いつだってThis is Meと言おう!グレイテスト・ショーマンみてきました | 藤沢あゆみオフィシャルブログ Powered by Ameba

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作家。著書29冊。相談30000件超。ananによる信頼できるカウンセラー20人の1人。NHKEテレハートネットTV出演。2023年4月「バズる!ハマる!売れる!集まる!WEB文章術 プロの仕掛け66」発売9日で増刷、7月18日枚方蔦屋書店で101人講演会開催

「あゆみさんの出たハートネットTVを思い出したよ」
「涙が止まらず、あゆみさんのことを思い出しました」



みてきたひとから
そんな報告を受けて


やっとみれました。


「グレイテスト・ショーマン」





自分の身を隠すように生きてきた
マイノリティのひとたちが
これがわたしといえる場を得て
高らかに宣言する。


This is Me


それは確かに
自分にOKを出すという
自分が出演した
ハートネットTVに通じるテーマ。


あの番組に出たとき、いただいた反応は
意外なものだった。



マイノリティーというよりも
普通のひとからの勇気をもらいましたとか
わたしも自分にOKを出しますというもので


それは、ディレクターさんの狙い通りだった。





わたしはこの映画にも
同じ世界観を感じた。



This is Meといえないのは
マイノリティーだけじゃない。


貧困だったり
出生だったり


自分のことを下げてしまい
誰かがみとめてくれないと
This is Meといえない。
自分にOKなんて出せない。


いやむしろ
世のなかでは成功者と言われていても
ひとのことをみとめられなくて
見下げて、マウンティングする。


自分がみとめられないのと
ひとをみとめられないのは
同じことだ。





そのままの自分に出せないOKを
誰かの賞賛や
ひとの愛情や
仕事の実績でもらおうとする。


それは、This is Meを
ひとからもらおうとすること。



もとめればもとめるほど
それは遠ざかり
ひとは居場所を失う。





居場所とは文字通り
自分のいる場所だ。



自分のいる場所を
これが居場所を思えなかったり


一緒に居場所をつくっていたひとを
そこにいてくれるひとを
ないがしろにしてしまい
自ら見失ってしまうだけ。





この映画には
日本人がひとり出演されています。
ダンサー小森悠冊さん 27歳。



ダンスを見せればいいと思っていた
オーディションで
歌を歌うように言われ
何も準備していなかった。


「その日、誕生日のひとのために
ハッピーバースデーを歌いました」



おもしろいと思ってもらえたのか合格。


ニューヨークで
シェフをしながらダンスを続け
2年かけて所属した事務所に
きたオーディションを受けた。


小柄な日本人の自分が
どうやって違いを出していくか
悪目立ちせずに自分を見せるか
いつも考えていた。



日本人の繊細な部分を生かそう。
自分は小型高性能なんだと言い聞かせた。
見てくれている人は見てくれている
本当に自分を信じて
誰よりも強い気持ちでやってきた、


「だから、いまがあるのかもしれません」


This is Meを極めて
チャンスをつかんだ。






マイケルジャクソンと、母親に刺激を受けて
ダンスを始めた。
お母さんはNYでも活躍していた
ダンサー小森美紀さん。


彼はずっと
お母さんを超えたかったそうです。



息子が自分の仕事をついでくれて
初めての映画出演がブロードウェイ。
お母さんはどんなに嬉しかったことでしょう。


だけど・・・


「やっと胸を張って
母に言える仕事ができたと思ったんです」



お母さんは最高だったよと褒めてくれて


「やっと親孝行できた」


そう実感できたそうです。





このお話は、実在する人物のお話。


登場人物みんながエンタティナーであり
リアルでも、エンタティナー。
だから、リハーサルの段階から
感極まってすごい現場だったそうです。



ミュージカルだからできる表現。
映画だからできる表現。
両方楽しめる
すばらしいエンタティメントでした。


まだ見ていないあなた、オススメです。





映画館の近くの人気のレストラン
100本のスプーンでご飯を食べました。


一緒に行った竹中章恵さんによると
すごく人気で入れたことがないらしいけど
その日は、ちょっとひとが並んでる程度で。


おとなのお子さまランチとか
シャンパンを注ぐいちごシャンパンとか
夢のあるメニューで人気なのもうなづけます。


ハーフというちょい食べできる分量が選べて
映画の前のご飯に程良かったです。





わたしとハーちゃんは
最近誕生日が終わったばかり。


ハーちゃんが誕生日の話を
始めたと思ったそのとき・・・


突然ハッピーバースデーが
流れ始めたのです。



そう、お誕生日のお客さまの
サプライズが始まったのですね。





毎年、わたし時手帖を出版しているハーちゃん。
2019年も出版が決まり㊗️11年。



リアルもミュージカルみたいな
おもしろい1日でした。





仲間は、本当にいないのか?
ひとが、疎外感を感じるとき
自分がありのままの自分を疎外している。


こんな自分だから、受け入れてもらえない。
こんな自分だから、みとめてもらえない。


他人が、どう思ったってかまわない。
自分だけは、自分にThis is Meと言おう。






「このキャラクターを演じる限り、
強い人間にならなくてはと思ったけれど、
私は、そんなに強くない」



This is Meを歌う、キアラ・セトルはいいます。


自分を全肯定出来た喜びを高らかに歌い上げる
この曲を聴いて、歌うのが怖くなったそうです。


「この曲や歌詞、それが映画に与えている影響を考えると、
手に負えないと思ったの。
まだ、今日になってもこの曲を歌うのは怖い。
おそらく、この先ずっと怖いでしょう」



「それはしょうがないこと。
この曲はそれほどパワフルで、
私の人生を変えた曲だから。
本当に歌ってよかったわ」



怖いままでいい、
これがわたしだ。



This is Meと宣言するところから
わたしを生きる人生は始まる。


This is Me!