突然始まるつわり。
対策も対処法もなかなか分からないですよね。
そんな方に、ご自宅で出来るケアをご紹介します。
つわりのときのライフケア
妊娠中は、妊娠していないときよりも、さらにさらに冷えに注意が必要です。
また、まだ大きくなっていない腹部も、下着や衣服からの圧迫感にも敏感になります。
腹部に下着のゴムの跡がつかないように気をつけてくださいね。
そして、妊娠中のお体は少しの疲れでも、休むようにサインを出すようになっています。
少し横になりたいなと感じたら、体からのサインに従って、横になり、目を閉じて、ゆっくり休むようにしていただければと思います。
・下半身を中心に冷え対策を
・おなかを締め付けないようにする
・休養をとる
をご紹介しました。
生活面で気をつけていただけたら、さらに体調を整えるためにお灸を使ったケアもご紹介します。
つわりのときのお灸ケア
つわりのときのケアとして、おうちで自分でお灸をすることもおすすめです。
お灸をする場所は、そのときのお体の状況によっておすすめするツボが違うのですが、
どの妊婦さんにもおすすめするのが、
足首のツボ・三陰交サンインコウ です。
女性の万能ツボで、安産のツボでも有名です。
下半身をあたため、血行がよくなります。
また、上半身に登った気を下げる働きもあります。
このツボは分かりやすく、初めての方も見つけやすいのではと思います。
【ツボの取り方】
①足首のうちくるぶしから 指4本くらい ひざの方へ 上がった所です。
②骨の上ではなく、骨とアキレス腱の間で、
③押すと痛いなぁと圧痛があります
ツボの場所は日によっても場所がかわります。
自分の手が自然に止まるところで、押してみて痛いなぁと感じる場所です。
【お灸の仕方】
ツボを見つけたら、お灸をします。
ほかにも、
○緊張が強い、ストレスが多いとき
○冷えが強いとき
○肩こり、腰痛が強いとき
○疲れ、体力低下があるとき
などで、ツボの場所や、施術の方針が違ってきます。
同じつわりの症状でも、一人一人施術は、全く違ってきます。
お体がどんな状態か、脈や舌、お腹、全身の冷えのぼせの状態や、コリがある場所から、探っていきます。
ぜひ鍼灸施術もご検討くださいね。