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もころぐ

のんびり勉強しています_(:3 」∠ )_ 

貯蓄のためには収入の増大とともに支出の削減、つまり節約が必要不可欠である。Youtubeの動画で紹介された節約をリストアップし、登場回数順にまとめた。

 

◇登場回数5回

サブスクを解約する

 

この節約法が紹介されている中では最も多かった。

現在ネット上には様々なサブスクリプションがあり大変便利だが、気が付くとほとんど利用していないものもあったりする。

そういったものを見直して、不要なものは解約せよという教えである。

節約術には大きく固定費の見直し、変動費の見直しと二つあるが、これは固定費の見直しにあたり、確かに食費の節約などと比べればストレスなく行うことができるだろう、

Amazon primeはコストパフォーマンスに優れているのでむしろ登録を推奨されている。

 

◇登場回数4回
タバコをやめる

 

これは古くから言われていることである。タバコは健康にも良くないし家計簿にも負担がかかる。

「飲み会の頻度を落とす」というのもあったが、タバコの方が明らかに登場回数が多かった。

 

◇登場回数3回
コンビニに行かない

何を買っても割高になり、また一回で使う金額がそれほど多くないので無駄遣いに気づきにくい。

代わりにスーパーやドラッグストアなどを活用することを推奨されている。


電気毛布を利用する

エアコンなど空調設備を活用するよりも圧倒的に電気代が安くなる。

ダニが発生しやすかったり、処分の際に少し困るのが難点である。


節水シャワーヘッドにする

水道代の節約になるため。ただしタイプによってはシャワーヘッドの切り替えが難しい場合がある。


水筒を使う

自販機やコンビニでペットボトル飲料を買うと高額になりがちなので、水筒の使用を推奨されている。


スマホの契約を見直す

大手から格安SIMへの切り替えを推奨されている。固定費の見直しにあたるものである。


支払いをクレジットカードで統一する

カード払いだとポイントが付くことや、家計簿の見直しがしやすいという理由から。

全体的に、キャッシュレス決済への移行を勧めているものが多かった。

ただしお金を使っているという感覚が薄れやすいため、むしろ現金で統一したほうが良いという意見もあった。

 

◇登場回数2回

以下、2回以上紹介されていた節約術を列挙していく。


電灯をLEDにする
ATM利用料を払わない
靴下は同じ柄をまとめ買い
モバイルwifi使う
飲み会の頻度を減らす
充電式電池にする
電子マネーに変える
楽天市場を活用する
クレジットカードを1枚にまとめる
見栄をなくす
毎日歯磨きして虫歯予防
保険料を見直す
自炊する
一人で外食しない
電気の契約を見直す
テレビを捨てる
車を買わない


参考動画:
【一人暮らしの最強節約術10選】1年で100万円貯めた方法を教えます

【幸福度世界No.1】少ないお金で豊かに暮らす北欧諸国の節約術7選+1番大切な事

【節約歴7年】もっと早くからやっていれば節約になったこと8選
【ドケチ節約術】周りと差がつく我が家のドケチ節約術10選/節約主婦 2000万円貯金
【2ch有益スレ】ガチ効果ある!みんなの節約術教えろw【ゆっくり解説】
【誰でもできる】やれば必ず得する小さな節約法20連発【最大で年間約50万円の節約】【貯める編】:(アニメ動画)第135回
【一人暮らしの節約】生活費・固定費をストレスなく下げる方法
【ひろゆき】めっちゃお金が貯まります。僕はこの方法で年収3億を達成しました。貧乏人から脱出する一番の近道は●●です
【人生変わる節約術】節約家300人に聞いた!本当に効果があった節約術!節約主婦の貯金術
【低収入必見】本気で貯金したい人が捨てるべきモノ10選

あけましておめでとうございます。

2025年もよろしくお願いします。

 

中東(パレスチナ)問題について、用語が混ざって混乱しやすいのでまとめてみた。

 

外務省:https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/israel/index.html

 

地理的な理解
パレスチナガザ地区ヨルダン川西岸
東側は塩分濃度が非常に高いことで有名な死海がある。
西は地中海、南はアカバ湾を経て紅海が存在する。
聖地エルサレムはほぼ中央付近にある。

 

イスラム系の中にユダヤ系の国があり(=イスラエル)、その中にイスラム系の住む土地(=パレスチナ)がある。
イスラム→ユダヤ→イスラムと入れ子構造になっていることを理解する。

基本的にはイスラム教⇔ユダヤ教の対立である。

ユダヤ系:イスラエル、ヘブライ、シオニズム、嘆きの壁、バルフォア宣言
イスラム系:パレスチナ、ガザ地区、ヨルダン川西岸、PLO、ハマス、インティファーダ、フセイン・マクマホン協定

バルフォア宣言とフセイン・マクマホン協定の矛盾が事の発端となっている。イギリスのいわゆる「三枚舌外交」が原因。

PLOはパレスチナ解放機構:Palestine Liberation Organization の略。

PKO:Peacekeeping Operations と混同しないように注意。

 

エルサレムは三宗教の聖地が集結している。世界遺産でもあるが、唯一当事国が存在しない。

十字軍の目的地としても有名。

キリスト教:聖墳墓協会

ユダヤ教:嘆きの壁

イスラム教:岩のドーム

中東地域
イラク:フセイン、イランイラク戦争、クウェート侵攻、湾岸戦争、イラク戦争、シリア紛争、アサド政権
イラン:ホメイニ、イラン革命、イランイラク戦争
レバノン:ビズボラ

イエメン:サレハ、フーシ派
アフガニスタン:アルカーイダ、ビンラディン、アメリカ同時多発テロ事件、タリバン政権、イスラム国(IS)

イスラム教圏の中では仲が良いのかと言うと、そうでもない。

特にイラクとイランの対立は根深い。

イラクはアサド政権を巡って内戦が起きており、シリア紛争と呼ばれる。


また、イスラム教国家⇔アメリカ という対立も存在する。
アフガニスタンについてはこの構図の方が重要。

 

イラクは古代遺跡のウルクと語源が同じと言うが、恐らく俗説に過ぎない。かつてはメソポタミアと呼ばれた。

イランはアーリヤ人と語源が同じである。かつてはペルシャと呼ばれた。

古代(メソポタミア文明)と現代(イスラム教圏)では世界観が全く異なるので注意。

言語的には、イラクではアラビア語(アフロアジア語族)、イランではペルシャ語(インドヨーロッパ語族)で語族レベルの違いがある。

アフリカ
チュニジア:ジャスミン革命、アラブの春
エジプト::ムバラク大統領
リビア:カダフィ大佐
 

アフリカのイスラム教圏では長期独裁国家が多い。

チュニジアのジャスミン革命を機に民主化の波が訪れ「アラブの春」と呼ばれるが、

完全に民主化したのは結局チュニジアだけとなった。

パレスチナ問題とは切り分けて考えたほうが良い。

 

広辞苑は知識の宝庫である。林修先生は大学時代に広辞苑を2回読んだという。

この広辞苑を使いこなすにはどうすれば良いのか。広辞苑には紙版とアプリ版がある。
辞書が好きな人は紙派が圧倒的に多いと思うが、自分は敢えてアプリ版をお勧めしたい。

アプリ版は、logovistaという辞書検索システムで動く。
色々な機能があるが、「全文検索」が非常に有用なのである。
例えば、八丈島に旅行で来たとする。全文検索で"八丈島"と入れると、【明日葉】【宇喜多秀家】など25件ヒットする。
明日葉は八丈島で良く採れる葉物で宇喜多秀家は安土桃山時代の武将で、関ケ原の戦いに敗れて八丈島に流された人物である。
このように、八丈島に関連する情報のうち、特に重要なものをピックアップして調べることができる。
つぎに、外来語の抽出である。例えば、"アラビア】"で全文検索を掛けると、【アカバ】など106件ヒットする。
紙の本だと一つ一つ探し出さなければならないが、アプリ版だと一発でリストアップできる。
アラビア語由来で日本語に入ったものを知ることができる。アラビア語を勉強するときに前情報として一通り読んでおくと学習がスムーズになるだろう。
他に面白い使い方として、"美味"で全文検索を掛けると、広辞苑編集者が美味と思ったものがまとめて出てくる(第七版では163件ヒットする)。
最初の【赤烏賊】は「アカイカ科のイカ。…主に加工原料や冷凍品用に漁獲される。肉は美味」と語釈が出ている。
広辞苑はちょっとしたグルメ本にもなるのである。

語源ネタを仕入れたいときは、"語源"、"由来"で全文検索を掛ける。
例えば、【象徴】は「symbleフランスの訳語。中江兆民の訳書…に初出。語源であるギリシア語symbolonは割符の意。」と出ている。
ギリシャ語の原文表記は難しかったようで、ラテン文字に翻字している。広辞苑では、ある程度の語源も調べてくれているのでありがたいことである。
また、出典で調べることもできる。
『吾輩は猫である』からの用例を調べたければ、これで検索を掛ければ44件ヒットする。
特に万葉集からの引用は非常に多く、4831件もある。
万葉集に収められている歌の総数が4500首程度と言われるので、広辞苑のなかにすべての歌が内包されているのではないかという程度である。

このように全文検索は優れているが、「後方一致」も十分に使える。
たとえば"蟹"で後方一致検索を掛けると、【油蟹】【越前蟹】など47件ヒットする。
日本である程度有名な蟹の種類が出てくるのである。専門書だと膨大な種類の蟹に圧倒されてしまいそうだが、ある程度の種類を知りたいというときは参考になるだろう。


参考文献

新村 出 編(2018) . 『広辞苑 第七版』 . 岩波書店

《略語》

 

略語の法則
Bで始まる→”Business”
BP〇→Business Process 〇
Aで終わる→”Automation”
Pで終わる→”Planning”
Mはほぼ”Management”
ASP    Application Service Provider    業務用アプリを顧客にレンタルする業者
BPM    Business    Process Management    商業過程の継続改善をはかること
BPO    Business Process Outsourcing    外部委託
BPR    Business Process Reengineering    ビジネスルールを見直し再設計すること
BYOD    Bring Your Own Device        個人的に持っている端末で仕事をすること
CAD    Computer Aided Design        コンピュータ支援設計
CDN    Contents Delivery Network    最適化された配信環境
CDP    Career Development Program    企業内訓練
CMS    Content Management System    ブログを手軽に行える仕組み
CRM    Customer Relationship Management    顧客に関する情報を統合管理する
CSR    Corporate Social Responsibility    企業の社会に対する責任
DFD    Data Flow Diagram        データの流れを視覚化すること
DTP    DeskTop Publishing        卓上出版
EA    Enterprise Architecture        企業を包括的に管理すること
EC    Electronic Commerce        電子商取引
EDI    Electronic Data Interchange    異なる組織の端末間でデータをやりとりする
ERP    Enterprise Resource Planning    企業資源計画
EUC    End User Computing        システムの利用者が積極的に管理運用を行う
HRM    Human Resource Management    従業員の育成や活用
ISP    Internet Service Provider        プロバイダ
IoT    Internet of Things        ものにインターネットを繋げること
KPI    Key Performance Indicator        重要業績評価指標
MOT    Management Of Technology    技術経営
MRP    Material Requirements Planning    資源所要量計画
MtoM    Machine to Machine        機械同士でやりとりすること
NFC    Near Field Communication        近距離無線通信
OJT    On the Job Training        職場内訓練
Off-JT    Off the Job Training        研修やセミナー
PoC    Proof of Concept            本番導入前の実験や検証
RFI    Request For Information        業務の依頼書
RFP    Request For Proposal        システムの依頼書
ROA    Return On Assets            総資本利益率
ROE    Return On Equity            自己資本利益率
RPA    Robotic Process Automation    事務的なパソコン作業を自動化すること
SCM    Supply Chain Management        生産から販売までの流れを一元化すること
SEO    Search Engine Optimization    検索エンジンで上位に表示されるようにする
SFA    Sales Force Automation        営業活動にITを導入すること
SaaS    Software as a Service        外部のソフト自社で利用すること
TOB    Take Over Bid            株式公開買付
VPN    Virtual Private Network        仮想的なプライベートネットワーク
WBS    Work Breakdown Structure        成果物を主体に階層的に要素分解したもの

《用語》
ベンチマーク    benchmark    指標        他社のベストプラクティスとの比較
コモディティ    commodity    商品        市場の製品が均一化していること
ファブレス    fabrication less            自社で生産ラインを持たないこと
ベンダ        vendor        売り手        サービスを販売する事業者⇔ユーザ
オンプレミス    On Premises    店内で        情報システムを自社で保有すること
グリッドコンピューティング Grid computing    格子計算    複数のCPUなどを統合すること
ディスクロージャ Disclosure
企業などが投資者や債権者などの利害関係者に対して、経営や財務の状況をはじめ、各種の情報を公開すること。またはそれを義務付ける情報開示制度のこと。
ステークホルダ Stakeholder
従業員、顧客、株主、得意先、地域などのように、組織の行う活動と利害関係をもつ者。主に経営学の諸分野やプロジェクトマネジメントで使われる言葉である。
コーポレートガバナンス Corporate Governance 企業の目的に適合した経営が行われるように、経営を統治する仕組みのこと
DNS
Domain Name Systemの略。ドメイン名(ホスト名)とIPアドレスを対応させ、相互に変換する仕組みのこと

プロキシ
プロキシサーバは、内部ネットワーク内の端末からの要求に応じてインターネットへのアクセスを中継する装置のこと

DHCP    IPアドレスの割り当て
DNS    ドメイン名とIPアドレス
NAT    プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレス
 

諸外国語を勉強するにあたり、比較的マイナーな言語を勉強していると「アスペクト」「テンス」などの用語が出てくる。
また、IPA(国際音声記号)も知っている前提で解説されていることが多い。
これらを整理するために言語学の勉強もしてみると良いと思う。

『やさしい言語学』高橋 留美, 大塚 みさ, 杉本 淳子, 田中 幹大 著
初期のころに読んだ。大学1,2年生を対象としていると思われる。

平易な言葉で書かれているが、やはり教科書らしくかしこまった感じがする。


『言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか』今井むつみ, 秋田喜美 著
オノマトペとアブダクションをテーマに言語の誕生・習得について考察している。

アブダクションというのは、簡単に言うと限られたサンプルから自分なりの仮説を立てて応用するというものである。

「ゆる言語学ラジオ」というYoutubeチャンネルと関連が深く、本書でも出てくる。


『日本語音声学入門 改訂版』斎藤 純男 著

表紙からすると非常にお堅い印象を受けるが、中身としては親しみやすい。時々ユーモアのある書き方をしていて、クスっと笑える。
日本語と言いながら朝鮮語やスペイン語などの単語も豊富に掲載しており、
多言語学習者にとって大変有用と思われる。


『はじめての語用論: 基礎から応用まで』加藤重広, 澤田 淳 編
「はじめての」と言いながらもかなり踏み込んだ内容であるが、語用論についてある程度全体像をつかむことができる。
グライス語用論の部分はしっかり理解する必要がある。

特にポライトネス理論については実感が湧きやすく興味深い。

 

『日本語教育教科書 日本語教育能力検定試験 完全攻略ガイド』ヒューマンアカデミー 著

日本語教育能力検定という試験のテキストとして作られた本なのだが、非常に良くまとまっている印象。

言語学学習の序盤で本書に取り組んでも良いと思う。練習問題がついているので、理解度を確認できるのがありがたい所である。

巻末の参考文献を見ればわかるが、本書自体も膨大な数の本を参考としているので信頼して良いと思う。

 

『明解言語学辞典』斎藤 純男, 田口 善久, 西村 義樹 編
ある程度知識のある人向けだと思うが、解説がコンパクトにまとまっている。
辞書的に使うというよりは通読向き。人文系の院試で使う人も多いようである。

広辞苑で特に印象に残った項目をいくつかピックアップしてみる。


【けけれ】
こころを表す上代東国語である。
広辞苑には上代東国語も収録する方針のようであり、全部で120語ほど掲載されている。ほとんどが万葉集の東歌からの引用である。
「せみど」-しみず(清水)、「つく」-つき(月)、「とる」-てる(照る)、「ふ」-ひ(日)などがある。
大まかにいうと現在の関東弁の祖先にあたるが、記録はあまり多くは残されておらず不明な点が多いという。
ちなみに上代東国語の特徴を多く残しているのが八丈語である。

【ふ(音節)】
「両唇を接近させて、その間から発する無声摩擦音〔f〕と母音〔u〕の結合した音節。〔fu〕」とある。
音声学を背景とした記述で、言語学に関して勉強して始めて理解できる内容である。

日本語のハ行は歴史的経緯により発音がかなり複雑である。「は」「ひ」「ふ」の3音で全て調音方法が違うという。

さすが日本語の辞書というだけあって、日本語の音声学にも対応している。

【正規曲線】

統計学においてきわめて重要な曲線である。
広辞苑では「f(x)=(1/σ√2π)exp{-(x-m)^2/2σ}」と曲線を描くための数式がきっちり書かれおり、おそらくこれが広辞苑に載っている一番複雑な式である。とても理系らしい項目であり気に入っている。残念ながら本項の語釈ではどのような場面でこの曲線が出てくるかの記載はない。

これとは対照的に、【ゼータ関数】では「数学、特に数論において、最も重要な関数の一つ。素数の分布などの研究に大きな役割を演ずる」と、数式などの説明は一切省いてどのような関数なのかを記載している。幾分ざっくりしすぎている感は否めないが、国語辞典で引くことを想定すると、これくらいの記載の方が良いのかもしれない。
ちなみに【標準正規曲線】は、「"m=0,σ=1の正規曲線"」としてまた別に立項されている。

【日本】

日本史を圧縮して記載しているのが特徴だ。
「4世紀に統一国家が成立し、それ以後古墳・奈良・平安時代を経て、鎌倉幕府の創立となり、政権は公家を経て武家に移り、室町幕府に引き継がれる。ついで織田・豊臣(安土桃山)政権が生まれ、さらに江戸幕府265年間を経て明治維新により武家政権が終わり、やがて立憲君主国となる。…」と駆け足でまとめ上げる。確かに、日本史を物凄くかいつまんで言うとこういう説明になるのである。観光中の外国人などに日本史を説明するときはこれくらいがいいかもしれない。

 

参考文献

新村 出 編(2018) . 『広辞苑 第七版』. 岩波書店

斎藤 純男 著(2006) .『日本語音声学入門 改訂版』. 三省堂

平安時代ごろに完成した日本語の文語文法は、現代においても随所にその面影を残している。

慣用句・方言・作品名などから、文語文法が現代に遺した痕跡を探してみた。

 

【助詞】

否定
ず:連体形「ぬ」は、関西弁の「ん」になった。「やらん」「行かん」など。現代標準語の「ない」は、連体形「ぬ」+助詞「ふ」により生じた「なふ」が語源。
完了
ぬ:『風立ちぬ』『風とともに去りぬ』など映画作品名
つ:『舞姫』冒頭の「石炭をば早や積み果てつ」
たり:慣用句「幽霊の正体見たり枯れ尾花」
り:「於ける」(「置く」+助動詞「り」)、「我勝てり」に見られる。
回想
き:「ありき」(「あり」+助動詞「き」。例えば、「結論ありきの会議」)、「思いきや」(「思ふ」+助動詞「き」+助詞「や」)
けり:慣用句「けりをつける」
けむ:用例見つからず。
推量
む:現代標準語「う」「よう」に繋がる。
むず:んずる。静岡弁「ずら」は、「むず」+「らむ」から。
らむ:東海地方の方言「~ら」は「らむ」>「らん」>「ら」と変化した。「~ずら」は、助動詞「むず」+助動詞「らむ」から。
らし:現代標準語「らしい」に繋がる。
まし:「あらまし」の語源か?
べし・べかり:関東弁「~べ」「~だべ」(<「たり」の連用形「たる」+助動詞「べし」)
まじ・ましじ:現代標準語「~まい」
めり:地名「なめり」の語源?(助動詞「なり」の連用形「なる」+助動詞「めり」>「なんめり」>「なめり」)
なり:「にてあり」が「であ」に変化し、現代標準語「だ」になった。関西弁では「であ」>「ぢゃ」>「や」と変化。
たり:「たるや」(<「たり」の連用形「たる」+終助詞「や」)
比況
ごとし:「~のごとき」「動かざること山のごとし」
自発・可能・受け身・尊敬
る・らる:現代標準語「れる」「られる」に繋がる。
ゆ・らゆ:「あらゆる」(「あり」+助動詞「ゆ」の連体形「ゆる」)「いわゆる」(「言ふ」+助動詞「ゆ」の連体形「ゆる」)
使役・尊敬
す・さす:現代標準語「せる」「させる」に繋がる。
しむ:現代標準語「~ならしめる」
たまふ:八丈語「たもうれ」
はべり:用例見つからず。
さふらふ:「居候」(<「居る」+「さふらふ」)、「ようそろ(宜候)」(<「宜しい」+「さふらふ」)
たし:現代標準語「たい」に繋がる。
まほし:用例見つからず。

【助詞】
だに:慣用句「予想だにしない」
かも:用例見つからず。現代標準語の「かも」とは全く成り立ちが違うらしい。
かな:「よきかな」「むべなるかな」(「むべ」+助動詞「なり」+助詞「かな」)
かし:「さぞかし」
ばや:「とりかへばや物語」

【係り結び】
「~こそあれ」は、助詞「こそ」を受けて動詞「あり」が已然形「あれ」となっている。

他にも、中国地方などで係り結びが残っている地方があるとされる。

 

参考文献

新村 出 編(2018)『広辞苑 第七版』.岩波書店

沖森 卓也 著(2017)『日本語全史』.ちくま新書
小林 隆 著(2006)『方言が明かす日本語の歴史』.岩波書店

オーストロタイ語族の言語である。
有気音と無気音を区別し、声調もある。発音は難しい部類に入る。
中国語よりも難しいかもしれない。
タイ文字というブラーフミー文字を祖先とする独特の文字で筆記する。
このタイ文字がまた覚えにくい。凹みがあると別の文字になったり、紛らわしい。
おそらく外国人から見た日本語の「め」「ぬ」のようなものなのだろうが。
文法からみると、孤立語であり、これも比較的中国語に近い。
単語に関しては、一部広東語に近いものがあるが固有語が多く覚えにくい。
全体的にかなりハードルの高い言語である。ただタイは親日国としても知られるので、
タイ人とタイ語で話せると喜ばれるであろう。

検定
実用タイ語検定試験が年2回開催されている。
一度4級・5級を受験してみたが両方とも落ちてしまった。

書籍
『世界一わかりやすい!一夜漬けタイ語 ― 』藤崎 ポンパン, 早坂 裕一郎 著
巻末に地図などいろいろと有益な情報を載せてくれている。
 

オーストロアジア語族の言語であるが、中国からの借用が非常に多く、
語彙の中には大量の漢語が含まれる。なので、どことなく日本語に似た単語が多い。
例えば、社会はxã hội(サーホイ)、権力はquyền lực(クエンルック)など。
ベトナムは漢字文化圏にある。ただ、ローマ字によって書かれているので、そのことに気が付きにくい。
明治時代には日本においても、日本語をローマ字で書こうという運動があったそうだ。それを地で行ったのがベトナムと言える。
かつてベトナムでもチュノムというベトナム版国字を使って筆記していたことがあって、チュノム字典というのも出ている。
オンラインでもチュノムを調べることは可能である。
文法としては、ベトナム語は基本的に孤立語であり、中国語に類似した所がある。比較的取り組みやすい。
日本国内でもベトナム人が沢山いるので、実用向きであり、学習しがいのある言語だ。

検定
実用ベトナム語能力検定試験が年1回開催されている。
まだ誕生してから7年ほどの新しい検定である。コロナ禍も無事に乗り越えていた。
現在ベトナム語検定準6級を取っている。

書籍
『CD付き 文法からマスター! はじめてのベトナム語』秋葉亜子 著, グェン・ティ・ゴック・トー 監修
漢字語は対応する漢字を書いてくれているのがありがたい。
このような入門書は意外と少ない。
『ニューエクスプレスプラス ベトナム語《CD付》』三上 直光 著

ラティウムという小規模な都市で話されていた言語で、後に古代ローマ帝国の公用語となった。
その後、口語は俗ラテン語からロマンス諸語に分裂していくが、文語として近代までヨーロッパ圏で共通語の位置を維持していたという。
現代の英語もフランス語を経由して、あるいはラテン語から直接に大量の借用語を取り込んでいる。
なので、ラテン語の文章を見てもどんな話をしているのか位であれば意外と見当がつく。
発音はかなり簡単で、いくつかの注意点を意識すればある程度正確に発音できる。
対して文法は非常に難しい。助動詞にあたるものがない分、動詞の活用は非常に複雑である。
しかし、動詞一つを見ればどのような文法的役割を持っているのかが理解できる。

検定
日本ではラテン語の検定は開催されていない。
開催された場合、文法が複雑なので、難しい試験になりそうだ。

書籍
『ニューエクスプレスプラス ラテン語《CD付》』岩崎 務 著
『世界はラテン語でできている』ラテン語さん 著

関連する言語
フランス語・スペイン語・ポルトガル語・イタリア語が子孫となる言語として有名である。
他に、ルーマニア語は周囲がスラブ語圏であるにも関わらずロマンス語としてのアイデンティティを貫いた。
オック語・ロマンシュ語などもラテン語の子孫である。
エスペラント語という人工言語は、ラテン諸語を元に作られている。