~身体の声を聴く、シャーマン(叡智あるもの)が目覚める~

「身体に現れている症状は何かのメッセージである」 という捉え方がソマティック・ヒーリングのベースになっています。ソマティック・ヒーリングのセッションでは、前世療法や年齢退行療法やイメージ療法など ヒプノセラピーのさまざまな手法を複合的に用いて身体症状の原因となった感情や体験を見つけだします。潜在意識の強い力が必要な体験へと導き、セラピストはクライアント様自らが身体症状の裏に隠された 「メッセージ」 に気づかれ、自らを癒されるプロセスをサポートさせて頂きます。セラピストやご本人が前世療法で、あるいは年齢退行療法でと手法を選択するのではなく、「潜在意識=内なる叡智」がその手法を選んで導くところに大きな特徴があります。


【有料モニター様・大阪府B様 50代】

・ご職業:自営業

・お身体の症状:数年前からの難聴症状

・心に抱いていらっしゃる思い:難聴についての不安


B様はいつの頃からから耳の不調を感じていらっしゃいました。念のため耳鼻科を受診すると、原因不明で聴力が落ちてきており、手の施しようがないのことでした。日常生活に支障を感じていらっしゃいませんが、なんとか方法がないものかと、ソマティック・ヒーリングを通じてアプローチされることになりました。


潜在意識の中に入り、そこから症状の原因となった「心」や「感情」にアクセスし、心の自然治癒力を発露するための旅。1回目のセッションでは、今世での悲しみ体験が、2回目のセッションでは前世で癒されなかった感情が、いずれも「耳」に関係するということを受け取られました。3回目も引き続き、耳の症状の中に入り込んで、さまざまな体験をされました。



■セッション1回目

・プロローグ~不思議な少女

http://ameblo.jp/motosun-88/entry-11414849916.html


・難聴の理由、巨大な龍①

http://ameblo.jp/motosun-88/entry-11416391461.html



■セッション2回目

・耳の治療に役立つ方法、「龍の消滅」と「魔女狩り」②

http://ameblo.jp/motosun-88/entry-11432564691.html


・男性であり女性である存在と「魔女狩り」③

http://ameblo.jp/motosun-88/entry-11435858583.html



・・・・・


耳の中に入ると暗い場所でした。


B様「吹き出物みたいな大きなボールがゆらゆらしてる。中に何か含まれているように見えて、とくに一個が大きくてグレー色をしてる。この一番大きいのを開けたい。刀を使って切る!あっ、中からねっとりした黄色い液体がでてきた。袋の奥の方に何かのかたまりがあって動いている。肉の塊みたい。耳が痛い。深い傷を負ったような痛みがある。」


袋の中の肉の塊が怒りながら言いました。


肉の塊「ここには大きくなる為に入った。袋が切られて液体が流れてなくなったから、もう大きくなれなくなった。私は“物食い”になる予定だったのに!私はお前に寄生して、お前の“素直さ”、“友情”、“イマジネーション”、“自信”を食べていたのに。もう5,6年前からここに存在していた。なんでだって?お前が“ごますり”や“見られること”に対して注意していなかったからだ。それにしても、なんで袋を切ったんだ!」


B様「私はあなたを見るのが嫌だった。切らないといけないと思った。痛かったけど、切って良かった!もう一個ゆらゆらした袋があるから、それも切ろう。私も痛いけれど、それでも切る!あっ、中から赤い液体がでてきた。小さな花みたいな珊瑚みたいなものが袋の中に入っている。これが大きくなる前に切れて良かった気がする。」


小さな花みたいな珊瑚みたいなものが言いました。


小さな花「別のところに移動しようと思っていたのに。肝臓や横隔膜やもっと深いところに行って、メチャメチャにしてやろうとしていたのに。数ヵ月前に、お前が帰省した時からここにいる。あの時の体験がもとで、ここにいる。」


B様は、更に二つの袋を切り裂きました。ひとつは濃いブルーの袋で、中にはなにも入っていないけれど、粘着質な袋でした。もうひとつはごく小さな袋で、黄色い液体が出ると、さっきの小さな花みたいな珊瑚みたいなものが入っていました。切るべきものを切って気持ちはいいけれど、液体や残骸でまみれたその場所は、とても嫌な感じがする場所でした。


B様「この場所に雪を降らそう!」


浄化の雪を降らせるためには、あの龍を呼ぶことにしました。するとエネルギーのない疲れた様子の龍がやってきました。人間ほどの大きさの龍は身体を丸くしていて、その身体の水分はどんどんと地面に流れているようでした。


龍「栄養が欲しい。栄養になる土と葉っぱと空と星が欲しい。」


B様「空以外はあげる。だって空を与えたら、あなたは何処かへ飛んで行ってしまうでしょう。」


土と葉っぱを混ぜてボールを作ってあげると、透明で消えてなくなりそうだった龍の身体の透明感がなくなり、硬さと厚みがでてきました。けれど龍は“空”がもらえないとわかり、少し怒っていました。


B様「雪を降らせてくれる?そうしたら空をあげるから。」


すると龍はどんどんと雪を降らせました。あたりは瞬く間に一面真っ白になりました。



RAINBOW ORB ~毎日がヒーリング日和~
(画像はお借りしました。)



B様「すごくキレイ!すごく平和でキラキラしてる!」


雪が十分に積り、雪雲が去り、青空が現れると、龍は舞い上がって空中でパラパラと白い雪になって消えてなくなりました。


B様「感謝の気持ちでいっぱい。この場所が嫌な場所でなくなって、ホッとした気持ち。雪ってキレイだな。光ってる。全身がいい気持ち、耳の痛みも消えてしまった。、耳の感覚が全然ちがう!」


龍がどこからか語りかけてきました。


「生まれた時からお前の面倒をみている。生まれた時から友達のような存在だ。耳の事はもう気にすることはない。もう治っている。あとは“地球”を使いなさい。“地球”の声を聴くことをお前は忘れている。そのまま進むといい、大丈夫いつも一緒にいるから。」


龍は猫の形をとったり、昆虫の形をとったり、鷹の形をとったり、いろんな形でいつも傍にいることを伝えてくれました。両耳に手をあててセラピストがボディワークをすると、見たこともないような美しい緑の丘の風景が目の前に広がりました。太陽の光に溢れて、人々は幸せそうで、平和で素晴らしい気持ちになりました。


雪が大地を清めて、雪が溶けて春を呼んで、その大地に新緑が生い茂るような、そんなビジョンでした。(つづく)


・・・・・


心のある要素が耳に「ヒソムモノ」を創りだし、それが良からぬことを考えて存在していました。それらは、さまざまな心に由来したものでした。それを切り裂き、その場を雪で清め、龍の力強い声を聴いたことで、とても元気になられたB様。ラストの美しい緑の丘の風景に入られた時は「至福」の感覚を味わわれたそうです。「いま、耳に生えていた雑草が全部取りはらわれて、音がスムーズに入ってくるような、そんな感じがします。」(つづく)


読んでくださって、ありがとうございます虹

珊瑚



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