アイム・ザ ・オンリー・ワン | モロコシボックス

アイム・ザ ・オンリー・ワン

※2022/05/31 サルブラザーロボタロウの項目に追加、記事下部に比較を追加

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今回は

暴太郎戦隊ドンブラザーズ から

DXドンオニタイジンです。

2022年の戦隊シリーズ、ドンブラザーズに ついに合体ロボ玩具がリリース!


◼︎ドンロボタロウ


ドンモモタロウロボタロウギアでアバターチェンジ(変身)したロボット形態。

大きな肩に前腕、逆三角形のシルエット、それに対してスマートな脚、とても格好良い!

劇中に比べるとマッシブなプロポーションですが、それもパワフルで良いですね。

目を引くのは巨大な胸飾りは陣羽織のようでグッド。

特徴的なのは上半身に対して細い脚。これまでの戦隊ロボデザインには見られなかった 新しいイメージですね。

それなのに転ばない作りになってるのが とても良いです。


ドンモモタロウアルターとは また違ったメカアレンジの頭部。


可動は首がボールジョイント、腰回転、膝90度可動、足上下可動のみ。

変形後に不必要な可動は徹底して排除されています。


◼︎オニシスターロボタロウ


オニシスターがロボタロウギアでアバターチェンジした姿。

肩アーマーのトゲや各部の鋲が攻撃的なデザインで良いですね。

プロポーションは「ギリギリヒト型に見える」体型。

しかし しっかり女性らしい体型なのが良いですね。

気になったので ちょこっと追加塗装しています。

以下の写真では塗装前の写真も混ざっています。


オニシスターの頭部を鎧兜風にした頭部。

ツノも大きくなっていて格好良いです。


可動は首が左右可動のみ。


◼︎サルブラザーロボタロウ


サルブラザーがロボタロウギアでアバターチェンジした姿。

しっかりと猿、と言うかゴリラらしいプロポーション。ナックルウォークで立体化されています。

大きい腕部が格好良いです。

体毛が再現された特徴的なビジュアルはオオカミボイジャー以来久々のデザイン。


猿らしいメカアレンジされた顔です。


可動は首がボールジョイント、肩が前後左右クリック可動、上腕クリック横回転、肘が90度クリック間接、手がボールジョイント可動

意外によく動きます。


※追記

◼︎劇中準拠形態

劇中ではライブスーツが作られ、玩具と異なり 半直立になっていますが、玩具で再現しようとすると 頭を外して胴体に乗せるだけ…という感じになります。

玩具と劇中の姿が異なるのはゴーバスターズのGT-02 ゴリラもそうでしたね。

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◼︎イヌブラザーロボタロウ


イヌブラザーがアバタロウギアでアバターチェンジした姿。

こちらも大型犬らしいシルエットで立体化。

流れるようなラインが良いですね。


しっかり犬らしい顔。

口の開閉は不可。


前肢、後肢がそれぞれ前後に可動。クリック入り。


尾は左右に振ることが出来ます。



◼︎キジブラザーロボタロウ


キジブラザーがロボタロウギアでアバターチェンジした姿。

クリアパーツにワクワクするデザイン。

雉型メカ、と言うより顔が付いたジェット機のようなシルエットが特徴的。

脚が無いのもジェット機的に感じます。

脚の無い鳥型メカというと守護獣プテラノドン星鳳凰を連想します。


雉らしい顔。メカアレンジが格好良いです。


可動は首の上下可動、羽の上下可動。


ロボタロウ達がコンビネーション!

「行くぞお供達!合体だ!」


ドンロボタロウは


背中から


ブースターパーツ(メット)を外します。


前腕を畳み


両腕を背中に回し


つま先を下に伸ばして準備完了。

ボディに。


オニシスターロボタロウは


首を後方に下げ


首を回転させて縮めます。


脚を前方に畳み


踵パーツを展開。


前後を返し


両腕部を縮めて準備完了。

左脚に。


サルブラザーロボタロウは


首を伸ばし


左肩に縮めます。


身体を左右・腹筋パーツに分割。


前腕の向きを変えて 分割した身体の向きを立て


脚を上方向に向けて準備完了。

両腕に。


イヌブラザーロボタロウは


尾を畳み


後半身を下方向に可動させ


後肢を上に向けて準備完了。

右脚に。


キジブラザーロボタロウは


尾を分離させ


尾は


左右に分割して準備完了。


胴体は


左右に割り


分割したボディの前後を合わせます。


左半身は


首を基部から下げて準備完了。


ボディに両足を差し込むように合体。


胴体に両腕を合体。


肩のジョイントに


キジブラザーロボタロウが変形したブロックを合体。


その状態から


翼を下に可動。


腹部を


上に引き伸ばし


サルブラザーロボタロウの腹筋パーツを合体。


再び胴体を縮めると連動して胸のシャッターが開き、ドンブラザーズのマークが出現!


頭部に


メットを被せ


押し込むとサングラスが上がってツノ飾りになります。

肩にキジブラザーロボタロウの尾パーツを差し込んで完成!

「いざ出陣〜! よっ!銀河一!!」


◼︎ドンオニタイジン


5体のロボタロウが合体したスーパーロボット形態。

格好良い〜!

鎧兜や胸飾り、肩垂れなど 「武将風」のデザインが格好良い!各部のロボタロウの顔が前面を向いてるのが特徴的。

変形ギミックは難しく無く、割と戦隊ロボ玩具としてはオーソドックスなパターン。

何より特筆するべきは そのプロポーションの良さ!

「ヒト型ロボットの立体物」として非常に格好良く出来ています。


肩のパーツまで含めて引きのショットで。

肩先のパーツまで含めると非常に大きい!

肩のキジブラザーロボタロウの尾パーツは武将が旗を背負ってるようで格好良いです。


非常に勇ましい顔。

ドンロボタロウのサングラスがツノ飾りになるアイディアが面白いですね。


可動

頭部:ボールジョイント、上下左右可動

肩:前後左右可動、クリック間接

肘:90度可動、クリック間接、上腕クリック横回転

拳:ボールジョイント、前後左右可動、指開閉可能


腰は回転可能。クリック入りです。


股関節:前後可動、クリック間接

腿:クリック横回転

膝:90度可動、クリック間接

足:左右可動


上記の可動範囲でポージングが可能。

戦隊ロボとしては 可動範囲は広いです。

特に腕周りは優秀。


肩のキジブラザーロボタロウの尾パーツは刀状の武器 キジンソードとして持たせられます。


今回武器を持たせるのには、拳に空いてる穴に差し込むのでは無く、手のひらのピンを


持ち手の穴に差し込み


握らせる事で固定します。

こういう所はハイエイジトイ的です。


以下、適当にアクション。


ドンロボタロウはドンモモタロウらしい偉そうなポーズが取れるのが良いですね。

チェンジヒーローズと並べると、より楽しい!


首しか動きませんが、オニシスターは非常にお気に入り。



サルブラザーロボタロウは非常に可動が優秀。



イヌブラザーロボタロウは劇中で見せた回転技風のポーズも出来ます。


キジブラザーロボタロウは羽ばたきアクションが出来ます。




かなり格好良くポージングできます。


「一騎桃千!ドンブラパラダイス!!!!!」


DXドンオニタイジンでした。

ともかく格好良いプロポーション!アクション性!そして簡単すぎず難しくない、良い塩梅の変形ギミックが魅力です。


個人的に難点…と言うか、気になったのは

「フルアクションを謳ってる割に欲しいところが動かない中途半端な可動」だと感じました。

具体的には股関節の左右可動、足の上下可動が無い、と言うのが気になります。

この所為でポージングの際に微妙にストレスを感じます。

それならドンロボタロウの肩くらいは前後可動入れて欲しいですし、オニシスターロボタロウの肘位は動かして欲しい。

「ヒト型」のバラメカのドンロボタロウとオニシスターロボタロウの腕や肘が動かせないのも気になります。

足の上下可動が無いのも痛いと思っていて、せっかく股関節や膝が動くのに足が上下に動かないと設置して立たせるポーズが限定的になります。

なので「動かせるけど自由に動かしたポーズで立たせる事は考えていない商品なんだな」と受け取りました。

売りにしてる「大きさ」も、この大きさの所為で買わない という選択肢を生むだけでは無いのかと不安になります。


転じて良点としては この「動きすぎない」所が良い、とも感じました。

立たせられるポージングが限られる=倒れないポーズでしか立たないようになってる、と言う事は 子供が触る以上、危なげで転倒の危険性のある体勢にはさせない・ならないという事です。

ドンロボタロウも細い脚なのに直立時は必ず立つように出来ており 非常に関心しました。

上記したドンロボタロウ・オニシスターロボタロウが ほぼ固定フィギュアなのも「合体後の可動以外の余計な構造は組み込まない」と言う事ですし、DX戦隊ロボ玩具である以上 破損の危険が増える事は極力排除する というスタンスは非常に好感です。

デザインの格好良さも ともかく良く、合体状態のドンオニタイジンはもちろん、各バラメカ─特に私はオニシスターロボタロウ、ドンロボタロウのデザイン、造形が とても玩具的で気に入っています。

ワクワクする、ワンダーが満ちているデザインだと感じました。


それと「ハイブランド玩具を意識した作り」も良いですね。

宣材写真もそうですし、可動範囲が広い・動かせて合体して格好良い というのは昨今のBANDAIのハイエイジトイを意識したそうですが、今の子供はハイエイジトイに憧れがある、子供だって「動くロボット玩具に慣れる・遊べる」と言う事なんだな、と。

「子供向けだから動かなくても良い」は有ると思いますが、転じて「子供騙し」になってない?と。子供騙しも良いかもしれないけど、そうじゃ無くても食いつくよ と言う事なんだろうなと受け取りました。

それでも上記した通り、守るべきラインは守って今回の戦隊ロボ玩具は出来てると思いますし、「戦隊ロボらしさ」というのはどんどん更新されていって、次のスタンダードを作っていくんだなと感じました。

販売初日である2022/05/28は各店舗で売り切れが相次いでいるそうですが、事実ならば非常に喜ばしく思います。


合体も楽しく、各形態も格好良い。そして何より非常に満足する存在感の大きい玩具!

気になってる方には是非触って欲しい、素晴らしい玩具です。








◼︎オマケ

おまけの比較。

イヌブラザーロボタロウとエンヤライドンで。

イヌブラザーロボタロウはエンヤライドンとほぼ同じ大きさ!


※追記

ビーストウィーラーゾード(GT-02 ゴリラ)とサルブラザーロボタロウで。

劇中では玩具と異なるライブスーツが作られた同士で。

GT-02ゴリラはパワレン版の為、劇中スーツ準拠のビジュアル。


ドンロボタロウとビーストレーサーゾード(ゴーバスターエース)で。

パワレン版のゴーバスターのコアロボ、ゴーバスターエースは ほぼ同じ大きさでした。

そう考えるとそこまで大きくない…?(麻痺)

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ドンゼンカイオーとドンロボタロウで。

ドンロボタロウは単体でこれまでの戦隊ロボと同じようなサイズ!


ドンゼンカイオーとドンオニタイジンで。

ドンオニタイジンは ここ最近の戦隊ロボの標準的な大きさの1.5倍程有ります^^;


最初の和風戦隊ロボ 無敵将軍と。

腕メカが肩付け根まであったり、脚を担当するのが黄色と黒のメカだったり、ボディのロボの頭に兜を被せたり と、意外にも共通点が多いと感じます。


コリトイのトボットV3のキングポートランと。

大きい玩具が多いコリトイから出しやすい所にしまってあったキングポートランと比較。

キングポートランより頭まるまる一個分以上 ドンオニタイジンの方が大きいです。


去年の5体合体ロボ、ゼンリョクゼンカイオーとドンオニタイジンで。

ってアレ!? そんなに大きさ変わらない!

じゃあドンオニタイジンはそこまで大きく無いな〜!ドンオニタイジンも5体合体だし!

…と言う感じで感覚が麻痺して来ます。笑

双方とも大きい玩具なので撮影ブースに全く収まりきりません^^;


MMPRビーストモーファーズのビーストXウルトラゾードとドンオニタイジンで。

同じ5体合体ですが、ビーストXウルトラゾード(海外版グレートゴーバスター)のほうが大きかったです。

と言う事はドンオニタイジンはそんなに大きくないのでは…?(錯覚)

戦隊ロボ玩具の大きさの概念が変わってきます。笑


※追記

同じ5体合体ロボのコリトイ、メタリオンズのバーバリアンキングと。

かなりの大きさだと思ってたバーバリアンキングと ほぼ同じ大きさ!

パーツ密度はバーバリアンキングの方が有るので、重さはぜんぜん違います…^^;

そう考えるとドンオニタイジンは「子供が遊びやすい」ように考えられてるなと感心しました。