ソマティック・ヒーリングの体験記、前回 からの続きです。耳が聞こえにくい症状にアクセスをすると、不思議な部屋で不思議な少女に出逢いました。彼女と話は会話の途中で話題を変えました。


・・・・・


「太陽の話よ。太陽は友達なの。その中に溶け込むことができるの。それは居心地がいいのよ。それをあなたに教えてあげたい!太陽と一つになれるよ!」


女の子は続けました。


「私はあなたを支えているの。あとは・・・寂しい気持ちになるから言えない。私はあなたの心を豊かにしてあげたいの。寂しさを和らげてあげたいの。一緒にいるだけでいいの。」


膝の後ろに隠れていた女の子は、目の前の椅子に座りました。笑っていない、嬉しくも悲しくもないような顔、ワンピースを着て、3-4歳くらいの子どもの姿でした。「この女の子はわたしだ。」見た目は違うけれど、この女の子は自分自身だとクライアント様は思われました。


女の子はその場所を気に入っていましたが、もっと光がほしいと思っていました。女の子は耳の症状の原因を語りました。


「そこに大きな真っ黒い雲があって、膿がたまっているの。それが首から首の後ろ側、そして腕にまでかけて影響をしているの。その場所を“ほぐして、温める”といいよ。」


セラピストの声をききながら、女の子とクライアント様は一緒に、光のエネルギー・ワークを行いました。光のエネルギーでもって、左耳のあたりにある大きな真っ黒い雲を動かし、左肩からどんどんと外へ排出しました。その雲はクライアント様がある人生の岐路に立ち、寂しさを感じられた時にできたものでした。


それは10年程前のことでした。世間の声を聞きたくない、当時の自分のほんとうの気持ちを聞きたくない、そんなリクエストにこたえて作られた雲でした。理由がわかった瞬間、その理由を認めた瞬間に手放したいエネルギーは動き出しました。気が付くと、椅子に座っていた女の子は12歳くらいの少女に成長していました。その唇にはほほ笑みが浮かんでいました。少女は言いました。


「私はあなたが、これから人間としてどう進んで行くのか見ている。」


クライアント様が心の中で、堅い感じの人だな、と思うと、彼女はこう言いました。


「堅くはないの。冷静なの。わたしは感情を使わない。冷静にあなたの可能性を見ている。あなたを導くというよりも、あなたと一緒に歩くサポーターのような存在よ。」


なぜ小さな女の子から少女の姿になったかを質問してみました。


「光があったらから成長できたの。」


その女の子と一緒に何か他の存在がいる直感がして、その存在に呼びかけると、目の前に白く発光する巨大な龍が現れました。見上げるばかりの大きな龍、言葉では言いあらわせないくらいの存在で、ものすごい力があることを伝わってきました。龍は笑っていました。その足元で少女は12歳の姿から20歳の姿になったり、20歳の姿から12歳になったり、その二つの年齢を行ったり来たりしていました。


やがて龍は身を小さく凝縮させて丹田に入りました。そこに手を置くと、とても温かいのでした。龍のエネルギーを全身全霊に、オーラフィールドに、心に満たして、十分にエネルギー補給をしたあとで、クライアント様は三次元の世界に帰って来られました。


・・・・・


「あの悲しい体験は、そのあと大病をしたことで浄化されたと思っていました。あの体験が身体に及ぼした影響は他にもあったのですね、思いもしませんでした。」


なぜ龍がでてきたのかは分かりません。でも、力強いエネルギーが思いがけず丹田におさまったことは、なにか希望を感じさせるものだったそうです。そして、原因となった感情を見つけたこととイメージワークで、肩から耳にかけてが軽くなられたとのことでした。これから数回、またセッションを継続していくことになりました。(つづく)


読んでくださって、ありがとうございます虹

珊瑚



RAINBOW ORB ~毎日がヒーリング日和~

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