臨月のお腹の張りで眠りにくい方へ!おすすめのツボの場所 | 田無、花小金井 マタニティー・産後・子育てママのためのマザーズ鍼灸院

田無、花小金井 マタニティー・産後・子育てママのためのマザーズ鍼灸院

西東京市・マザーズ鍼灸院のブログです。逆子、つわり、イライラ、アレルギーなど、マタニティー・産後・子育て中のお困りの症状の東洋医学的な手当て法をご紹介します。


臨月になり、いよいよお腹が大きくなってくると

「夜、横を向いても、上を向いても、苦しくて眠れない」

といったお悩みの方が多くなるかと思います。

こんなときは、市販のお灸をすることで
お腹の張りが楽になり、ゆっくり眠れるようになります。


お灸が効くお腹の張りは・・・



こんな場合はすぐに産院へ連絡を!


お腹の張りの原因がなんであっても、
お灸で解決できる訳ではありません。

お腹の張りの原因が、
□胎盤に異常があったり
□赤ちゃんに危険が迫って

などの場合は、
お灸では改善できません。

お腹の張りが気になるときは、
こんなことで・・・と思わずに、
まずは異常があってのことなのか
異常がなく様子をみていいことなのか
お医者さんや助産師さんから指示をいただいて下さいね。

後から「なんでもなかった!」なら、それはそれでいいですよね。


こんな場合はお灸がおすすめです!


□いつものお腹の張り
□お医者さんや助産師さんに様子をみていいといわれた

こんな臨月ならではのお腹の張りには
お灸の出番です。

血流がよくなり
体があたたまるので
お腹がふわっと楽な状態が続きます。

夜間に楽に眠れるようになるため、
疲れがとれます。

疲れがとれるので、
翌日の日中に活動量が増え
安産へつながります。

□妊娠の経過が良好
□医師からお灸の許可あり

でしたら、ぜひ試していただきたいなと思います。



お腹の張りでお悩みのときのツボ


お腹の張りのツボ【至陰・しいん】


足にあるツボで至陰(しいん)というツボです。


足の小指の爪際にあります。


●足の小指の爪の角から1ミリほど外側

●爪楊枝などでつついてみて、感覚が他とは違う場所(にぶい・痛すぎるなど)

●爪際から離れすぎない場所


になります。





効かせるコツ


やはりツボの場所が重要です。


至陰(しいん)はツボの範囲が針穴ほど小さいのではと思われます。


ご家庭でお灸する場合のコツとしては、温めるられる面積が大きいタイプのお灸を使うといいと思います。




こんなお灸がおすすめです。


インターネットで買えます。


薬局でも一部のお店(クリエイトなど)に置いてあります。


これを片側1つか、2つお灸すると、お腹の下のほうがじんわり温まったのを感じる方もいます。


すぐに効果が分からなくても、多くても3つくらいまでにしてください。


出来れば毎日行うと効果的です。


体をあたため、安産のお灸にもなります。

お腹の張りが楽になっても、1つずつ毎日お灸した方がいいです。



お灸をする注意点


小指の先、臨月では手が届かない・・・

そんな方もいらっしゃるかと思います。


無理をすると骨盤周りに痛みが出ますし、お腹も圧迫してしまいます。


また、リラックスしてお灸が出来ないので効果も半減してしまいます。


無理なさらずに、ご家族にお灸をお願いしてくださいね。


ご家族にお灸してもらえるときは、横向きに寝た姿勢で、片側づつお灸をするといいと思います。


体が柔らかく、ご自分で届きそうな方は長座でお灸すると、骨盤周りに捻れがなくできます。


✖ぺたんと座るおばあちゃん座り

→股関節が内側に入り、出産が近い臨月には避けていただきたい座り方です。



お灸のやり方