京都ぶらり散策

京都ぶらり散策

京都が好きで年に数回訪問します。歴史と文化を感じられるこの街が好きです。

1月末に訪問した京都

 

ここまで引っ張ってしまいましたが、

これで締めにしたいと思います

 

最終日に寄ったのが堂本印象美術館です

 

堂本印象は明治から昭和にかけて

京都で活躍した日本画の巨匠

 

自ら外観から内装までデザインした

「堂本印象美術館」が立命館大学の向かいにあります

 

白く輝く独特の建物なので

観た覚えのある人も多いと思います

 

 

京都の寺院で堂本印象の作品と言えば

東福寺の本堂(仏殿)の天井の雲龍図です

 

でも堂本印象らしい作品は

智積院の襖絵≪婦女喫茶図≫でしょう

 

 

3月22日まで開催中の特別展

モダンなときめき 智積院襖絵の魅力」で

≪婦女喫茶図≫は堂本印象美術館で展示中です

 

 

智積院の襖絵には他に≪松桜柳図≫があります

 

これは明らかに長谷川等伯父子の

≪桜楓図≫を意識したものだと思われます

 

 

 

開催中の特別展では、

堂本印象の画風の変遷を

追えるものになっています

 

年齢を重ねてからも

いろいろな画風に挑戦する

変幻自在な画家でした

 

≪黒衣の高峰秀子≫ 1955年 64歳


 

≪アトリエ≫ 1954年 63歳

 

館内の装飾、調度品も堂本印象が手掛けたものです

 

玄関入り口の壁

 

ロビーの装飾

 

 

ステンドグラス「楽園」のミニチュア

この3倍の大きさのホンモノは

福井地方裁判所にあります

 

イスまでデザインします

 

 

屋外の庭園にも作品が置かれています

 

 

帰りに笹谷守栄で「うぶ餅」をお土産に購入しました

笹谷守栄HPより引用

 

"赤ちゃんのほっぺた"のように

やわらかい求肥で餡子を包み、

きな粉をまぶしてあります照れ

 

さて、次回の京都旅行ですが、いつになるかも未定です

 

桜の季節は、東北に行ってこようかと計画中

なので、今年は桜の京都はなさそう

 

他にも行きたいところがいろいろあるので

京都訪問は少し先になるかも知れません

 

それでは、ここまで読んでいただいた

皆さん、ありがとうございました

祇園で行ったことのなかったスポットに

立ち寄った話の続きです

 

何必館をご存知でしょうか?

 

「かひつかん」と読みますが、

京都現代美術館が別称です

 

ここも四条通りに面していて

目の前を大勢の人が行き交いますが、

何必館に入る人はまずいません

 

 

 

現在はサラ・ムーン展という企画展覧会を

開催中です(2026年5月10日まで)

 

でもここを訪問した目的は

常設展示の北大路魯山人です

 

北大路魯山人は美食家として有名ですが

陶芸、書道、絵画、漆芸などで活躍した

芸術家です

 

魯山人は、京都の上賀茂神社

社家の次男として生まれました

 

家庭環境には恵まれなかったようで

丁稚奉公や里子として京都の街を

転々とする中で、京都の「本物の美」を

吸収していったといいます

 

何必館HPより引用

 

そんな京都との関わりの深い魯山人の

作品が何必館では常設展示されています

 

 

作品自体は撮影禁止

 

陶器、漆椀などが数点だけですが、

展示されています

 

上記の写真に写っている≪つばき鉢≫は

代表作です

 

展示室には、天窓の付いた光庭があります

 

祇園エリアには何度も足を運んでいながら

まだ行ったことのない施設がいくつかあります

 

この日、少し時間にゆとりがあったので、

いくつか訪問してみました

 

今回は漢字ミュージアム

 

 

八坂神社の交差点という

非常に目立つ好立地にあります

 

大人も楽しめる、勉強になるという面は

ありつつも、どちらかといえば子どもに

ターゲットを置いた展示内容のようで、

これまではあえて入ろうと

思いませんでした

 

行った時は「今年の漢字展」をやっていたので

そちらを中心にざっと観させてもらいました

(「今年の漢字展」は既に終了しています)

 

「今年の漢字」は1995年から始まり、

30年になります

 

清水寺の森清範貫主が書いて発表される

イベントは全国のニュースで流れる

年末の風物詩です

 

2025年の漢字は「熊」でした

 

一番多いのは「金」

 

「金」はオリンピックなど

明るいイメージですが

過去の漢字を見ていると

暗い世相を反映した漢字が多かったです

 

2018年は「災」

自然災害が多かった年でした

 

2001年は「戦」

米国同時多発テロが起きた年です

2026年の漢字に選ばれてしまいそうな予感がします

 

1998年は「毒」

和歌山のカレー毒物混入事件が世間を騒がせました

 

できることなら、「愛」のような漢字が

選ばれる年になって欲しいものです

 

 

他の展示も面白いものがいろいろありましたよ

 

漢字5万字タワー

青の大きな漢字は小学校で習う漢字

オレンジの大きな漢字は常用漢字

つまりそれ以外の漢字がこんなにあるということ

 

ほっこりする話です

 

方言漢字

その地域の人はちゃんと読めるみたい

 

京都の難読地名

京都検定では必須ですね

今回の京都旅行では、北大路魯山人の作品を

観ようと、何必館 京都現代美術館に行きました

 

祇園のど真ん中にある施設なので、祇園で

行ったことのない場所にも訪問してみました

 

そのひとつが祇園 花街芸術資料館です

 

2024年にオープンした新しい施設です

 

祇園甲部歌舞練場の敷地内にある

八坂倶楽部」という大正時代の

歴史的建造物を利用しています

 

 

主に外国人観光客と修学旅行の学生を

ターゲットにした施設のようです

 

実際訪問した時の感触では、7~8割は

外国人でした

 

でも一般の日本人観光客にとっても

芸妓さん・舞妓さんに触れあって

花街の文化を理解する上では有益です

 

今回は利用しませんでしたが、

芸妓さん・舞妓さんによる京舞披露(2曲・15分)

を毎日複数回やっています

 

HPより引用

 

そして外国人向けに人気なのが芸妓さん・舞妓

さんとの記念撮影会

 

花街の常設展示では、着物や帯をはじめ、

舞妓さんの化粧道具や持ち物、簪(かんざし)

などのホンモノを観ることができます

 

写真撮影もOKです

 

 

 

 

「八坂倶楽部」の大正時代に造られた池泉庭園

を庭に降りて見学できます

 

 

祇園甲部歌舞練場の建物が見えます

都をどり」の動画を巨大スクリーンで

観ることもできました

結構迫力あるし、長尺でした

 

この日は休止でしたが、

歌舞練場の劇場見学もできるそうです

 

祇園甲部歌舞練場の正面玄関

 

見学順路の出口になります

一乗寺エリアの散策の続きです

 

詩仙堂に久しぶりに訪問しました

 

 

秋の紅葉の季節に来たことはあるけど

冬は初めてだと思う

 

冬の詩仙堂は、庭園は寂しげですが、

ほぼ独占状態、ゆったりと散策できます

 

ししおどしの音だけが定期的に響くという

体験ができます

 

さてご本尊ですが、とても珍しいんです

 

馬郎婦観音菩薩(めろうふかんのんぼさつ)

 

他では聞いたことがありません

 

観音様が相手に合わせて姿を変える

「三十三応現身」のひとつで

美しい乙女の姿をしています

 

幕で隠されている秘仏で拝むことは

できませんが、写真入りで解説がされていました

 

 

石川丈山が信仰していた観音様なんだそう

 

詩仙の間」には三十六歌仙の絵と漢詩が並びます

 

肖像画は狩野探幽が描き、漢詩は石川丈山が書きました

 

 

上の写真にある大きな扇子の形の欄間彫刻は

伏見桃山城にあったもので左甚五郎の作です

 

庭に出て散策します

 

 

 

 


 

 

庭は石川丈山自らが設計しました

ししおどしの「コーン」と響く音も丈山が愛したもの

 

 

かわいいお地蔵様が苔むした庭に配置されています