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2009 J2 第23節 ヴァンフォーレ甲府 対 アビスパ福岡

甲府 6-0 福岡 
【得点】 
1-0 藤田 健(前半27分) 
2-0 大西 容平(前半31分) 
3-0 金 信泳(後半6分) 
4-0 マラニョン(後半19分) 
5-0 マラニョン(後半25分) 
6-0 國吉 貴博(後半40分) 

今節は全体を通してボールが上手く回り、そこから中盤を支配し 
ロングボールからゴールを決める場面や 
甲府の徹底した速いプレスもあり、福岡のパスミスを見逃さず奪い 
確実にゴールへ流し込む場面など決めるべき時に確実に決め 
それ以外にも惜しいCKやミドルもあり 
攻撃からゲームの流れを完全に掴んだ状態のまま試合終了となりました 

これだけでは猛攻で白星を挙げたように思われますが 
守備陣も安定していたことも述べなければならないでしょう 
危ない場面と言えば 
後半途中出場の大久保が左からのクロスを高さを活かし頭で合わせたところのみで 
その場面も荻が好セーブで無失点で抑え 
中盤は上でも述べたとおりプレスの徹底 
サイドは杉山と今季初スタメンの吉田が効いておりクロスを上げさせることも少なかったように思います 
さらにはダニエルの交代として本職のCBへと入った御厨も安定していました 

特に吉田は守備以外にも積極的なオーバーラップを見せ
何度とゴール前まで顔を出し惜しいシュートもあるなどオフェンス意識の高さも良く 
そして途中出場の國吉は後半40分、マラニョンからマイナスのボールを受け 
これを確実に決めるなど若手陣の台頭もチーム全体の底上げに繋がっていることが 
吉田や國吉、今回はベンチ外ではありましたが井澤や輪湖の活躍を見ても解ります 

また、今節は先日岐阜から移籍してきた片桐も出場しました 
片桐は5点目のアシストを決める活躍を見せ 
今後の活躍に期待できる甲府での初プレーとなりました 

大西は前節後半アディショナルタイムで引き分けに持ち込む得点を決めましたが 
ここ数試合コンディションがあまり上がらないプレーが目立ち、やや心配していました 
今日の試合、WGとしての大西は昨シーズンの大西を彷彿とさせるもので 
こぼれ球を押し込むなど徐々に状態は上向いているように思います 
やはりWGが合っているのでしょうか
この得点が復調への契機となってほしいものです 

2009 J2 第22節 カターレ富山 対 ヴァンフォーレ甲府

富山 1-1 甲府 
【得点】 
1-0 石田 英之(前半34分) 
1-1 大西 容平(後半44分) 

前半から甲府は富山の運動量により試合を支配され 
完全に走り負けていました 
特に甲府の左サイド、輪湖の位置にボールを回される場面が多くあり 
そこからゴールを狙われていたように思います 

前半34分、失点シーンの山本の対応は 
ミスとも言える場面でしたが 
あそこは体をぶつけるか完全に入れて、できる限りセフティーに行ったほうが良かったかもしれません 
ゴール前で伸ばした足が届かず、結局相手に奪われ決められてしまうことは 
昨年8月のアウェイ鳥栖戦を思い出してしまいました 

後半も甲府は攻める機会が少なく 
カターレは上手くゴールを回していましたが、得点までには行かないまま 
時間が経過していきました 

選手の治療などもあり多めの8分と取られたアディショナルタイム 
マラニョンの左からのクロスを途中出場の池端が頭で合わせるがGKが何とか弾く 
そのこぼれ球を走りこんできた大西が決め同点 

結局試合はこのまま1-1で試合終了 
勝ち点1は取りましたが勝てた試合でもあると思います 

上に書いた失点以外にも 
前半29分、フリーの状況であった森田のヘッドなど決めきること求められる場面で 
決めきれない相変わらずの課題を露呈してしまい 
あのような場面で決めきれないと今回のような本当に厳しい試合展開になってしまいます 
今後も決定力については個人が考え、修正していくものだと思います 
その点は新加入の片桐・ガウボンにも期待しなければならない状況にあると言えるでしょう

2010FIFAワールドカップ アジア最終予選 オーストラリア 対 日本

オーストラリア 2-1 日本 
【得点】 
0-1 田中マルクス闘莉王(前半40分) 
1-1 ケーヒル(後半14分) 
2-1 ケーヒル(後半31分) 

2006年のワールドカップと同様 
先制しながら逆転されるという展開でまたもオーストラリアに勝てず 
最終予選は2位通過 

前半40分、中村憲からのCKを闘莉王が頭で完璧に決めた場面は 
闘莉王の打点の高さと巧さが生み出したように感じます 

しかし、全体として前線にパスを出しながらもオーストラリアの高さにボールははね返され 
さらにはディフェンスを殆ど崩すことができず 
結果としてシュートまで行く機会が少なく、決定力以前の問題が浮き彫りとなりました 

後半はいずれもセットプレーからの失点と 
今日は攻撃・守備とも相手の高さに対応できませんでした 
高さのある相手を如何に抑えるかが課題となり、今後の修正と対策部分となるでしょう