自分らしく生きるために

応援担当の村上かずおです。

 

自分が望んでいないことが

起きるのは多くにある

 

その時、どう向き合うかと

僕はいつも思う

 

立ち向かうのも勇気がいる

逃げるのも・・・

 

 

世界観

まだ読んでいない方は、

こちらを先にご覧ください。

世界観『第1話 何かに怒っていた幼少期』

 

世界観『第2話 もがき苦しむ幼少期』

 

世界観『第3話 いい子を演じる』

 

世界観『第4話 偽りのない自分のままで』

 

世界観『第5話 ひとりよがりだった自分』

 

世界観『第6話 自分を誤魔化して進んでも』

 

僕は高校に入学した時

新しい友達や

新しい経験を楽しみにしていた。

 

しかし、

学校生活は思い描いていたように

楽しいものではなかった。

 

同じクラスに留年生がいた。

彼は同じ中学校の出身

 

彼は根っからのワルと呼ばれ

 

喧嘩や暴力行為が日常茶飯事

毎日が恐怖と不安でいっぱいだった。

 

学校中で問題を起こす存在だった。

 


そんな中、クラスメイトは

入学してすぐ学校を辞めていった。

 

辞めて行った彼にはとっても、

この環境は耐え難いものだったと思う

 

 

僕は彼から身を守るために

気を張り詰める毎日

 

僕はそのとき思った

 

「自分が標的にならないように」



僕は彼から遠く離れ、

ひっそりと影を隠して

学校生活を送るようになった。

 

一人で昼休みを

過ごすことが多かった。

 

また、あの頃と同じだ。

 

僕は学校での楽しさや

学びが薄れていく中で、

少しずつ心が重くなっていった。

 

でも、毎日ように

 

誰が標的になっている。

 

でも、見てみぬふりをしょうと

 

そんな思いで1年半を過ごした。

 

そんなある日

 

修学旅行の部屋を決めるのに

 

くじ引きで

 

僕はワルの留年生と同じ部屋に

 

最悪だ!

 

楽しみにしていた修学旅行

 

僕は絶望感でいっぱい

 

なんで僕なんだ!

 

誰にも相談することも

出来ずに

 

それかも毎日の恐怖に

怯えていた。

 

誰かを助ける勇気もなく

見てみぬのふり

 

僕はどんどん孤独になり

人間不振になっていく

 

僕は学校を辞めようと思った。

 

 

今日もここまでお読みいただき

ありがとうございます。

 

~つづく~

次回:世界観『第8話 こんな僕でも救ってくれる』