京都ぶらり散策

京都ぶらり散策

京都が好きで年に数回訪問します。歴史と文化を感じられるこの街が好きです。

今回の京都旅行では新緑の京都を満喫して来ました

 

最後に建仁寺の新緑と苔をご紹介します

 

新緑と苔に囲まれた空間を

演出してくれるのは潮音庭です


本坊の中庭で四方を囲まれています

 

地面は苔に覆われ、庭石が配置され、

青もみじを通して木漏れ陽が射します

 

四方どこから見てもいい「四方正面の庭」ですが、

このアングルが最も正面に相応しいでしょうか

 

中央に三尊石(釈迦三尊を表す3つの石)

という3つの石が配されているのが

良く分かります

 

時計回りにぐるっと廻ってみます

 

この角度から眺めると、青もみじが輝いて見えます

 

手水鉢が視野に入ってきました

少し陰になります

 

小書院から額縁庭園で観ると

また違った風情で楽しむことができます

 

 

 

建仁寺は、文化財や庭園で他に観るべきところが

たくさんありますが、今回は新緑と苔に絞って

のご紹介でした

 

新緑を求めて智積院にも足を運びました

 

 

参道を進んだ金堂の手前に

「智専(ちせん)の鐘」と呼ばれる鐘楼堂が

あります

建立は1998年(平成10年)と新しいものですが、

この周辺に植えられたモミジの青もみじが

とても鮮やかできれいに輝いています

 

 

 

このエリアは拝観料を払わなくても

観ることができます

 

公園のような佇まいです

但しベンチなどはありません

 

訪問した時には、ツツジもきれいに咲いていました

 

 

拝観料を払う大書院の手前は

青もみじとシランがきれいです

 

 

大書院と名勝庭園も拝観しました(有料)

 

 

 

 

利休好みの庭と伝わり、

大書院の縁側に座ってゆっくりと

眺めることができます

 

大書院には、長谷川等伯による『楓図』

息子・久蔵による『桜図』の複製画が飾られています

 

ホンモノは、有料の収蔵庫に保管・展示されています

 

訪問日:2026年4月27日

今回の京都旅行でもうひとつ目的にしたのは

祇園甲部の「都をどり」の鑑賞です

 

 

前回の京都旅行で祇園 花街芸術資料館を見学

したこともあって、「都をどり」を観たいという

気持ちが高まっていました

👉祇園 花街芸術資料館

 

3年前に先斗町で「鴨川をどり」は観たことが

あります

👉鴨川をどり

 

「都をどり」もいつかは観てみたいと思っていたところでした

 

会場はこちらの祇園甲部歌舞練場です

 

祇園甲部は、街の8町内にちなんで、

8個の「つなぎ団子」の中に「甲」の一文字
 

「都をどり」は、1872年(明治5年)に

京都博覧会で初めて舞台公演として披露された

ものです

 

今回で152回だそうです

 

 

演目は『寛永行幸都華麗(かんえいぎょうこうみやこのはなやぎ)』

 

今年2026年は寛永行幸から400年の節目で

「寛永行幸四百年祭」が開催されることに

ちなんだ演目になっています

 

後水尾天皇を二条城で饗応するシーンが

第三景に取り込まれ、フィナーレは二条城の

満開の桜を背景にしたものです

 

パンフレットより引用

 

パンフレット付きのチケットを購入したので

事前に演目の構成を頭に入れることができました

 

座席は2階の2列目

後ろの方ではありますが、

2階席は全体が見渡せて、とてもいい席でした

 

事前予約で空いている席から

自分で選べるので、納得感があります

(鴨川をどりではとてもいいとは言えない席で

不満が残ったので・・・)

 

都をどり公式ホームページより引用

 

天台宗三門跡寺院の一つの青蓮院

 

江戸時代に御所の火災により仮御所となった

ことがあることから、「粟田御所」と呼ばれたりします

 

門前に京都市登録天然記念物の巨大な楠が

植えられています

 

この時期は、その楠も新緑で美しく見えます

 

太い幹も立派です

 

下から見上げると、逆光で緑がさらに

美しく輝きます

 

境内に入ったところの青もみじには

翼果(よくか)と呼ばれるモミジの赤い実(種子)が

見られました

 

小御所の前には「相阿弥の庭」が広がります

 

 

その奥には、「霧島の庭」と呼ばれる庭園があって、

つつじと新緑の組み合わせを観られます

小堀遠州作と伝わる庭です

 

 

さらに奥に進むと、新緑と苔に包まれた

世界が広がります

苔が木の幹にも生えていて

深い緑が新緑の明るい緑とのコントラストを

作り出します

 

 

建物の中は、本堂、小御所、宸殿は写真撮影NGですが、

華頂殿だけはOKです

 

華頂殿の襖絵には、木村英輝氏の「蓮」という

作品が奉納されています

 

青いカエルが飛び跳ねています

 

訪問日:2026年4月27日

この季節にこそ拝観したい寺院に

得浄明院があります

 

それはイチハツの咲く寺院だから

 

数年前に拝観しようとスケジュールを

組んでいたものの、拝観受付時間を

誤ったようで、行ったら閉門していた

という経験がありました

 

リベンジということで、今回は朝一での

訪問としました

 

 

得浄明院は、信州善光寺の京都別院です

 

1894年(明治27年)建立なので、

京都の寺院では新しい部類です

 

近畿圏の人が長野まで善光寺詣でをするのは

大変だからと、京都の地に別院が設けられた

という異色の存在

 

 

アヤメ科のイチハツ(一初)の名所で有名です

 

イチハツはアヤメ科の中で最も早く咲くことから

その名があって、かつては火災や風の厄除け

として茅葺き屋根の上に植えられていた花です

川崎市立日本民家園のxより引用

 

訪問してみると、こじんまりした境内では

ありますが、イチハツが紫色の花をたくさん咲かせていました

 

 

雨上がりの朝一というタイミングだったので

水滴が花に付いていて、陽の光に輝いてとても

美しかったです

 

 

 

「とさか」のような白い突起がイチハツの特徴です

 

 

白いイチハツも僅かながらありました

 

境内奥ではシャガの花も見頃でした

 

 

得浄明院では、戒壇巡りも名物です

 

真っ暗闇の中を進んで、本尊の真下にある

「極楽の錠前」に触れることで、

阿弥陀様とご縁を結ぶことができます

 

訪問日:2026年4月27日

 

春の特別拝観「お戒壇巡りと一初鑑賞会」は

5月5日までで既に終了しています