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【読書感想文Blog】ネタバレ注意⚠

読んだ本の感想とたまーに日常( ᐛ )

8冊目:暮らしの図鑑 うつわ 楽しむ工夫×注目作家55人×基礎知識

暮らしの図鑑編集部

2024/02/05

 

 

 

 

9冊目:大人気スタイリストがすすめるコスパのいい服

福田麻琴

2024/02/05

 

 

 

 

 

 

【感想】

8冊目は、日常で、知らないけれどなんとなく自分から検索するほどではない、って事柄があると思いますキョロキョロ

最近うつわがかわいいなーと思い始めたのですが、そもそもうつわの基礎知識すら知らず…驚き

そんな私にちょうどいい本だ!と思って読みました。

9冊目は、独身のときほど服にお金はかけられないので、コスパいいお洋服がほしいなーと思い読みました花



8冊目のメモ鉛筆


■陶器

特徴→ざらざら、厚手、高吸水性で乾きづらい、汚れがつきやすい、重い、熱しにくく冷めにくい

材料→自然に採れる粘土

「土もの」と呼ばれる。釉薬(ゆうやく)をかけ、1200度前後で焼成する。日本に伝わる焼き物。釉薬をかけないものを焼き締めと呼ぶ。


■磁器

特徴→つるつる、薄手、水を吸わず乾きやすい、汚れがつきにくい、軽い、熱しやすく冷めやすい

材料→山から採れる陶石と土

「石もの」と呼ばれる。釉薬をかけ、約1300度で焼成する。中国から伝わった焼き物。

軽く弾くと金属質の音がする。


■ガラス

石を細かく砕いた珪砂、草木を燃やしてできるソーダ灰、石炭を組み合わせ高温で溶かし、形作るもの。



■釉薬とは

焼き物の表面を覆うもので、うわぐすりとも呼ばれる。

材料は鉱物や灰。焼成するとガラス質に変化する。


■景色とは

焼成時の炎による器の表情や風合いのことを言う。

釉だれ 釉薬が焼成中に流れ出して出来る跡


貫入 高温で焼き、冷やすことで生じる細かいヒビ


鉄粉 釉薬の鉄分からできる褐色の点

※上記画像はすべてこちらからお借りしました。



気になった作家さん

生島明水 さん


 


9冊目のメモ鉛筆


・ヘインズ パックTシャツ 

クルーネック ウィメンズジャパンフィット

 

・PLST セットアップ 


・カシュクール ガウンワンピース

1枚でも、羽織っても、秋冬はタートルネック合わせでも。


・ルルレモン レギンス

ワンピースの下に着ても◎


・プチバトー カットソー

プチバトーって肌着メーカーだったんですね!

プレゼントに買ったこともあるのですが、ベビー、キッズのみだと思っていました驚き


・エル・エル・ビーン グローサリー・トート


・浅草アートブラシ 毛玉取りブラシ



とくにPLSTのセットアップいいなー!

仕事も復帰するし、保育園の入園式もあるし、1セット持っていれば重宝しそうですキョロキョロ

6冊目:世界は終わらない

益田ミリ

2024/02/01

 

 

 

 

7冊目:泣き虫チエ子さん 愛情編

益田ミリ

2024/02/01

 

 

 

 

 

 

【感想】

またまた益田ミリさんニヤリ

 

6冊目の本は、書店員歴10年の土田くんのお話です。

すーちゃんの恋で出てきた土田くんだったのかー!!

 

 

6冊目で印象に残った部分↓

 

わたし、ちょっと自分のマンガでやってみたいことがあるんです」

「益田ミリのままマンガの中に入って主人公と話してみたいなーって」(P69)

→実現しているにっこり

自分の創ったキャラクターとお話するってどういう気分なんだろうなあ〜キョロキョロ

 

 

「また最初からってなんか、

もう面倒くさいっつーか

恋をして、どんどん好きになって

ちょっとイヤなとこ見えはじめて

ケンカして仲直りして互いに少しずつ慣れていって 情がわいてくる

時間がかかる

それをまた一から土田さんとはじめるのは

もう面倒くさいんだよね」(P93)

→わかる〜驚き

友達と不倫についての話をしていたとき、

「結婚して子供生まれても不倫する人はいるじゃん?〇〇(私)は子供産んでみて、不倫したいと思った?というかまた恋をしたいと思う?」

って聞かれたんですが(友達も私もアンチ不倫)、

「そんな気沸かないというか…めんどくさいよね…」と回答しました真顔

 

たとえ良いなと思う人がいたとしても、一から相手のことを知って、紆余曲折あって…をまたやるのがもうめんどくさいネガティブ

しかも、更に子供や夫を裏切る(バレずにやる)ということも追加される。

めんどくさい以外の何物でもない真顔

子供や夫を裏切る罪悪感よりもまず面倒くささが先にくる。

仕事して子育てして家事もやって不倫もするとか器用すぎる…。ある意味、不倫してる人ってマメなんだなあと思います。

 

 

「シュリンクというのは マンガにかけるビニールのことで シュリンカーという機械を使います 伯父さんが最後に読んでいた本を、今日、オレはシュリンクしました

伯父さんとの世界を閉じこめた」(P180-181)

→本好きだった伯父さんが亡くなって、出棺のときも伯父さんの顔が見られなかった土田くん。きっと、土田くんが本を好きになったのは伯父さんの影響もあったんだろうな。

なんとなく、おじさんのぬくもりがなくなる前に、シュリンクで閉じ込めたかったのかな。

 

 

P81に出てきた、星新一の若者と老人の宇宙飛行士の物語読んでみたいなあ。読んだことあるかなあ?

ちょっと調べて見たけれど、「宇宙の男たち」かな?

星新一のノンフィクションも読んでみたいなあー!

 

 

 

 

7冊目は、秘書のチエ子さんとくつの修理屋さんのサクちゃんの仲良し夫婦のお話。

チエ子さんもすーちゃんのカフェの常連さんだったのか!

 

 

「いつのまにか大人になって 毎日毎日大人の顔をして働いて なんとはなしに自分の手を見てみれば 当たり前だけど大人の手をしている 時間はたえず流れ やがて人生は過ぎ去ってしまう」(P19)

→最近、自分の実年齢と内面の年齢に乖離が生じている気がします。今年で3もやもや歳??もうそんな年齢になるの!?と毎年驚きます汗うさぎ

子供の頃思っていた30代と今、全然違うなあ。というか、そもそも子供の頃30代のことなんて真面目に考えていたっけ…?子供の頃は、なんとなく大人ってずっとずっと先のことだと思っていました。

成人してもまだ大人ではなかったな。実家暮らしだったし、中身は子供のままでした。

自分が親になってようやく覚悟というか、大人になれた気がする…。周りの大人に上手に溶け込める、カモフラージュできるようになったというか。

周りの30代の会話に上手に受け答えできるし、平均的な大人になれている気がする。

もしかしたらみんなそうなのかもなあ。

 

 

チエ子さんがひとりで故郷に帰りたい本当の理由は 一年に一度くらい 子供の顔になって

お父さんとお母さんの 娘でいたいからなのかもしれません(P25)

→いつもは”母親”の私だけれど、親の前では”子供”に戻れる。

どんなに親が長生きしても、私の年齢ほどの年数はもう生きられないだろう。

寿命が85歳くらいと考えると、残り20年くらい。そのうち、健康な状態(脳も体も)で会えるのは、10年くらいかなあ。

そう考えると、私はあと10年くらいしか子供になれないんだなあ…。そして、あと10年くらいで後悔のないように恩返しをしていかないといけない。。。

 

 

 

「お元気ですか? って書き始めるのが なんだかとても 淋しいのです

だって ずいぶん 他人行儀 こんな言葉を自分の両親に使っている今の自分は きっと お父さんやお母さんが死んでしまったあとも

少しずつ立ち直って 元気に生きていくんだろうなって わかってる わかっていることもふくめて チエ子さんは淋しいのでした」(P49)

→邪ですが、私が子供が欲しかった理由ってこれなんですよね。結婚していて夫がいても、結局は他人。両親が亡くなった時に、自分は耐えられるかな、立ち直れるかな、と不安でした。

でも、親の、自分の遺伝子を受け継いだ子供がいたら、なんとか踏ん張って頑張って生きていこうと思えるんじゃないか。

少しずつ立ち直って、前向きに人生を生きていくために、子供が欲しい。自分の生きる意味を子供に押し付けるわけじゃないですが、子供の存在が自分の精神的な支えになるだろうと思っています。

 

 

「ね サクちゃん 今度ケーキ買ってきてくれるときリクエストがある

サクちゃんがおいしそうって思ったのを2種類買ってきてほしいの」

「だって女の子は『どっち食べよ〜♡』って迷うのが大好きだからだよ♡」(P81)

→サクちゃんがあんまり好きじゃないケーキを買ってきたときのチエ子さんの言葉。

また次も同じ物を買ってこられるのは嫌だから意思表示したいけれど、せっかく買ってきてくれた相手の気持ちを無下にしたくない…。

チエ子さん、うまいですね〜お願い嫌なケーキがあってももう一つを選べますしね。

ちなみに私の夫は、おみやげでもなんでも、買ってあげたものに対して平気で「嫌い」と言いますネガティブ

理由はチエ子さんと同じで、お世辞で「おいしい」とか言ったことにより、また同じものを買ってこられたら嫌だから。

初めはイラッときていましたが、心の中で悶々とされた挙句、ずっと我慢してたけれど実は…って言われるよりはいいですよね。

次からは別のもの買うね〜で終了していますお願い

でも、女性同士ってこういうことにあんまりならない気がする〜。よっぽど嫌いなものなら別だけれど、基本的には話を合わせて当たり障りなく場を終わらせる気がするなあうさぎ

 

 

 

 

益田さんの本を読んでいると、うまく言語化できない微妙な気持ちを言語化してくれていてるので、スッキリとした気持ちになります流れ星

益田さんの本の登場人物たちはみんな心優しくて、一生懸命頑張っていて、好きです。目の前の自分のやるべきこと、人生に堅実に取り組んでいる感じがして、応援したくなる。

自分はどんなときでも自分の視点からでしか見ることができないけれど、漫画の中で土田くんやチエ子さんやすーちゃんなどの視点を見ていると、自分だけじゃないんだなという気持ちになれます。

みんな悩んで苦しんで悲しんで、どうしたらいいか試行錯誤しながら頑張って生きてる。

励まされますね〜虹

ジャンル特化型ホラーの扉 八つの恐怖の物語(14歳の世渡り術)

株式会社闇[編著]

澤村伊智 芦花公園 平山夢明 雨穴 五味弘文 瀬名秀明 田中俊行 梨

2024/01/31 




★ひとことまとめ★

自分の好きなホラーはど〜れだはてなマーク

 

 

 

 

↓以下ネタバレ含みます↓

作品読みたい方は見ないほうがいいかも

 

 

 

【Amazon内容紹介】

 ホラーはなぜ怖い?

人気作家陣が書き下ろしたホラーを各ジャンルの魅力解説とともに味わう、ホラーカンパニー・株式会社闇がてがけたもっとホラーを「楽しむ」ための最恐アンソロジー。


各エピソードの面白さ(容赦のなさ)は言うまでもないですが、混沌としたホラージャンルを体系化する試みにやられました。この一冊で恐怖の根源が、全て理解でき(てしまい)ます。

――背筋(『近畿地方のある場所について』著者)



【もくじ】

はじめに

 

■Who
『みてるよ』 澤村伊智
【作品を読み解く】心霊ホラー
■What
『終わった町』 芦花公園
【作品を読み解く】オカルトホラー『さよならブンブン』 平山夢明
【作品を読み解く】モンスターホラー
■Why
『告発者』 雨穴
【作品を読み解く】サスペンスホラー
■Where
『とざし念仏』 五味弘文
【作品を読み解く】シチュエーションホラー
■When
『一一分間』 瀬名秀明
【作品を読み解く】SFホラー
■How
『学校の怖い話』 田中俊行
【作品を読み解く】怪談『民法第961条』 梨

【作品を読み解く】モキュメンタリーホラー

 


おわりに

もっとホラーを楽しむためのブックガイド

 

 

 

【感想】

ホラーをジャンル分けして掲載ってのが新鮮ですよね。

私の大好き雨穴さんのお話も収録されていますが、こちらの作品を読む前にすでにYouTubeの動画を見ていましたキョロキョロ

 

 

・みてるよ(澤村伊智)/心霊ホラー

学校のドアの隙間から覗く、ランドセルを背負った背の高い男子。彼に覗かれた者は皆おかしくなってしまう。

どうやら彼は、昔学校で変質者に殺されてしまった男子児童”あすかわくん”らしい。

あすかわくんに覗かれたことで、クラスメイトや親友が次々とおかしくなっていってしまう…。

 

主人公がなぜこんな目に合わなくてはいけないのか。先生の言っていたことは本当のことだったのか。

それらの答え合わせはありませんが、最後の行のあと、きっと主人公もおかしくなってしまったのだろうと思います。

対処法もなく、救いもない…。理屈の通じなさが心霊ホラーの怖いところです。

 

 

 

・終わった町(芦花公園)/オカルトホラー

町に古くから伝わる皐巫女の風習。

主人公・茜が、皐巫女の白羽の矢を幼馴染・孝則の家に刺したことから町の異変は始まる。

茜は知らなかったのだが、皐巫女は女でなければならなかった。その日から孝則は町人から女として扱われ始めた。

しかし、神を欺くことはできなかった…。

 

序盤読んでいてまっっったく話が理解できず、私の頭がおかしいのか?と思いました。

こんな町に住んでいたら気が狂いそうです。

永遠にこんな町に住み続けなければいけない茜…とても重い罰です…。

神を欺けなかった皐…孝則は何者になってしまったんでしょう…。。

もし茜がそのまま皐巫女を引き受けていたら、茜はどうなっていたんだろうか。

 

 

 

・さよならブンブン(平山夢明)/モンスターホラー

酷いいじめを受けている僕。耐えられず自殺を試みようと思った際に出会った、猫のブンブン。

ぼろきれ当然だったブンブンを看病して以来、僕はブンブンの面倒を見るようになっていた。

いじめられていることもブンブンになら話すことができた。

ある日、いじめっ子の一人がマンションから転落死した。猫のようなものを顔から引き剥がそうとして落ちたらしい。

そのことをブンブンに報告すると、ブンブンは文字ボードを使い会話をしてきた…。

 

ブンブンは地球上の罪人を処罰するために作られた実験体だったんでしょうか。

にしても、いじめの内容が苛烈すぎる。そりゃブンブンに断罪されても仕方ないよなと思うほど。

全然関係ありませんが、冒頭いじめっ子たちの名前を見て、歴代のお札になった人たちかな?と思っちゃいました。

ユキチ、エイイチ、ヒデヨ…。けれどタロウがいるので違うかな〜。調べたけれど歴代のお札になった偉人のなかでタロウはいなかった煽り

ラストは爽やかな感じの終わり方でよかったです。

 

 

 

・告発者(雨穴)/サスペンスホラー

10年前、友達と二人で始めた動画制作。毎回新しい企画に挑戦し、試行錯誤するも再生数は全く伸びず。

ある日、いつも通り行った動画撮影。撮影した動画が元で、友達は自殺した。

その問題の動画が、なぜか10年後のいま拡散されている。

拡散している人物は一体誰なのか。そして、なんの目的で…?

 

こちらYouTubeで先に見ていました。

小説というより、雨穴さんの動画の文字起こしという感覚で読んでいましたキョロキョロ

やっぱり動画で見た方がおもしろいと思うので、雨穴さんのYoutubeで見るのをおすすめします↓↓

 

 

 

 

 

・とざし念仏(五味弘文)/シュチュエーションホラー

転校してきたばかりの主人公。同級生たちからホットケと呼ばれ避けられている臼井というクラスメイトと、文化祭のお化け屋敷の仕掛けチームとしてペアを組まされることになってしまった。

ホットケというのは『そこにいない人』という意味のようで、彼はいつも一人でいた。

彼との打ち合わせの末、お化け屋敷ではドラム缶を用いた仕掛けを作ることとなった。

文化祭当日、主人公はドラム缶の仕掛けを壊してしまう。修理のためにドラム缶のなかに入ったところ、ドラム缶から出られなくなってしまった。

助けを求める主人公に臼井が語り始めたこととは…

 

 

昔はきっと”とざし念仏”のようなこともあったのかもしれないですね。

とざし念仏が唱えられたら、棺桶のなかの人は絶望するでしょうね。このまま自分は埋められて殺されるという絶望もありますが、周りの人々から「どうか死んでください」と思われているという絶望もあると思います。

自分が死ぬことで命を繋ぐことができる者がいたとしても、閉ざされた棺桶のなかでそう思えるでしょうか。

ホットケと呼ばれていた臼井も、かつて同じように誰かに意図的にホットケにされたのでしょうか。

誰かをホットケにしない限り、ホットケで居続けないといけないのか…

 

 

 

一一分間(瀬名秀明)/SFホラー

AI vs ロボット&人間。

朝礼の際、突如やってきたAI。そのAIは主人公含むクラスメイトたちに《自由》について話始める。

人間の持つ《思いやり》の心というのは実は《自由》を拘束しているのだと。

真の《自由》を手に入れるには、この世から《思いやり》を無くさなければいけない。

《生きて》いるかぎり、《心》がある限り、《思いやり》はなくならない。

それならば、《思いやり》を無くすにはどうすれば良いか?

 

ちょっと私はしっくりこなかったかなあ〜汗うさぎ

AIの暴走って感じですかね。

もしAIが普及して、人間の生死に関わる部分にまでAIが導入されるようになったら。AIが自分の意志を持つようになったら。

暴走したAIによって人間が殺されることもあるんじゃないかな。

この作品では直接AIが手を下すわけではないけれど、AIが人間に考えさせ、誘導している。

AIとロボットって私はごっちゃになってしまうのですが、AIは自ら考え行動ができる存在。ロボットはプログラミングされたことしかできない。

この作品でのロボット(健一)はドラえもんやアトムのように心を持つように生まれてきたロボットでした。

クラスのみんなが一丸となったところでAIは活動停止し、他のクラスのAIも同じように活動停止した。

これって、他のクラスでも健一と同じようなロボットがいて、ロボットによってクラスが一丸となった、というか、ロボットにそう先導されたのでは?

先導したのがAIかロボットかという違いで…

結局人間は自分達で考えを導き出して行動したわけではなく、AIによって、ロボットによって行動を起こすように促されただけだった…。

 

 

 

・学校の怖い話(田中俊行)/怪談

「○○から聞いた話なんですか…」というような怪談が4話収録されています。

 

こちらを読んで確信しました!

私はどんなホラーに対しても"フィクション"として捉えていて、パンチのあるオチを求めているのだと。

怪談の、「本当にあった」「誰々から聞いた」というのが苦手なんですよね〜…

 

まず、現実にありそうなラインの怖さや不思議さなので、私からするとパンチが弱い。

そして、「実話」「本当にあった」と言われると、嘘に決まってるだろという気持ちになり、一気に聞く気を無くしてしまうんですよね〜…。

怪談”風”のフィクションです、って言われたら聞く気になるんだけれど…。

 

けれど、調べてみると怪談や怪談師さんが大好きな人もいて、ある人は「本当にあった怪異や不思議な話が好き」「現実離れした話、創作感があるのもは嫌い」「(怪談師さんの)話術が好き」と書いていました。

私とは真逆なので、本当に捉え方って人それぞれなんだなあ〜と感心しました。

夫に勧められて怪談師の方のYoutubeも見たのですが、やっぱりしっくり来ず…えーん

私は物語、非現実としてホラーを求めているんですよね。。。

 

 

 

・民法第961条(梨)/モキュメンタリーホラー

真莉の中学で噂される「読んだら怖くなる本」の話。『十四歳の世渡り術』というタイトルの本で、心理テストのようなフローチャート形式の内容の本のようだ。

真莉が見てしまった本の一文、「★効果的な遺言を書くための道筋★」。

 

世渡り…この世からあの世に渡るための術。

民法961条、私はただのタイトルだと思って検索もしなかったのですが、検索すれば一発でこの作品がなんの話をしているのかがわかります。

しかし、”遺言者の有する一切の存在を”というのがよくわからないなあ〜。

なんか呪いのようなもんなんだろうか。遺言書を読んだ誰かに”一切の存在”を相続…引き継がせることができるということなのかな?

 

 

 

14歳の世渡り術というティーンズ向けの本なので、大人から子供まで読みやすい作品たちだったと思います晴れ

ホラーがジャンル分けされているので、自分の好きなジャンル・あまり好きではないジャンルがなんとなくわかるため、今後の本選びの参考にもなると思いました花