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第80期棋聖戦五番勝負 第5局

▲ 木村一基八段 ●-○ 羽生善治棋聖 △ 

棋聖戦最終局は横歩取りの典型的な展開である 
素早い攻めが見られるものとなりました 

8筋からの攻めを見せた木村八段でしたが 
羽生棋聖の王は遠く且つ厚いためそこからの攻めを見出せない印象でした 

一方の羽生棋聖は68手目△4五桂、76手目△6五桂が効果的に働き 
△7八龍と置いたことでさらに羽生棋聖に優勢に 

以降詰めろの展開で 
木村八段の玉を追い詰めていき 
106手目羽生棋聖が△4八龍と打ったところで木村八段が投了 

最終局は全体を通し安定した受けと的確な攻めで有利に進めた羽生棋聖の圧勝という印象でした 
木村八段は何もできないまま投了となったように思われます 

第80期棋聖戦はフルセットの末羽生棋聖が防衛 
名人戦に引き続き最終局に強さを見せるものとなりました 



2009 J2 第27節 ザスパ草津 対 ヴァンフォーレ甲府

草津 1-2 甲府 
【得点】 
0-1 ダニエル(前半8分) 
0-2 森田 浩史(後半6分) 
1-2 都倉 賢(後半9分) 

今節は久しぶりのスタメン出場となった森田が 
フル出場を果たし、さらには貴重な追加点を決めるなどの活躍で 
勝利に大きく貢献していました 
特に前半の存在感は大きく 
やや下がりめの1.5列目でチャンスの起点や 
相手DF陣を上手く引き付け、マラニョンやキムを機能させることに徹底し 
中盤の核となっていました 
しかし、試合終了間際は運動量が落ちていたことは事実で 
やはりスタミナ面の改善が求められるものでした 

また、ダニエルが待望の今季初ゴールを決めました 
これまで主に守備に大きく貢献してきたダニエルですが 
攻撃面は惜しいシュートが多く、今節もセットプレーからのゴールに期待がかかっていました 

今節前半8分藤田がクロス 
こぼれ球となったボールを大西がダニエルへパス 
これを上手くゴール隅へ流し込み先制点を挙げました 
今回の得点が契機となり、これからさらに得点を挙げてほしいものです 

失点シーンは草津のワンツーを褒めるべきものだったと思います 
そして確実に決めた都倉はさすが得点ランキング上位の選手という印象でした 
それ以外の甲府の守備はGK荻を中心に安定していたように思います 
後半は草津に攻め込まれる場面がありましたが 
失点後集中を切らさず抑えたことは価値のあるものでした

まだまだ気の抜けない試合が続きますが 
何としても勝ち点を積み上げてほしいものです 

第80期棋聖戦五番勝負 第4局

▲ 羽生善治棋聖 ○-● 木村一基八段 △ 

今局は一手損角換わりが見られ 
角打ちのタイミング及び場所を見定めた木村八段が中盤を支配し 
66手目の△3六角以降はさすがだと思いました 

同じ中盤、羽生棋聖43手目の▲3五銀ですが 
一瞬何の意図があって銀が前に出たのか分かりませんでした 
これは△同銀 ▲7三角成 △同桂 ▲3五飛と進む手があり 
読めなかった自分自身反省するものでした 

75手目木村八段が△4九飛と打った後、受けに羽生棋聖が▲5九香と打ちましたが 
これは△6九銀があるため指さないのではないかというものでした 
▲5九香は疑問手のように思いますが実際どうだったんでしょうか・・・ 

終盤である101手目▲8二馬からの羽生名人の攻めは見事でした 
一手一手寄せていく羽生棋聖に何とかそれを防ぐ木村八段 
114手目△4三金打は木村八段自ら感想戦で悪手と言っていましたが、その通りのように思います 
結果的に▲同銀不成で得た金を▲3二金として使われ必至の状態となるため 
今回の決着の決定機となってしまいました 

今局は羽生名人の終盤の寄せと冷静な読みが勝負を分けるものとなりました 
これで2勝2敗となり、棋聖位は最終局へと持ち越されます 
羽生棋聖は名人戦に続きフルセットとなりましたが 
最終局の強さは知られている通りです 
羽生棋聖の防衛も充分考えられるものでしょう