昨今、浮気問題に弁護士が介入することが増えてきています。
その際の弁護士の対応も変化しています。
私が探偵業に従事した30年前、弁護士の人達は、凛としていた。
だが、昨今の弁護士は、黒いものを白と言ってくる。
例えば、妻の浮気問題。
夫は妻に対して、浮気を問いただすが、妻はひらきなおる。
翌日、妻は実家に戻る。
さらに数日後、妻の代理人という弁護士から「受任通知」が届く。
内容を見て、夫は愕然とする。
「私は、アナタの妻の代理人である」
「妻は、アナタとの離婚を強く望んでいる」
「理由は、アナタからのDV、モラハラ、経済的DVである」
「すでに婚姻関係は破綻していたため、貴殿の主張する妻の不貞は認めない」
「速やかに離婚に応じない場合は、法的手段を講ずる」
「なお、妻、妻の両親、知人などへの連絡は一切の禁止する」
「アナタの主張があるのなら、こちらに言いなさい」
昨今、一部の弁護士たちは、法律的弱者である相手方へ、
ある種の脅し、威圧をかけてくることがあります。
確かに不倫、浮気は犯罪ではない。
あくまでも、民事上の問題ではあるが、
結婚という大きな約束を裏切ったことに違いはない。
その点を考慮しない弁護士たちによって、浮気紛争は、
ビジネスになっている側面もある。
探偵はハッキリと言います。
代理人の利益追求は弁護士として本分です。
ですが、アナタの初心は「正義を貫く」ことではありませんでしたか?
浮気をした妻を守り、絶望の中にいる夫たちを脅すことではないはずです。
2025-04-25
----------------------------------------------------------------------北海道探偵の独り言 弁護士からの受任通知という脅迫状・・・
例えば、妻の浮気が発覚する。
夫は妻に浮気について問いただすが、妻はひらきなおる。
翌日、妻は実家へと戻ってしまう。
例えば、妻の浮気が発覚する。
夫は妻に浮気について問いただすが、妻はひらきなおる。
翌日、妻は実家へと戻ってしまう。
夫は、今後について戸惑っていると、
4日後に妻の代理人と名乗る弁護士からの通知が届く。
封を開け、書かれている内容を読みながら、夫は手が震えてきた。
・ 今後、妻、妻の家族、妻の関係者などに一切の連絡をするな・・・
・ 同封した離婚届けに署名をして、すぐに当職(弁護士)まで送り返せ・・・
・ 離婚が成立するまで、毎月6万円の婚姻費用は払いなさい・・・
・ 貴殿の主張については、すべて当職(弁護士)まで連絡しなさい・・・
・ なお、妻などへ直接の連絡する、離婚に応じない場合、
直ちに法的手段をおこないます・・・
まるで浮気をした妻はまったく悪くなく、夫の自分が犯罪者のように書いてある。
このようなケースは少なくない。
特に若い弁護士などは、法律弱者である相手方(夫)に
最初に怖気つかせようと威圧してくるのです。
このような場合、何も恐れることはありません。
すぐに自分も弁護士を雇わなくれは・・・等と焦ることは一切ありません。
まずは直接、その弁護士のところに出向いてください。
そして、アナタの怒りをぶつけてください。
「アナタは妻が浮気をして、都合が悪くなって一方的に
家を出て行ったのを知っているのか」
「私がなぜ、妻と話し合ってはいけないんだ」
「悪いのは、私なのか? 妻なのか? はっきりと答えなさい」
「アナタにどれほどの権利があって、このような手紙を送ってくるんだ」
「アナタは、神なのか」
弁護士は、相手方が感情をぶつけてくるのを
とても嫌がります。
だからこそ、何度も弁護士事務所へ出向き、感情をぶつけてください。
その後は、弁護士の所属する弁護士会へ、苦情を入れてください。
探偵はハッキリと言います。
弁護士は、ときおり法律弱者である一般人を威圧してくることがあります。
そのとき、アナタはすべての怒りの感情を
弁護士にぶつけてください。
※ 上記はあくまでも一部の弁護士です。
多くの弁護士は、紳士的な対応をしてきます。
共働きの夫婦が増えています。
公務員の夫婦だと、夫の収入 650万円、妻の収入 550万円とすると
世帯収入は1,200万円となる。
子育て、老後 等などを勘案すると、どちらかが家計を管理することが望ましい。
これまでの通念では、夫は妻に自分の収入を渡し、お小遣いをもらう。
妻は、自分のパート代と夫の給料を管理している。
このような家庭が多かった。
昨今は、お互いの収入から家庭への共有費を集め、
残りはそれぞれの裁量でお金を使う。
このような夫婦の浮気率、離婚率は高いと探偵は感じています。
例えば、夫の浮気。
仮に夫がお小遣い制であれば、金銭的にも浮気をする余裕がない。
だが、家計を別にしていれば、夫は浮気に要するお金は潤沢にあるのです。
逆もしかり。
妻の浮気。
やはり家計を別にしていれば、夫が妻のお金について詮索してこない。
探偵はハッキリと言います。
それぞれの家庭にそれぞれのルールがあります。
ですが、家計を分けている夫婦の浮気率、離婚率は高い
例えば、夫の浮気問題が発覚する。
紆余曲折があり、離婚に至る。
離婚の際に慰謝料、財産分与、養育費を決まる。
妻は、夫からの養育費を念頭に離婚後の生活を組み立てる。
ですが、これはとてもリスクがあります。
養育費は、とても不確定なものだからです。
一つは、元夫が養育費を払ってこない場合があること。
当然、公正証書などで養育費を決めたのであれば、
元夫の給料の差し押さえなどができます。
ですが、それをするための労力はすべて妻が負うことになります。
二つめは、元夫が養育費を下げてくる可能性があるということです。
養育費減額調停を起こしてくることです。
離婚の原因となった浮気相手と結婚する。
そして二人の間に子供ができた場合、元夫が養育費の減額調停を起こしてくる。
再婚相手との子供の養育のため、
元妻への子供の養育費を下げてほしい・・・との調停です。
元妻からすれば、身勝手な話ですが、現実にはよくある展開なのです。
探偵はハッキリと言います。
俺、結婚して子供ができたから、養育費を下げて・・・・と言ってくる元夫。
養育費は不確定なものと想定しておくことも必要です。
2025-04-07
----------------------------------------------------------------------札幌探偵の独り言 夜明け前が一番、暗い・・・
探偵は日々、様々なご相談を承っております。
中には、息をするのも辛い気持ちで悩んでおられる方もいます。
ときに探偵も、どのようにアドバイスを申し上げればよいのか?
戸惑うこともあります。
旭川の人口は32万人。
1986年の36万人をピークに徐々に減少を続けている。
北海道において札幌に次ぐ、都市である。
主産業は、農業、製造業、流通業、サービス業など多岐にわたる。
旭川は、人口も多く、面積も広いため、地域密着性は低く、
浮気当事者たちの警戒度は低い傾向がある。
不倫当事者たちの利用するホテルは、台場、高砂台、永山、6条通、2条通、
東鷹栖 などに点在している。
警戒度の高い不倫カップルたちは、高砂台に密集しているホテルを
利用する傾向がある。
少数ではあるが、高速道を利用し、札幌へ行き、密会する不倫カップルも存在する。
2025-03-16
----------------------------------------------------------------------
夫婦という関係は、お互いの人生に責任を持つことの約束。
浮気は夫婦という関係を根底から破壊してしまう。
だからこそ、浮気は許されない。
夫の調査を依頼されたA子さん。
夫は謎の外泊が多く(ほとんど家にいない)、生活費も入れてくれない。
A子さんは、悩んだ末に当社へ依頼をされた。
調査の結果、夫は浮気をしていた。
愛人宅で同棲状態にあった。
A子さんも、ある程度は想定していたが、やはりショックは大きかった。
今後のことについて、探偵とA子さんは話し合った。
結論としては、浮気問題は置いておき、
まずは調停で夫へ「婚姻費用の請求」をすることにした。
一回目の調停・・・・
夫は口達者な人、
一方、奥さんは、押しに弱い。
婚姻費用の調停のはずが、夫は離婚を要求してきた。
調停員に自ら浮気を認め、「自分のできる精一杯のことをするから離婚をしたい」と
言ってきたのだった。
調停は夫の独り舞台になった。
調停員たちもA子さんを説得する。
「ご主人も精一杯の償いをすると言っているから、離婚を前向きに考えましょう」と
夫の芝居にだまされていた。
夫のいう精一杯の償いなど、口から出まかせなのは、A子さんは知っていた。
A子さんは、調停員に「今回は婚姻費用の話でおりました」と言い、
裁判所を出てきた。
翌日、A子さんは裁判所に連絡を入れ、調停を不調にするように願い出た。
調停が不調になったのを知った夫は、すぐさま離婚調停を起こしてきたのだった。
探偵とA子さんは入念に打ち合わせをした。
夫の離婚要求は跳ね除け、離婚調停も終了させる。
仮に夫が納得のいく具体的な条件を出してきたのなら、離婚へ進めよう・・・と。
夫が離婚の条件として出してきたのは、月2万円、10年間払うというもの。
総額にして240万円にしかならない条件だった。
財産分与も慰謝料も含めての金額としては、まったく承諾できないものだった。
A子さんは、調停員に「まったく条件が合わないので、調停は不調にしてください」と
きっぱりと言い切った。
そしてA子さんは、「今回は調停を不調にするお願いに来ただけです」と
さらに調停員に伝えた。
さすがに調停員も慌てたようだった。
「せっかくだから、少しでも話し合いをしましょう」と言う調停員。
夫が起こした調停も前回と同じ調停員の人たちだった。
調停員も今回は、A子さんの強い意志と覚悟を感じ取った。
前回とは逆に夫を説得するように動き出したのだった。
夫も離婚はしたいけど、お金は払いたくないと言っていたが、
最終的には、まとまったお金を支払い、家の名義を妻にすることで離婚が成立する。
一回目の調停では、A子さんの気持ちにブレがあった。
調停員の人たちも、調停をまとめてあげたいという思いから、
説得しやすい方を説得してくるのです。
探偵はハッキリと言います。
調停を乗り切るためには、強い意志と覚悟が必要です。
納得がいかなければ、調停を不調にする覚悟を持って臨んでください。
2025-04-10
----------------------------------------------------------------------
長年、探偵業に従事していますが、浮気の質が変わってきているのを実感する。
私が探偵になったころの30年前、浮気がバレた夫は、妻に叱られ、
小遣いを減らされ、そして夫はうなだれる・・・・等が多かった。
函館市の人口は24万人、1980年は35万人であり、年々減少しています。
原因としては漁業の衰退もありますが、少子高齢化の要因がとても大きい。
函館市内には、浮気当事者たちが利用するホテルが点在しています。
広野町、大森町、湯川町などにあるが、不倫当事者たちは、
圧倒的に東山に隣接しているホテルを利用することが多い。
函館市は町全体が広く、地域密着性はとても低いため、
不倫当事者たちの警戒度は高くない。
典型的なパターンとして、函館市昭和にある大型ショッピングモールの駐車場に
互いの車で乗り付ける。
一台の車で東山のホテルへと向かうパターンが多い。
警戒度の高い不倫カップルは、高速道を利用し、室蘭に移動し、
密会をするパターンもあります。
夫の浮気問題が発覚する。
夫はひらきなおり、逆ギレをする。
妻が何度も話し合いを持とうとするが、夫は強引に離婚を強要してくる。
俺が離婚したいのは、浮気問題とは関係ない・・・・
俺は昔から、離婚を決めていたんだ・・・・
この結婚が本当に間違いだったと思っている・・・・
今、離婚をするのなら、養育費を払ってやる・・・・
とにかく夫は離婚を妻に迫ってくる。
このようなケースは多い。
ここで3つのポイントがあります。
1.妻が離婚を拒否し続けたとしても、このような夫と生活を続けることは、
不幸そのものです。
2.夫が強引に家を出てしまい、生活費などを渡さなくなる可能性が高い。
※ 調停で婚姻費用を決めることもできます。
3.離婚後の生活が不安。
専業主婦だった場合、夫からの養育費などを得たとしても、
離婚後は、妻も仕事を持たな刈ればならない。
いずれの場合も、メリット・デメリットがあります。
ですが、探偵も60歳を超え、人生が本当にアッという間であると実感しています。
浮気をして、ひらきなおり、逆ギレをしている夫と何十年も生活するほど、
人生は長くないと思います。
自分の人生の主人公は、自分自身です。
浮気をして逆ギレをする夫の妻役ではない・・・・・・。
2025-03-25
----------------------------------------------------------------------探偵事務所のつぶやき話 探偵の仕事・・・
探偵はどんな仕事をしているのか?とよく聞かれます。
そこで探偵の仕事を記載していきます。
何度もブログで書かせていただいていますが、
「夫の浮気を義母に相談しない」こと。
例えば、夫の浮気問題が発覚する。
夫はひらきなおり、逆ギレをする。
ある日、夫の母から連絡がくる。
「アナタ、最近元気ないわね」、「何か悩みでもあるの」と優しく声をかけてくる。
妻は、「実は・・・・・」と夫の浮気問題を相談する。
当初、義母は妻に寄り添い、いろいろと相談に乗ってくれた。
妻もそんな義母をよりどころにしていたのだった。
だが、夫の浮気はさらに酷くなり、妻は離婚を前提に別居を決断する。
そのとたん、義母の態度は豹変する。
義母は「アナタにも原因があるのじゃないかしら」、「息子も悩んだみたいよ」・・・と。
さらには、「アナタが家を出るのなら、孫はおいていきなさい」と言うのだった。
妻は義母の豹変に心が折れてしまう。
このようなケースはとても多いのです。
義母は豹変する・・・・これは「血は水より濃い」ということです。
探偵はハッキリと言います。
夫の浮気問題を義母に相談しない方がよい。
長年、探偵業に従事していますが、浮気の質が変わってきているのを実感する。
私が探偵になったころの30年前、浮気がバレた夫は、妻に叱られ、
小遣いを減らされ、そして夫はうなだれる・・・・等が多かった。
だが昨今、浮気がバレた夫は、逆ギレ、そしてひらきなおる。
「そもそも、俺が浮気をしたのは、お前がちゃんとしていないからだ」
「俺が仕事で悩んだとき、お前は支えてくれなかった、だから心がよそにいくんだ」
「お前は俺のことをないがしろにしていただろう、だから浮気をしたんだ」
「お前が自分の仕事を優先していたから、俺は浮気をするしかなかったんだ」
夫は、妻が悪いから俺は浮気をしたんだ、
俺は被害者なんだ・・・・と言わんばかりの理論を妻にぶつけてくる。
このようなケースはとても多いのが事実です。
このような態度をしてきた場合、妻はどう対応するば良いのか?
基本は「是々非々」と「毅然とした態度」です。
妻は「私が至らなかったから、夫が浮気をしてしまったんだわ」等とながされず、
是々非々、何が悪いことなのか?をきちんと整理し、
夫に対して毅然とした態度をとることが必要です。
探偵はハッキリと言います。
俺が浮気をしたのはお前のせいだ・・・・と
言ってくる夫は多いのです。
2025-04-01
----------------------------------------------------------------------探偵のつぶやき話 網走駅・・・
先週、網走へ出張で赴きました。
探偵の趣味は、あちらこちらの駅を巡ること。