2023 J2 第41節 ヴァンフォーレ甲府 対 ロアッソ熊本
甲府 2-0 熊本
【得点】
1-0 鳥海 芳樹(後半13分)
2-0 ピーター ウタカ(後半30分)
今シーズンリーグ戦のホーム最終戦、J1昇格プレーオフで望みを繋ぐ勝利となりました
この試合、熊本の前へ繋げる意識に苦しむ時間帯が特に前半中盤に見られましたが
そこで失点をしなかったことが後半の2得点を生み出す結果になったと言えます
守備への移行の際、前線に残りやすい松田の裏のスペースを狙われることも多かったですが
ボランチやCBの共通意識が良く、スペースを埋めたり、引き出されたポジションをカバーすることが自然にできており
これが無失点になりました
楔のボールへの対応で何度か引き離されることもありましたが、ここは熊本の決定力に助けられており
質の高いACLを戦う上では課題となりました
得点シーンは鳥海の反応の良さ、そしてウタカの裏街道へのスピードで得たゴールで
個人技といえばそれまでですが、それに至るシュート意識とパスは甲府が上回っていたと思 われます
また甲府と熊本のベンチの差は大きく、途中交代というベンチワークで相手を上回ったことによる結果でもありました
2023 J2 第40節 大宮アルディージャ 対 ヴァンフォーレ甲府
大宮 0-2 甲府
【得点】
0-1 鳥海 芳樹(後半29分)
0-2 中村 亮太朗(後半33分)
プレーオフへ、残留へ、両チームとも落とせない試合を制したのは甲府でした
しかし結果通りの内容の試合ではなく
甲府にとっては前半のような試合を繰り返しているために勝てない試合が多いのだと感じるものでした
大宮の決定力の精度に助けられたことはありましたが
それでも後半修正を図り2得点を挙げたことは結果として評価されるものでした
欲を言えば何故前半からその戦いをできないのか
仮にできていればスコアでリードして連戦だからこその余裕ある試合ができたはずです
試合運びが悪く、スコア、そして結果に繋がらないことが甲府の弱い部分には違いありません
AFCチャンピオンズリーグ グループH 第3節 浙江FC 対 ヴァンフォーレ甲府
浙江 2-0 甲府
【得点】
1-0 ルーカス ポッシニョロ(前半9分)
2-0 ニャシャ ムシェクウィ(後半14分)
相手チームが何処であれ、この試合のような攻撃をしていては
勝てる可能性のある試合でさえ敗戦に繋げてしまう象徴とも言える酷さが見える内容でした
まず主審が球際の激しさに対して一定以上になるまでファウルを取らない基準ならば
甲府もそれに合わせたサッカーをしなければならず、日本サッカーの丁寧さ、おとなしさが仇となった一戦だったとも言えます
またここが特に問題でしたが、攻撃に関する積極性が無さ過ぎた、言い換えれば責任の擦り付けがプレーに見られ
後半43分の場面で解る通り、明らかなシュートチャンスでシュートを撃たずにゴール前でありながらパスを選択するその消極さ
これはもう残念ながら諦めに繋がってしまいます
同時に「何となくクロス」も反省点で、クロスの精度の悪さ、特に相手に当たり前に当てるかのようなクロスはこの試合多すぎで
それならばゴール前へ切り込んでいく選択肢もあったのではないかと思います
一言で言えば「攻撃の酷さ」をACLという舞台で出してしまうチームの状況は監督自らが認め
その上でリーグ戦、ACLで全く違ったサッカーを見せていかなければなりません
自滅のサッカーは見たくはありません