ヒプノセラピー(催眠療法)専門の
公認心理師(国家資格)
珊瑚珠色です
ライフステージとお悩みに応じた
専門的なヒプノセラピー
をご提供しています。
何回カウンセリングに通っても
さまざまな方法を試しても
何も変わらなかったという方も
1回でポジティブな変化を
実感していただいています
どのようなお悩みであっても
きっとお役に立てます
海外の科学的論文
(both quantitative and qualitative)は、
脳卒中患者のリハビリテーション
における催眠の使用について
有望な見通しを与えています。
1950年代から2000年代の
症例報告により、
脳卒中リハビリテーションに
催眠療法が適切であるという
証拠が示されています。
下記にひとつ例を示します。
・・・・・
Manganiello(1986)の
ケーススタディの対象者は、
対象者は脳血管障害による
片麻痺性脳卒中を患う
57歳の音楽家でした。
彼は顔の右側を触ると何も感じず、
舌をうまく動かせない
という問題を抱えていました。
右腕と手の筋肉は痙攣が顕著で、
その手で指の動きを
一切行うことができませんでした。
さらに、歩行器なしでは
歩くことも不可能でした。
マンジャニエロ氏は、
理学療法中および理学療法後の
より良い回復を目的として、
患者に対して数回の
催眠セッションを実施しました。
(このセッションで用いられた
催眠技法の詳細は専門家向けのため割愛します)
【初回セッション】
最初の試みでは
患者は最初はマンジャニエロ氏の
助けを借りて歩いていましたが
その後は何もつかまらずに
歩くことができました。
また患者は両腕の力の差異なく
マンジャニエロ氏の手を
握ることができました。
【2回目のセッション】
2回目のセッションの冒頭では、
患者は通常の生活での活動は
改善していましたが、
書かれた数字を
読むことができませんでした。
しかしこのセッション後、
患者の話し方は改善しました。
【3回目のセッション】
3回目のセッションにおいて
患者はどんな状況でも
歩行補助具なしで歩行し、
より協調的な歩行ができ、
また、より理解されやすい
話し方ができるようになったと
報告しました。
【4回目のセッション】
患者は脚、顔面筋、腕、手の
完全な機能を発揮することができました。
覚醒状態で5分間
催眠状態で17分間
サックスを演奏することができ、
その結果、
顔の筋肉のコントロールが
大幅に改善されました。
【最終セッション】
患者の演奏は両方の状態において
向上しました。
さらに、このケーススタディは、
高いモチベーションと
施術者と被験者の
強い信頼関係がある場合、
催眠がリハビリにどれほどの影響を
もたらすことができるかを示しています。
・・・・・
これ以外にも具体的かつ科学的な
知見がまとめられたこの論文を
読みました。
その結びは次のように
まとめられていました。
”催眠療法の知見が
従来の医療および心理的ケアとともに
保健センターに統合されるのであれば、
それは非常に意義のあることでしょう”
・・・・・
※ご紹介している催眠療法は
医療・心理系の国家資格を持ち
尚且つ催眠療法のトレーニングを受けた
専門家により行われています。
読んでいただいて、ありがとうございます
珊瑚珠色