタチが
違うんだと思う。
それを伝え合い、
違いを分かり合えれば、
多くの愛が
循環するのだと思う。
これが今、
伝えておきたい
とても大きな発見。
読んでくれて、ありがとう。
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