CittY的 水中生活日記 -95ページ目

渋谷



CittY的 水中生活日記



何を隠そう、私は渋谷が苦手だ。

(白バイとフナムシも苦手だ。)


ライブの為、そんな渋谷へとやって来た。



今日は、新ボーカルのお披露目となるライブである。



今日も渋谷は人がやたら歩いている。用もないのに。

私はよほどの用が無い限りは渋谷には近寄らない。



そしてライブハウス付近には髪の毛をピンクや金色に染め、顔に穴を空けまくり、ガイコツやクモの模様の服を身にまとった不良女子たちが大量にたむろしている。

何やら人気バンドが近所の別のライブハウスでライブを行なうらしい。


楽器を背負った我々にガンをクレている。


怖いので極力ライブハウスから出ないようにした。


私の渋谷嫌いは克服できそうにもありません。


巨大バッタに変身して渋谷をデストロイしたい。

口からは茶色の毒液を出しながら。


しかしながら、ライブハウス自体はたいそう居心地が良く、共演者も素敵な音楽を奏でていた。



それはそれとして、急遽ライブが決まった。


5/30の土曜日、池袋のバレルハウスというバーで行なう。


飲み仲間であるおうこさんと溝田さんのイベントに誘われたのだ。


ありがたい話だ。


バレルハウスは、私がちょいちょい飲みにいくバーだが、ライブをやるのは初めてだ。


しかもCittYとしては初のアコースティック編成だ。まだ何も考えてないが、本番までには何とかなるだろう。


酒もつまみもうまいので、是非飲みがてら冷やかしに来て欲しい。


夏はもうすぐだ。


素通りはできない

やっと新ボーカルが発表されたね! わたるです。


昨年末からここまでに、CittYはいったい何人のボーカリストさんと出会っては別れをくり返したことか。

みなさんCittYの曲をおぼえてきてくれて、スタジオで歌ってくれて。 ありがたい話ですよ、ほんとに。


そのうち新ボーカルの、グミ様からも挨拶があるのではなかろうかと。 お楽しみに。


がんばっていかなきゃね!







話は変わり、一人の、かっこよく人生を生き抜いたミュージシャンの突然の悲報に驚きました。


駅の売店で並んでるスポーツ紙の一面に載ったその報せを見たとき、胸が ドクン ってなって 「見なかったことにしよう、どうせスポーツ紙お得意の思わせぶりな見出しだろう」 って電車に乗り込んだけど、やっぱり気になって家でテレビをつけたら、本当の報せやった。


本当に心底悲しんでる人たちに比べたら僕は、何を知ってるでもなく、リアルタイムで衝撃を受けた時代にいたわけでもない。  だから変に知ったかぶりをするのは、かえって失礼かなって思うし、それによってあの人の存在が安くなってしまうのがいやだから、名前もあげないでおきます。


ほんの一部しか知らないけど、この人の歌や曲や、もっといろんなものひっくるめて見て、これがロックなんだなーって。

いや待てその前に、俺みたいなもんは 「ロック」 なんて言葉を語れるほど、果たしてロックな人間なのか。  




やばい、頭の中がウザイ感じになってきた。



自分のことはいいとして、 「サヨナラCOLOR」 って映画。  僕の大好きな、スーパーバタードッグ の 「サヨナラCOLOR」 って曲がもととなった映画で、そこに役者として、ミュージシャンとして出演してて、ハナレグミの永積タカシさんと一緒に、主題歌であるタイトル曲を歌ってた。  最高の存在感があってめちゃくちゃかっこ良かった。



僕の大好きなミュージシャン達がみんな大好きなあの人のことを、僕も好きだと思えてることがとても幸せだと思う。




書かないほうがいいかとも迷ったけど、素通りできない出来事やったで書いてしまった。


がんばっていかなきゃね!


新ボーカル現る

         CittY的 水中生活日記


こいしです。


CittYの新ボーカルが決まった。


この数ヶ月間、一緒にスタジオに入ったりした数十人のボーカリストさん、及び紹介してくれた皆さん、感謝してます。貴重な経験をさせてもらいました。


んで、新ボーカルのグミさんは、なかなかのロック魂とリゾート感を兼ね備えた女子であり、今後の活躍が期待される。


これからレコーディングなんかもやるので、夏までには新生CittYの新しい音源をお届けできるかと思います。たぶん。



ぜんぜん話は変わるけど、私は3月末からしばらく、あるシンガーのバックバンドのメンバーとしてライブをやりまくっていた。

彼は、世界の偉大なロックの先輩たちへの尊敬の気持ちを抱いて、いい音楽をやっている男だ。

仲間に対してはいいやつだけど、音楽を冒とくするようなふざけた人間たちには容赦が無い。

ヒヤヒヤする事も多いけど、音楽への愛をひしひしと感じる。


地方にも行きつつ、「ロックロックと言ってるけれども、ロックとは何なんだろうねえ」みたいな事をさんざん語りつくしたものである。そんなもんもちろん簡単に答えが出るわけはないけど、熱くていい時間を過ごせたし、自分が音楽をやってる意味を再確認できた。こういう仲間は大事にしたい。


どうでもいいけど最近、挨拶もまともにできないバンドマンが世の中にはいっぱいいていやになるよね。

この人たちはロックを完全に勘違いしてるし、今までライブハウスで怖い目にあった事とかないんだろうなあとか思う。けっこう怖い人っているんだよ。


そんな事を考えてた日々のさなか、偉大な先輩ミュージシャンが亡くなった。


自分は決してコアなファンじゃないと思うし、ブログなんて書けないぐらいボロボロに悲しんでる人がいっぱいいると思うし、私はキロシロー氏の何を語れる訳でもないけど、かっこよくて大好きなミュージシャンだった。


日本で数少ない、まともな音楽人が一人いなくなったのは本当に寂しくて悔しい限りだ。

私はこれからも変わらず頑張ります。ありがとうございました。