アンフォールド | モロコシボックス

アンフォールド

今回は

SABAN'S POWER RANGERS BEAST MORPHERS(パワーレンジャー ビーストモーファーズ) から

CONBARTING BEAST-X ULTRAZORD(コンバーティング ビーストX ウルトラゾード)です。

パワーレンジャービーストモーファーズの5体のゾードがコンビネーション!

玩具はTFやG.I.ジョーで有名なハズブロからリリースされました。

【比較用に日本のDX版はこちら。リンクは仲良しのみらーじ君のブログ】

これまで紹介してきたコンバーティングゾードシリーズはビーストX ウルトラゾードのセット版。

それぞれ単体発売も有りましたが、塗装などにセット版との違いは有りません。


ビーストX メガゾードビースト ストライカーメガゾードの2体がコンバイン!


ビーストX メガゾードは


頭部ヘルメット、肩・胸の動物ヘッド、腕部を取り外して準備完了。


分離した腕部ブロックは拳を収納しておきます。


ビースト ストライカーメガゾードは


ジェットゾードとレッカーゾードに分離。


ジェットゾードはアニマールモードにして

ストライカーメガゾードと合体する時の様にバラし

体幹部は大型ブラスターに。

左右に分けたボディ部は

表裏を返し

脚、大顎を畳み、ジョイントを出し、腕部に。

レッカーゾードはビークルモードにし

車体後部カバーを裏返して固定し、更に肩カバーを閉じます。




緑◯のロック解除スイッチを押しながら

上半身、下半身を分離。↓の3ブロックに。

下半身ブロックは

左右に分離し

向きを変え、下駄パーツに。

上半身ブロックは

上下を返し

ビーストX メガゾードの腕部ブロック、ウィーラーゾードの動物ヘッドを合体。
背面ユニットに。

レッカーゾードのアームは

先端のクレーン部を開き

ビーストX メガゾードのマスク、剣を合体。
武器の槍に。

ボディに腕部を合体。

足に追加パーツを下駄合体。

背中(首の後ろ)に

背面ユニットを合体。

胸部に

ジェットゾードのブースターパーツを合体し

更にチョッパーゾードのローターを合体させ、V字に配置。

両肩にチョッパーゾード、レーサーゾードの動物ヘッドを合体。



頭部に


ヘルメットを合体。
武器を持たせて完成!

◼︎BEAST-X ULTRAZORD(ビーストX ウルトラゾード)



5台のゾードが合体!スーパーロボティクス・モードに!
日本版でのグレートゴーバスターです。
5体合体とは思えないほどのボリューム感!物凄い迫力です。
胸部や頭部の変更、下駄合体と王道のスーパー合体パターン。
日本版より劇中のイメージに酷似しています。さすがに劇中より脚が長くなって、スタイルは かなり良くなっていますが。
2号ロボ担当のストライカーメガゾードの全身をバラして合体させていくギミックは、往年の勇者ロボシリーズを彷彿とさせます。

武器無し状態で。

日本版では窮屈な印象でしたが、パワレン版ではスタイルの変更により、そのイメージは無くなってます。

胸部の大きなV字は戦隊ロボらしい配置。
背中のチョッパーゾードのウサギの足が光輪を感じさせ、神々しさすらあります。


かなりインパクトのある顔。
しかし、実はレーサーゾードのを発展させたデザインになっています。目は大型化したサングラス、角はレーサーゾードの1本角から3本角に と言った具合。

可動は頭部が左右可動、腕部が前後、付け根で90度前後可動、横ロール。
巨大な玩具なのでこの程度で十分!
脚を左右に開けるのはビーストX メガゾードと共通。

◼︎ステージ
セット販売版の特典として基地内部をイメージしたステージが付属。

ステージは3段階で高さの調整が可能です。

ステージ上部には付属するレンジャーのミニフィグを取付けられます。
これは嬉しい付属品!

MAXまで伸ばすとかなりの高さになります。


以下、適当にアクション。
武器の槍は巨大なので迫力満点!

「ウルトラブラスト!!!」
ブラスターで攻撃!


レッカーゾードのストライカーキャノン ソードモードはビーストX ウルトラゾードにも持たせられます。
元々大型の武器だったので、スーパー合体状態でも見劣りしません。


ステージは最長にするとビーストX ウルトラゾードの顔の前でレンジャーをポージングさせられます。

でも胸部辺りの高さの方が格好良いですね。

ビーストX メガゾードの胸の前にするとゴーバスターズのOPのイメージに。





ミニフィグを各マシンの前に立たせるだけでも かなり楽しい!
劇中対比よりフィギュアが大きい気がしますが、雰囲気は十分です。

「ビーストX ウルトラストライク!!!」

コンバーティング ビーストX ウルトラゾードでした。
今回は総括として。
難点としては これまでのレビューでも書いてきましたがジョイントが緩め。これに尽きます。
私は直してしまいましたが、製品状態だとビーストX ウルトラゾードにした際に 足パーツのロックが弱くてパーツが落ちてしまう程。この辺はハズブロのノウハウの無さ、詰めの甘さ(もしくは適当さ)が出てしまっています。
他に気になったのはビーストX メガゾードの頭部アンテナの組み間違い、ウィーラーゾードのトラック前面のカバーが閉じない、レッカーゾード ビーストモードのカブトムシの角の固定が無いから不安定 と言った所です。
ハズブロ戦隊ロボ一発目 と言う事で品質はイマイチと言う噂は聞いており、そのつもりで購入しましたが 昨今のTFに見られるダメな所がそのまま出ていると言う印象。
これ本当に「子供向け」に作ってる?という感じ。
ただし、良点のポイントも高く
・ロボットが全て劇中に似ている
・プロポーションの改善
・ウィーラーゾード バトルモード(GT-02ゴリラ)とチョッパーゾード ビークルモード(HR-03ラビット)が新規ギミックで劇中に非常に似ている
・ジェットゾード アニマルモード(SJ-05スタッグビートル)に虫の脚が追加されている
と、日本版で「こうだったら良いのに」という所を改良し、後出しならではの新解釈で変えてきたのは非常に素晴らしいです。
「特命戦隊ゴーバスターズのDXグレートゴーバスター」が欲しくて買うなら不満が大きいでしょうが、「パワーレンジャー ビーストモーファーズのコンバーティング ビーストX ウルトラゾード」として買うなら 日本版との違いも確認でき、楽しい玩具になってると思います。^ ^

ちなみに海外版では2021年現在、ビーストXキングゾード(タテガミライオー)は発売されていません。(劇中には登場する)
ビーストモーファーズのゾードリンクシリーズはビーストX ウルトラゾードが最終商品になっています。‪
そういう中途半端な所にハズブロへの不信感が募ります…。

来年以降、ハズブロは東映との契約更新を破棄し、完全オリジナルのパワーレンジャーを展開していく との話ですが、もしロボット玩具シリーズを展開するなら これからの発展、進化、クオリティの上昇に期待したいです。







◼︎オマケ

全ゾード集合!

ビークルモードで。
陸上メカはクレーン車、トラック、スポーツカー、飛行メカはジェット機とヘリコプター とバリエーションに富んでいるのがグッド。
最近の戦隊メカとしては珍しいリアルなデザインもワクワクします。

アニマルモードで。

赤青黄は哺乳類、金銀は昆虫 という分別が良いですね。

凝ったデザインなのも格好良くて好きです。


◼︎オマケ2

おまけの比較。

現行品のゼンカイオー ジュラガオーンと。

デカい!

ビーストX ウルトラゾードはゼンカイオー ジュラガオーンの まんま2倍はあります!笑


バンダイアメリカ版MMPR2010メガゾードと。


メガゾードと比べても一回り以上の大きさ!

これからはパワーレンジャーのメガゾード玩具はバンダイアメリカでは無くハズブロが引き継いで行きます。

今後に注目です。