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MCFWit 自由人masaのブログ

四国は香川県にて、
株式会社モーターサイクルファクトリーWit
という会社を設立し、バイクの修理やメンテナンス、カスタムなど
を主に生業としております。

当ブログをお読み頂き、
それが皆様がお乗りのバイクや車を楽しむヒントになれば幸いです。

溶接練習
アルミは特に難しいと思っているので

暇さえあれば何かしら引っ付けています。


いつもありがとうございます
MCFWitmasa です(^-^)

アルミのtig溶接の難しいところって
やっぱり強度的なところ

熱の入れ方も大切ですし
熱の抜き方も大切

それに、
見た目に溶接が出来ているようでも
強度不足であったりがスチール材に比べて多いのがアルミの溶接だと思います。


そんなアルミのtig溶接で作っているのが、
いつもサーキットで使っているサインボードのフレーム


私のダエグのマフラーステーも
お手製のモノ


他にもこのような、
空燃比測定用の排ガスチャンバーも自分で作りました。


溶接ってやらないと直ぐ下手になりますし、
せっかく覚えた技術ですので感覚を忘れない様に、たまには パチパチっ とやっています。

といったところで👋

MCFWit では  Moty's ブランドのオイルを使用させていただいています。



いつもありがとうございます

MCFWitmasa です(^-^)


今年は、
Ninja Team Green Cup というZX-25Rを使用したレースに参加。

そこで、
ZX-25R へのオイルマッチングというのも試していました。

こちらは当店でブレンドして
一般のZX-25Rにお乗りお客様へも提供しているオイル。
もちろんこのブレンドでもサーキット走行を十分に楽しめます。


各取り扱い店さんで、
主軸となって使用する銘柄が少し変わりますが、

当店の場合は、M151H という銘柄を主軸として、番手は30番 40番 50番 を季節や、
乗り手、お客様のフィーリング、要望などを参考にブレンドして提供しています。

初めてのお客様からは、
最初からブレンドをご要望される場合もございますが、
先ずは今お乗りの車両メーカーさんが基準としている番手からをおすすめしています。

オイルの特性の確認やマッチングなどは、


自分の車両でも使って確認しています。

そして当然の様にそれぞれエンジンの個体差があるので、その個体差へマッチングさせて行くという流れを組みます。

Ninja Team Green Cup では主に、
M155R というオイルを使用


こちらも番手的には 30番 40番 を用意して、
それぞれのエンジンコンディションに合わせています。

M151H と M155R での差としては、
ストレートエンドのスピードを比較すると、気温などの条件にもよりますが、
M155Rのほうが 3km/h~5km/h ほど伸びましたし、エンジンのフィーリングもM155Rのほうが力強い印象。

あくまでも当店が使っている銘柄での比較ですので、悪しからずm(_ _)m

オイルのマッチングも、
本来はエンジンを毎回開けて確認するべきではあるのですが、

MCFWit の Ninja Team Green Cup  参戦ポリシーとして、
壊れない限りはエンジンは開けない
というのがあります。

何故かと言うと、
開けてバラして組み直したエンジンと、
そのままのエンジンとでは素組みであったとしても実際のところかなりの差が出ます。

なので、敢えてエンジンは開けずにオイルで合わせて行くという選択肢を選んでいるというワケでございます。


といったところで👋









クラッチラインのステンメッシュホース化

少し前にも記事にしましたが、

周りとはちょっと違うやり方でやっています。


いつもありがとうございます
MCFWitmasa です(^-^)

ZRX1100 から ZRXDAEG まで、
シリーズを通して、油圧クラッチを採用していて、
クラッチラインはこのような配管になっています。


このクラッチラインをステンメッシュホースへ交換する場合は、これ一本全てを交換となるのですが、

個人的には、
せっかくのスチール配管をホースに交換する事に
ほんの少し抵抗があったので、


スチール配管部分を活かす方法を選びました。


方法として、
スチール配管とゴムホースとのジョイント部を良いところで切断して、

スチール配管側にフレア加工を施し、
フレアナット、ANフィッティングを使い
ステンメッシュホースとジョイントしました。


で、
そんな手間な事をしてなんのメリットがあるのかと?

そうですね、
ここのところがスッキリするのと、


他の人がやっていないってとこが良いじゃないですか~

なんて言う自己満足なプチカスタムでございます。

一応、作業メニューとしては対応出来るようにはしていますが、
通常のホースフィッティングよりは割高になりますので、ご依頼の場合はその辺りご理解のほどよろしくお願いいたします。


といったところで👋






チェーンディグリーザーの素


メッキチェーンとカラーチェーンに試してみました。



いつもありがとうございます

MCFWitmasa です(^-^)


スチールチェーンでのテストは、

前回の投稿にございますので興味がございましたらご覧ください。


前回の投稿はこちら


テスト方法は、
前回のスチールチェーンと同様に片面づつを浸け置き


浸蝕具合の確認をしたかったので、
前回の20分より長めの30分ほど放置

トレーの中に見えている紫色のワッシャ-は、
カラーアルマイトのアルミワッシャー
このワッシャーのアルマイトは変色などありませんでしたが、アルマイト部品への洗浄液の付着は変色の可能性があるので注意は必要かと思います。


浸け置き後、
お湯でよく洗い流して一部を分解。








それぞれメッキや塗装へのダメージは見られませんでしたが、

これも、使用過程でメッキや塗装に欠けや割れなどがあれば話が変わって来ますので、
使用期間の長いチェーンにご使用になられる場合は剥がれが起きる可能性がある事をご留意ください。

といったところで👋



GOTAL (ゴータル)

ロードバイクや、マウンテンバイク のドライブチェーン用のメンテナンス用品等を展開しているメーカーさん

そこから販売されている
チェーンの洗浄剤のテストをさせていただきました。


いつもありがとうございます。
MCFWitmasa です(^-^)

少し前、
といっても
お話をいただいたのは今年の2月

今はかれこれ10月

大変遅くなりました!

レースとかイベントとか色々あって
バタバタしていたという…

言い訳ですね

ごめんなさいm(_ _)m


では本題。

テスト内容としては、
オートバイ用のシールチェーンに使えるの?

といった内容ですので、

細かい話はさておき、
とりあえず試さない事にはなにも見えて来ないので、
早速、汚れたドライブチェーンに洗浄液を使ってみました。

用意したのは、
先日交換させていただき、取り外した古いドライブチェーン。


ちょうど良い具合に汚れています。

このチェーンを用意した洗浄液に浸け置き。

容量としては、
60℃ほどに熱したお湯を、約250cc 用意

そこにチェーンディグリーザーの素を、
中さじ一杯くらいを入れ撹拌し溶かし込みます。


作った洗浄液は、本来は蓋の出来る容器等にチェーン全体が浸かり込む程度を入れて、
蓋をして容器をぐるぐるとチェーンが回る様に使うのですが、

今回は比較をしたかったのと、
バイクの場合はチェーンを外すという作業は、
カシメの兼ね合いもあるので一般の方はなかなか行わないで、
半面づつを浸け置くだけにしてみました。

日頃のメンテナンスに使う分には、
なにか適当な霧吹きボトルに入れて使うと良いかと思います。

そして、
約2分ほど浸け置いて見たのがこちら。
先ほどの画像の状態からひっくり返したモノ

古いチェーンルブもさらさらになり、
軽いブラッシングで汚れが落ちて行きました。

そこからさらに数回、同量の洗浄液を新たに作りながらテスト


洗浄液成分が効いているので、
どんどん汚れが落ちて行きます。

洗浄が終わればしっかりと水で洗いながします。

お湯を使えば後の乾燥作業が早いのでおすすめです。

※火傷に要注意ですよ。

さてここからが本来の目的
バイクのシールチェーンは扱いに色々と言われるカテゴリーですので、気になるところの確認をします。


こういうモノはさっさとバラして現物の現状を確認するのが手っ取り早いです。


当然の様に短時間、
10分付近での浸け置きでは、

シールチェーンのシールが損傷していないのであればというのが大前提ですが、

内部に洗浄液が浸透する事もなければ、内部に封入されているルブが流れ出る事もありません。

雨天走行も想定されているのですから、
このくらいは耐えてもらえないと困ります。

何度もいいますが、
ゴムシールが損傷していない事が大前提ですよ。

ゴムシールの変質等は今回のテストでは見受けられませんでした。


シールチェーンのゴムシールについては、
過去に色々とテストをしていますので、
そちらの記事を見つけてくださればと思います。

簡単ではございますが、
総評としては
チェーンディグリーザーの素で作る洗浄液は
洗浄能力も高く、臭いもナシ
水溶性ですので多量の水で中和しそのまま下水に処理出来るのが⭕

シールチェーンへの使用等は、
各チェーンメーカーさんの推奨している 
走行使用距離20000キロ以内で定期的に適切なメンテナンスがされているモノへは⭕かなと

注意事項としては、
✅洗浄液を素手で触らない事
✅仕上げの水洗いお湯洗いなどは
しっかりとした量でしっかりと洗浄液を洗い流す事
あとは、
✅パッケージに記載されている注意事項を必ず読み理解して使うこと

ですかね。


今回のテストは、スチール地のチェーンのみ。
メッキチェーンや今流行りのカラーチェーンは、
後日テストしてみたいと思います。

といったところで👋