NHKの再放送だが、コズミックフロントの番組内容がすごい。

ネイチャー誌並のコンテンツを紹介している番組だろう。

先日の再放送をたまたま見た。

月には風化がないそうな。なので、長い過去の状態が保存されているといえる。

月と近い地球は同じ境遇にあったという仮説。

そう信じて、月のクレーターをちまちまと拾い上げて年代測定して年代グラフにするというとてつもなく大変で退屈な作業をされた人たちによって得られた結果が「8億年前に大量の隕石が月に落下して通常以上のクレーターを作った」ことを見つけた。

上の棒グラフの突出した部分が8億年前の月のクレーターができた(隕石落下時期)だ。

 

月より引力の強い地球は、月以上の隕石が落下したと予想できる。

同じ時期に地球に降り注いだ、その隕石群には、多くのリンが含まれていて、生命を生む源となったのではないかと。

2020年に発表されたものだ。

 

ウィキペディアファンの私ですが、この地球史年表の内容がすごい。一体、どなたがまとめたのだろうか。

表の中のこの年表を参考に、

46億年前に地球はビッグバンの後に誕生したとされています。

44億年前に海が誕生、35億円前に酸素を作るバクテリアが誕生し、酸素が増えていった。

そして、8億年前の隕石ラッシュで地球は大氷河期になり、長い時間をかけて生命が誕生する環境が整い始める。

「パンスペルミア説」という生命の起源は宇宙から来た!という考え方に近づく。

6600万年前(6500万年前から修正された)に隕石衝突で地表環境激変で恐竜が絶滅したとされているが、

2億5100万年前に無酸素事変があったらしい。

地表の酸素が減り、ほとんどの生物が死滅したと言われる自然環境。

恐竜は、1億年近く生存していたとされるから無酸素状態が改善されてから誕生したのだろう。

なぜ、あんなに大きな体だったのでしょうね。

 

500万年前に人類の祖先とされる原人が誕生するが、ホモ・サピエンスが生まれたのは、ほんの20万年前です。

地球の歴史からするとバイキンみたいな人間、つい最近生まれた、というくらいにすごい地球の環境変化です。

 

参考:ウィキペディア「生命の起源」