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ヴァンフォーレ甲府 吉田達磨監督契約解除に関して

ヴァンフォーレ甲府は4月30日付のプレスリリースにおいて吉田達磨監督の契約解除を発表しました

 

吉田監督は昨季の2017年シーズンから甲府の指揮を執っていましたが

シーズン途中から深刻な得点力不足に悩まされ、6試合連続無得点という記録も更新するほどでした

それでも頼みの綱である堅守がある程度機能していたこともあり、毎節少しずつではありますが勝ち点を積み上げたものの

結果的に得点力不足・攻撃力不足が大きく影響し勝ち点1の差でJ2降格となりました

 

年が明けて2018シーズン、咋季の反省を活かして攻撃に厚みを出すため、ドゥドゥに代わりジネイという外国人選手の入れ替え

またこれまでの5-3-2のフォーメーションに加え、3-4-2-1や4-1-4-1というフォーメーションを取り入れましたが

この戦術の変更は選手たちを混乱に招くだけの作戦に過ぎず、中途半端に戦っていては当然勝ち点の積み上げには至らず

だからこそ第11節終了時で16位という場所にいるという状況です

 

チームを作り上げるという意味で長期的な采配も求められますが

クラブがJ1昇格を目標に掲げている以上、この順位では進退問題に繋がってしまいます

 

吉田監督の手腕について、如何にして仕掛け、得点を挙げるという攻撃面での戦術が昨季から全く見えず

同時に課題を修正せず(寧ろ修正できず)にただ試合数を重ねているだけでした

サッカーでは勝利に必ず1得点以上が求められる中、その1得点も挙げられないほどの不透明な戦術を繰り返しているばかりで

明らかに監督の采配に問題がありました

 

だからこそ昨季の終了時点で降格や得点力不足を理由に早々に手を打っておく必要がありました

 

一方で吉田監督はこれまでのキャリアで育成面では高い評価が得られ、選手からの信頼されているように

結果第一というプロの現場よりもアンダーなど育成に関しては今後も能力がある人物なので

どのチームになるのか分かりませんが、育成という部分で注目していきたい監督であると考えます

2018 J2 第11節 ヴァンフォーレ甲府 対 ジェフユナイテッド千葉

甲府 1-1 千葉

【得点】

1-0 ジュニオール バホス(前半5分)

1-1 近藤 直也(後半50分)

 

試合開始早々に先制点を挙げた甲府でしたが、終了間際に失点し引き分けで試合終了

寸前まで来ていた勝ち点3という結果を得られずに勝ち点1の積み上げとなりました

 

この試合、パワープレーによる失点は時の運だとしても

2得点目を挙げられない攻撃を悔やまなければなりません

 

昨シーズンから無得点時間を更新するなど得点力不足が叫ばれた中

吉田達磨監督を継続させたことは得点力不足を最大の問題として今シーズンも抱えることは必然であり

言い換えればこの順位は納得せざるをえません

 

得点力不足によりJ1から降格したことをどのように捉えているのか

攻撃にテコ入れができないことは柏や新潟の監督時代から明らかであり

その手腕を1シーズンだけでなく、2シーズン目まで引きずっている状態を見てクラブ首脳陣は何を考えているのか全く解りません

 

いくら攻撃陣、特に外国人選手を入れ替えても吉田達磨監督の手腕では選手の能力を抑えつけており

結果を得られないことへと繋がっています

 

J2定着という目標なら納得する内容ですが、J2優勝そしてJ1昇格を目標に掲げている以上

11試合戦ってこの順位、この内容ならばさすがに傷口が大きくなっていることに気付くべきです

2018 J2 第10節 愛媛FC 対 ヴァンフォーレ甲府

愛媛 0-0 甲府

 

得点ができるという自信があるならば今節のよう相手を封じるな堅いプレーを続けていけば問題ないのですが

得点が挙げられないのならばいくら相手を圧倒し、パスを繋げ、ボールポゼッションを上げても勝ち点3を得られません

 

相手を圧倒する上で得点を奪うために行うべきチャレンジをする場面が少なく

何より得点パターンが無い状態でゴールを狙えというのは無理な注文です

 

昨シーズンより得点力不足が課題とされている中、今シーズンに向けて目立った変化が無く

顔ぶれを変えたとしても開幕前、さらには試合が続いている中で根本的な戦術面での攻撃の課題を修正できていません

 

昨季から言われているように吉田監督が選手に課す戦術ではウイルソンやドゥドゥ、リンスといった外国人FWの能力を活かせず

これは今季のジネイ、リンス、バホスにも当てはまります

この状態でJ2で得点が増えると考えていたのならば、監督の継続の段階で現在の順位が決定付けられていたと言えます