ジター・バグ | モロコシボックス

ジター・バグ

※2022/04/14 記事最下部に比較を追記。

※2023/06/15 一部写真差し替え。

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今回は

超星艦隊 セイザーX から

超星合神シリーズ マグナビートです。

「超星艦隊セイザーX」は東宝が2003年〜2005年にかけて展開していた特撮ヒーローシリーズ 超星神シリーズの三発目でした。

惜しくも超星神シリーズは3作目のセイザーXをもって終了してしまいました。

玩具は「KONAMI」から発売されました。


◼︎コアキャリバー


セイザーX達が共通で駆る中型戦闘艇。

いかにも「ロボットに変形します!」と言う見た目が最高です。

劇中では青い部分がグレーで、合体前に戦艦からエネルギーを照射される事で、各戦士のメインカラーに変化していました。

転がし走行は不可。


玩具的でワクワクする見た目が良いですね。


劇中のデザインとは似ていません。



コアキャリバーが変形!


機体前部両サイドのパーツを回転させ、機体上部を展開し


後ろに伸ばし、脚にして足先を曲げます。


全体を立て


機体中央部と両サイド部を可動させて完成!


◼︎コアブレイバー


コアキャリバーが変形した小型ロボット。

シンプルで「素体感」溢れるデザインが とても良い!

変形は見ての通りのギミックなので、単純です。

プロポーションは良く、モデル体型で格好良いですね。


シンプルだけど格好良い頭部。

塗装も細かく施されています。


可動

頭部:左右回転

肩:前後左右可動

肘:90度可動、肘付け根横ロール


股は↓まで開脚。


股関節:前後左右可動

膝:90度可動

足:上下可動


上記の可動範囲でポージングが可能。

良く動くけど、動き過ぎない 程よい可動範囲です。


頭部を押し込む事で


胸部コアバスターが発光します。


◼︎ビートバイザー



ビートルセイザーが駆る重装型宇宙戦艦。

カブトムシを思わせるデザインが とても格好良い!

機体上面のツラが合ったアール部分が良いですね。

メイン主砲に、その横のキャノン砲、機体両サイド部の5連キャノン砲と 見るからに火力特化です!と言うビジュアルが最高です。

後部に集中したブースターも「宇宙戦艦」感が出ていてワクワクします。

転がし走行は不可。


機体両サイド部にスキッドが有りますが、実際は機体後部と中央部で設置しています。

カブトムシらしい、なだらかなラインが本当 良いですね…。


重厚感溢れるデザインが格好良いです。



機体後部のロックを解除する事で(緑色の矢印


機体後部上面をガバッと開ける事が出来ます。


キャリアスペースにコアキャリバーを搭載できます。

ただ乗せるだけ とかでは無く、1ギミック有るのが楽しいです。^ ^

コアキャリバーはピンで固定されています。


コアキャリバーとビートバイザーがコンビネーション!


コアキャリバーは


コアブレイバー状態にして


両腕を腰部分にジョイント。


頭を後方に折り


脚を


背中側に折りたたみます。


ブロック状にして準備完了。


ビートバイザーは


機体上部・本体に分離。


機体上部前部は


主砲を取り外します。


本体は


更に前後に分離。


本体後部は


全体を立て


下半分を引き伸ばして脚にします。


足先を倒して準備完了。下半身に。


本体前部は


スキッド部を畳み


全体を立て


両サイドブロックを下して腕に。


肩アーマーを上げ、頭部を出して準備完了。上半身に。


下半身にコアブレイバーを合体。


更に上半身を合体。


背中に


機体上部後部ブロックを表裏を返して合体。


首周りに機体上部前部ブロックを合体。


後ろを折り曲げます。


背中に


主砲を取り付けて完成!


◼︎流星神 マグナビート


コアブレイバーとビートバイザーが超星合神したロボット形態。

頭部周りに集中した重火器や重厚なデザインが格好良いです^ ^

全体的に四角いデザインですが、プロポーションは良いです。

背中から生えた主砲 メガロキャノンの存在感も とても良い!

変形は簡単な組み換え変形ですが、ストレス無く行えるのがグッド。

両肩のレリーフも格好良さの中に高級感が出て良いですね。


重厚感ある頭部デザイン。

カブトムシと言うよりかは クワガタムシっぽかったり、「甲虫全般」をイメージしたデザインだなと感じます。


可動

頭部:左右可動

肩:前後左右可動、クリック関節

肘:90度可動、クリック関節、付け根横ロール

掌:左右回転


股の開脚は↓の程度。


股関節:前後左右可動、クリック関節

腿:横ロール

膝:90度可動、クリック関節


上記の可動範囲でポージングが可能。


可動範囲はそこまで広くありません。

※追記

掌を回転出来るように改造しました。

いくつかの写真は改造後のものに差し替えています。

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スイッチを押す事で、胸部が発光します。


◼︎フォールドモード


メガロキャノンを差し替える事で収納状態に出来ます。


以下、適当にアクション。

何となく私の中ではコアブレイバーは「メカニカルウルトラマン」のイメージなんですよね。




掌がキャノン砲なのがめちゃくちゃツボです。



全問発射!フルバースト!的な。



超星合神シリーズ マグナビートのレビューでした。

難点として感じたのは

・発光ギミック(スイッチ押した後5秒位は点灯しててほしい)

・マグナビートの下半身の可動が狭い

・クリックの位置が大雑把

・コアブレイバーの足の形が菱形タイプなので立たせ辛い

辺りです。

とは言っても そこそこの大きさなので、実際マグナビートは そこまで動かなくても十分だと私は思っています。

良点としては

・ギミックがシンプル

・遊びやすい

・ストレスが無い

です。 超星合神シリーズはともかくシンプル!これに尽きます。

悪く言えば単純ですが、コアブレイバーが少し凝った変形で、後はパーツをバラして合体!だけど足の引き伸ばしやパーツの可動があって 変形合体させてる満足感がある!

これが最も良い点だと思います。

デザインも格好良く、戦隊ロボには見られないビジュアルも心惹かれます。

ライトの発光ギミックは やはり楽しいですね。有ると ついついスイッチを押してピカピカやってしまいます。

この玩具シリーズは宇宙戦艦形態が ともかく格好良く、私としてはソレこそ この玩具シリーズの「売り」だと思っています。じっくり眺めてるだけでも楽しいです。







◼︎オマケ

おまけの比較。

コアブレイバーと現行品のアクションフィギュア、チェンジヒーローズシリーズのドンモモタロウ


オートモーフィン・パワーレンジャーのグリーンレンジャー(ジュウレンジャーのドラゴンレンジャー)と。

ちょっと前の標準的なアクションフィギュアサイズ。昨今の小型化してるアクションフィギュアシリーズよりかは大きいです。

弄りやすい 良いサイズです。


セイザーXの前年の作品、ジャスティライザーのジュウライザーと。

超星神シリーズは重火器ロボットがとにかく格好良い!

グランセイザー、ジャスティライザーでは重火器ロボタイプはヒト型から外したデザインだったのを、セイザーXでは あえてヒトの体型にしたそうです。


昨年の戦隊ロボ ゼンカイオー ブルマジーンと。

昨今の戦隊ロボ玩具の標準的な大きさと同サイズ。

カメロックとかタンクガイとか ウルトラコマンダーとか ゼンカイブルーンとか、青いのに重厚な見た目のロボットヒーローが めちゃくちゃ好きなんですよね〜。^ ^


※追記

同じ2005年の特撮ヒーローロボット、マジキングと。

ギミックが複雑なマジレンジャーのロボットシリーズに対して、セイザーXのロボットシリーズはシンプルなギミックでした。

この対比が面白いですね。

どちらにも良いところが有り、どちらも魅力的です。


超星神シリーズ コアロボットで比較。

ライゼロス、コアブレイバー、ガントラスで。

ガントラス→ライゼロスの流れは デザインこそ大きく違えどカラーリング、サイズに似た所が有りますが、3作目のコアブレイバーはサイズも配色も大きく変えて来たのが面白い所です。