モロコシボックス
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ソーリー・マイフレンド,アイム・オフ・ナウ

今回は

超星艦隊セイザーX から

超星合神シリーズ ドリルアングラーです。


2005年の東宝特撮ヒーロー「セイザーX」に出てきた敵メカのドリルアングラー。玩具の発売はKONAMIからでした。

今回紹介するものは 中古で入手した為、各関節の調整、リタッチを施しています。


◼︎戦艦形態


セイザーXの敵組織ネオデスカルジャッカルが駆る突撃型宇宙戦艦。

ドリルが生えた宇宙戦艦 というビジュアルが格好良いです。

セイザーXの宇宙戦艦には動物がデザインモチーフになっているのですが、ドリルアングラーはアンコウだそうです。

そのビジュアルは まるでゴジラシリーズに出てくるスーパー宇宙戦艦の轟天号のよう!


機体正面の顔はシャークマウスの様な格好良さと内包していると感じます。

上半分の黒に対して 下半分の赤のカラーリングが「戦艦」感が出ていて良いですね。


ノーズのドリル、ドリルターナーはゼンマイで回転可能。

シンプルなギミックですが、これが かなり楽しいです。


ドリルアングラーが変形!

「ドリルアングラー、バトルフォーメーション‼︎」


後部からつま先を立て

機体を前後に分離。


機体後部を立たせて

機体前部を上半身として合体。


腕を下ろし

肩を上部に引き上げます。

前腕を回転させ、頭部を出して 各部を調整して完成!


◼︎白兵戦形態


ドリルアングラーが変形した戦闘ロボット形態。

肩や腕、脚のトゲトゲ、胸のドリルが格好良い!

赤と黒、銀のカラーリングが「悪役ロボ」というビジュアルなのも良いですね。

変形パターンは かなりシンプル。

全体的に四角いプロポーションも ロボットらしさが有ってグッド。

武器の類は付属していません。


非常にクールな頭部。


可動

頭部:左右可動

肩:前後左右可動、クリック関節

上腕:横ロール

肘:90°可動、クリック関節

拳:横ロール


股の開脚は↓の程度まで可能。


股関節:前後左右可動、クリック関節

膝:45°程度可動、クリック関節

足:下方向可動


上記の可動範囲でポージングが可能。


玩具オリジナルギミックで腹部内にコアブレイバーを合体させられます。

が、このドリルアングラーはコアブレイバー無しでロボット形態が成立するデザインなので、胴長になってしまいます。


以下、適当にアクション。


変形ギミックの都合上、顎を引いてS字立ちっぽい 腰の入った格好良い素立ちを させられます。


戦艦形態が ともかく格好良い!



戦艦後部に集中したブースターがめちゃくちゃ格好良いです。


胸のドリルから必殺技!


敵として登場したドリルアングラーですが、番組終盤ではセイザーXの流星神達と共闘しました。


ドリルアングラーのレビューでした。

難点として感じたのは

・変形ギミックが非常に単純

・関節のクリックが大雑把

・武器が無い

という点。

特に 拳に穴が空いてるにも関わらず、武器が無いのは少し寂しいですね。


良点として感じたのは、転じて その変形ギミックの単純さ!

非常にシンプルな変形ギミックに、それなりの可動範囲のアクション性と言うのは、非常に「オモチャらしさ」が有って最高です。

そして胸のドリルの回転ギミックの楽しい事。

強いて言うならゼンマイを巻くとロック掛かる→スイッチで回転 と言う方が、更に楽しかったかなとは思います。

特筆すべきは そのデザインの良さ。上記しましたが、宇宙戦艦形態のモチーフは 東宝作品お馴染みの轟天号と言うのがシビれます!


以前は「最終合体怪獣ロボが出なかった」と言う事で自分の中ではイマイチ評価が低かったセイザーXシリーズ。

しかし数年ほど前から シンプルな変形合体ギミックに程よいアクション性が良いじゃん!となり、'22年にマグナビートを入手する訳なのですが、あの時点では超星神、幻星神、流星神の重火力メカを揃えられた事で満足していました。

しかしその後 立て続けに幻星獣 リュウトを入手した事で考えが変化。

セイザーXの最終商品ってドリルアングラーだよなと調べ始めたら東宝作品オマージュで轟天号なんじゃん!と知ったら 急に魅力的に感じるようになり、地味に探していました。

今回GW中に出かけた先で箱無しの物を安価で入手。塗装が少しハゲてたり、関節が緩くなってたりしましたが そんなもんは修理すれば良いだけなので問題無し。良い買い物をしました。


それにしても中古玩具市場に対して思うのですが

各流星神が

 ①コアブレイバーの変形 ②コアブレイバーとの合体 ③流星神の変形合体 ④ライトギミック ⑤アクションギミック

と、変形合体+ライトギミックなのに対し

ドリルアングラーは

①戦艦形態からの変形ギミック ②アクションギミック ③ドリルのゼンマイ回転

と、正直 各流星神に対してギミック面で劣るのは事実です。

それなのに「轟天号オマージュ」というだけで、大体 他の流星神より4倍近く高い値段が付いてるのは如何なものかと思ってしまいます。

値段つけてる方、その金額は ふざけてるのか?と一言 言いたくなります。

当時は投げ売りされてたと聞くドリルアングラーですが、これも時代の流れで 今となっては「レア玩具」扱いされているのかねぇ…と、何とも言えない気持ちになってしまうのでした。







◼︎オマケ

おまけの比較。現行のDX戦隊ロボ玩具 ブンブンジャーロボと。

昨今のDX戦隊ロボ玩具と同じようなサイズ感。


ドリルアングラー戦艦形態とビートバイザーで。

ドリルアングラーには伸縮ギミックが無いので、長いボディの戦艦なのですが、ビートバイザーも前方にパーツが伸びてる為、似たようなサイズ感になっています。


ドリルアングラー白兵戦形態と流星神 マグナビートで。

ドリルアングラーが少し大きいです。

悪役メカは大きいと嬉しい!


ジャスティカイザーダイセイザーと。

超星神シリーズの最終ロボ集合!

メカデストロイア、メカ怪獣、轟天号オマージュと、東宝作品オマージュメカ集合!

シリーズを振り返ると 戦隊シリーズとは全く異なるアプローチの合体ロボットを展開していましたね。








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