京都ぶらり散策

京都ぶらり散策

京都が好きで年に数回訪問します。歴史と文化を感じられるこの街が好きです。

京都で達磨寺と言えば法輪寺です

 

 

2020年冬に訪問したことがありますが、

境内では8月にフヨウの仲間のタイタンビカスの

花がたくさん咲くというので、行ってみました

 

鉢植えで巨大な赤い花を咲かせていました

 

 

タイタンビカスは、アメリカフヨウと

モミジアオイの交配で出来た品種だそう

 

 

 

他にはスイフヨウも咲いていました

 

 

ここは通称の達磨寺のとおり

達磨で有名なお寺です

 

達磨堂には、全国から集まった

8000体のだるまが並びます

 

人の体くらいある巨大なものから小さなものまで、

いろいろあります

 

達磨堂が作られたのは第二次大戦が終結した1945年

 

禅宗を開いた達磨大師にならい、

七転び八起きの精神で復興するために、

市民に呼び掛け、達磨堂が建立されたそうです

 

この達磨さんがいっぱいあるのが

外国人観光客には人気のようで

思ったより多くの外国人が拝観していました

 

交通の便も悪いし、周りに観光スポットが

ある訳でもないのですが

 

拝観日:2026年8月16日

今年の「京の夏の旅」では

五龍閣の特別公開を観てきました

 

日時指定予約制なので

予約が取れるか心配でしたが、

数日前であれば、ほぼ全ての

日時で空きがありました

 

五龍閣は、清水坂にある

大正時代の洋館です

 

製陶業を営んでいた松風嘉定(しょうふうかじょう)の

邸宅として建てられました

 

武田五一の設計で国の登録有形文化財です

 

外観はこんなオシャレな建物

 

この角度からだと4階にある望楼が見えます

 

予約している人が集まったところで

ガイドツアーが始まります

 

まず2階から見学します

洋館ですが、中はこのように和洋折衷の意匠

天井は格天井で格式の高いもの

でもモダンなデザインが施されています

 

 

 

部屋の壁には、所縁のある竹久夢二の絵が飾られています

 

夢二はこの近くの二年坂に住んでいたことがあります

 

 

吹き抜けの階段のデザインも素晴らしい

 

 

3階の部屋

 

その上にある望楼に狭くて急な階段で登ります

望楼からは360度の眺望

瓦屋根なのが分かります

 

屋根の端には鴟尾(しび)の飾り付け

火除けのおまじないの意味があります

 

五山の送り火が良く見えるそうです

 

 

見学ツアーを終えて、

1階にあるCAFE五龍閣でひと休みしました

大正ロマンの雰囲気の店内

 

清水坂の喧騒とは打って変わって

落ち着いた店内で静かに過ごせます

 

ここにも夢二の絵がたくさん飾られています

 

懐かしいクリームソーダを頂きました

8月16日はお盆に帰ってきた霊を

再び冥土にお見送りする精霊送りの日

 

夜は「五山の送り火」ですが、

寺町通りにある矢田寺では「送り鐘」を

撞いてお見送りします

 

ご本尊は矢田地蔵

なので「矢田地蔵尊」とも呼ばれます

 

ろうそくと線香をお供えし、

「送り鐘」をゴ~ンと撞かせてもらいました

 

ここから北へ寺町通りをのんびり歩きました

 

途中の上島珈琲 京都寺町店で

早くも休憩

 

ここのお店には枯山水の中庭があって

落ち着けるんです

京都はチェーン店でも

こんな粋な演出をしてくれるお店があります

 

京都市役所の前に来ました

 

サルスベリが街路樹として植えられ

ピンク色の花をつけていました

サルスベリと近代建築の京都市役所を

一緒に撮影します

 

京都市役所は武田五一が設計を監修しました

 

 

さらに北へ歩くと、革堂行願寺があります

 

ここにも参拝しました

 

西国三十三所の千手観世音菩薩がお祀りされています

 

さらに七福神の寿老人も祀られています

 

境内にはフジバカマ(藤袴)が鉢植えで

たくさん栽培されていました

 

秋に淡紅色の花を咲かせてくれます

 

 

その隣にあるのが下御霊神社です

政治の争いに巻き込まれて非業の死を遂げた

位の高い方々ばかりの霊が祀られています

 

拝殿の前に大きなサルスベリがあって

白い花をたくさん咲かせていました

 

 

境内奥にはピンク色のサルスベリも

ひっそり咲いていました

 

 

下御霊神社の先は、京都御苑の南東角です

 

ここにムクゲとサルスベリが

きれいに咲いています

 

 

 

京都のお盆といえば

「五山の送り火」で締めくくり

となります

 

「五山の送り火」は一度しか観たことがなく、

10年程前に鴨川デルタで大文字、妙法を

眺めて以来です

 

今回は最後の鳥居形を、広沢池の灯籠流しと

一緒に観たいということで行って来ました

 

市バスの山越で下車し数分歩くと

広沢池が見えてきます

 

灯籠と一緒に鳥居形を観るので

広沢池の南東の池畔に陣取りました

 

18時過ぎに到着しましたが、

池に沿った道路はまだスペースが

空いていて、いい位置を確保できました

 

鳥居形が点火される山の斜面を遠く眺めたところ

種火でしょうか、焚火が一か所でされています

 

19時近くになると、スタッフの方が小舟から

灯籠を流し始めます

 

陽が暮れると共に、灯籠の灯りが

くっきりと見えるようになってきます

 

 

水面が群青色に染まる時間帯が

一番きれいに観える瞬間です

 

風に流されるので、灯籠の見え方は変化していきます

 

最初のうちは、近くを漂っていましたが、

徐々に遠くに流されて行ってしまいました

 

20時20分の鳥居形の点火の時には

はるか彼方に流されてしまい、

鳥居形と灯籠を一緒に撮影するのが

ちょっと難しい状況になります

 

そしていよいよ鳥居形の点火の時間になりました

 

鳥居の形が見えてきました

 

お盆に戻ってきていた精霊が

最後にこの鳥居をくぐって

再び冥途へ旅立っていくと言われます

 

送り火は仏教行事ですが、

神仏習合の名残で鳥居が残されています

 

遠くに流されてしまった灯籠を

前景に入れて撮影します

 

鳥居形の火が水面にオレンジ色に

映りこんで、揺れています

 

炎の勢いが徐々に弱まってくると

亡くなった両親、兄、猫たちへの想いと

共に、過ぎていく京都の夏が寂しく感じられます

 

帰りは観客が一気に移動するので

バスは諦めて、JRの太秦駅まで歩いて帰りました

(20分強)

3ケ月ぶりの投稿になります

 

しばらく京都に行くことができずにいました

 

前回の京都は4月下旬でした

 

今年は4月から写真教室に通い始めたことで、

関東を中心に花の写真を撮りに出かける機会が

増えました

 

あと我が家で飼っていた猫のうち

18年間一緒に過ごした猫が

病気で亡くなってしまいました

 

その猫の看病を優先した生活を

しばらく送っていました

 

旅立った猫を送る意味も込めて

今回の京都はお盆がらみのものに

しました

 

昨年の夏はお盆の前半に京都を訪れて

六道珍皇寺の迎え鐘、

千本ゑんま堂の六道まいり

など経験しました

 

今回はお盆後半の行事ということで

花背の松上げを観に行ってきました

 

花背は、鞍馬のさらに北にある洛北の山村

 

愛宕信仰にもとづく火の神事(火除け、豊穣を

祈願)と同時に仏教の精霊送りの行事でもあるそうです

 

とにかく山深くの交通の不便な場所なので

公共交通機関では帰って来れません

 

京都バスが運営しているバスツアーに申し込む

必要があります

 

出町柳駅で集合

参加費は4000円です

 

1時間ちょっとバスに揺られて花背に向かいます

 

途中に花背峠を越えるのですが、

クネクネした細い山道を勢いよく登っていきます

 

ジェットコースターに乗っているような揺れで

結構しんどかったです

 

帰りはそれほどでもなかったので

行きの山道の問題か運転手さんの運転の問題

かは良く分かりません

 

到着し、まずは見学場所の確保

 

会場を取り囲むように道があって

どこが正面という訳でもないので

いろいろな角度から同じように見られます

 

なので見学場所の確保は容易でした

 

21時開始なので、1時間30分以上は待機します

 

お弁当を持参したので、ゆっくり夕食を食べて

待ちました

 

 21時になり、いよいよ開始です

 

松明を持った人たちが集まってきて

会場の周りをぐるっと廻ってから

会場に入ります

 

神事が始まり、太鼓と鉦が鳴り響く中、

会場に配置されている数百本の松明に点火されます

 

 

全ての松明に火がつくとかなり明るくなります

 

手前に川が流れているのですが、

水面に松明の火が映り込んで幻想的です

 

中心部に高さ約20メートルの燈籠木が

立っています

 

男衆は、上げ松に火を付け、勢いよくぐるぐる

回してから、掛け声と共に燈籠木(とろき)の

てっぺんの大笠に向かって投げ上げます

 

次から次へと上げ松が投げ込まれていきます

 

ほとんどは失敗するのですが、

うまく大笠に乗っかると歓声が上がります

 

この様子を10秒ほどの長時間露光で撮影する

のが定番です

 

すると投げ上げた火の軌跡が写り込みます


 

地上では、火をぐるぐる回した軌跡が

写っているのが分かるでしょうか?

 

やがて燈籠木の大笠が燃え始めます

 

 

燈籠木の大笠からは火の粉が舞い落ちます

 

やがて燈籠木が倒されます

 

燈籠木が倒れたら速やかに帰りのバスに

集合するように案内されています

 

祭の余韻に浸る時間もなく撤収し

バスに向かいました