こんにちは

 

頑張らないで楽しむ!

 

ポンコツ整体師

の村上和男です。

 

 

僕は人と話すことが好きだ

 

度が過ぎる程のお節介やきでもある

 

この性格をいいと思う人

嫌だと思う人はいる

 

まーこれが自分を偽らない自分だから。

 

世界観

まだ読んでいない方は、

こちらを先にご覧ください。

世界観『第1話 何かに怒っていた幼少期』

 

世界観『第2話 もがき苦しむ幼少期』

 

世界観『第3話 いい子を演じる』

 

世界観『第4話 偽りのない自分のままで』

 

 

僕は中学校に入学し、最初は緊張していましたが

以前のように自分を偽らなくても

楽しい学校生活を送ることができました。

 

夏休みが終わり

転校生がやってきました。

 

彼は、大きなからだで

とても怖い目をしていました。

 

クラスのみんなも話かけるけど

人と話すこともほとんどありませんでした。

 

最初は彼のことをどう接したらいいのかわからず

彼の目は暗く、いつも外を見ていた。

 

僕は彼に話かけました。

 

「空ってどこまで続いているんだろ」

 

彼は言いました。

「遠くまでだと思う」

 

彼と話すうちに、両親がいないことを話し

 

彼には暗い過去があることがわかったのです。

 

両親が事故で亡くなり

祖母と生活をしていたが

祖母も年の為、施設へ

今は、叔母と暮らしている

 

ことを教えてくれた。

 

彼とはすぐに友達になることができた。

 

彼と僕の家は意外と近くて

いつも公園で遅くまでいた

 

そう彼は叔母の家では

居場所がなかった。

 

僕も居場所がなかったあの頃を思い出した。

 

僕も彼に居場所がなく

偽っていた過去を話すことで

 

少しずつ心を開いてくれました。

 

僕は思った

彼に優しく接したら

僕にも優しさが戻ってくると

 

僕は毎日毎日

優しく接した

 

だけど彼は優しさがない

 

どうしてなのかわからず

 

僕は彼を避けるようになっていった。

 

 

しばらくして彼は東京へ行った。

 

 

僕は優しさ=愛だと

 

思っていた。

 

彼が転校してから

 

考え気づいた

 

 

彼は、

 

愛されて来なかった

愛情を知らなかった

 

だから僕との接し方もわからないはず・・・

 

僕は彼を避けたのは

僕のひとりよがりだった

 

僕に優しくして、愛されたかった

 

僕は今でも

彼を避けたのを後悔している

 

自分自身に認められたいという願望が強く

 

人からの評価が自己肯定感につながっていました

 

人との関わり方をよく考えたうえで

 

行動することが

 

必要だと痛感しました。


 

 

今日もここまでお読みいただき

ありがとうございます。

 

~つづく~

次回:世界観『第6話 自分を誤魔化して進んでも』