●トイレのフラッシュバルブ式とロータンク式の違い
こんばんは!!
水まわりのお悩みをわかりやすく解決します:板倉雄司です。
パシフィコ横浜内の国際会議場内のトイレに入るとふと疑問に思いました。
公共施設のトイレは…
こんなシルバーのハンドルがついたもので、水を流して排水しますが、
これをフラッシュバルブ式と呼びます。
一般的なご家庭のトイレには、こんなものが付いていませんよね。
一般的なご家庭のトイレは…
こんな感じで後ろにタンクがあるのが普通ではないでしょうか。
これをロータンク式と呼びます。
では、この二つはどのように違ってなぜ用途により使い分けるのでしょうか。
≪フラッシュバルブ式≫
【メリット①】水がたまらなくても操作をするたびに、何度でも便器を洗浄することが可能なので、大勢の方が利用するところに使用することが出来る。
【メリット②】タンクが不要のため、省スペースでの設置が可能です。
【デメリット①】水道に直接つないでいるため、流すのに必要な高い水圧が必要になります。弱い場所ですと、流れにくくなることも…。
【デメリット②】洗浄時のゴー!!!!と流れる音が比較的大きいです。
≪ロータンク式≫
【メリット①】一度後ろのタンクに水をためてから流すので、一般住宅地のような水圧が弱いところでも使用が可能です。
【メリット②】写真のような手洗い器を設置すると、別で手洗い器を設置しなくてもよいので、経済的です。
【デメリット①】後ろにタンクがつくので、広いスペースの確保が必要です。
【デメリット②】一度タンクに水を入れてためないといけないため、何度も流すことが出来ません。
何気に使用しているトイレも用途や場所によって違いがあるのですね。