フリー・スター | モロコシボックス

フリー・スター

※2022/03/04 塗装したので各写真を差し替えました。

最下部にビフォーアフターを追記。

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今回は

SABAN'S POWER RANGERS BEAST MORPHERS(パワーレンジャー ビーストモーファーズ) から

BEAST RACER CONVERTING ZORD(ビーストレーサー コンバーティングゾード)です。

2020年のパワーレンジャーのシリーズ「ビーストモーファーズ」からコンバーティングゾードシリーズを紹介。
コンバーティングゾードシリーズは日本で言うところのDXシリーズ。
パワーレンジャーは2019年からトランスフォーマーやG.I.ジョーで有名なハズブロが権利を買い取りました。
このビーストモーファーズシリーズの玩具もハズブロからリリース。
日本の「特命戦隊ゴーバスターズ」のDX玩具シリーズとは異なり、新規に作られています。
【日本のDX版との差異が面白いと感じたので、比較用にこちらも参照にして見てもらうと楽しいかも知れません。(リンク先は仲良しのみらーじくんのブログ)】



◼︎BEAST RACER ZORD(ビーストレーサーゾード)
◼︎ビークルモード



レッドビーストモーファーレンジャーが駆る、スポーツカータイプの大型ビークル。
日本版で言うところのCB-01チーターです。
スマートで格好良いです。車らしいフォルムの車は戦隊メカとしては珍しいです。
日本版と比べると劇中より塗装が省略されています。
転がし走行が可能。
日本版との最大の違いとして、動物ヘッドがバディロイドになるギミックがオミットされています。

猫の目の様な特徴的なヘッドライトの塗装が省略されてるのはちょっと痛いですね。
気になってたので塗っちゃいました。(↑の写真)
日本側のデザインの意図を汲み取ってもらえなかったのかな という印象。

動物ヘッドがバディロイドにならない代わりに、本体に収納されています。

動物ヘッドを取り出し

フロント部の

パーツを開き

取り付けます。

◼︎LINK MODE(リンクモード)

スーパービークル形態。
日本版と同じく、これといって設定が明言されてない動物ヘッド取り付け形態。
便宜上スーパービークル形態とします。
※訂正
設定されていました。特殊能力発動形態だそうです。
日本版にあった「チーターヘッドとボンネットがツライチになる」と言う美しさは有りません。

ビークル形態から変形!

内部から動物ヘッドを取り出し

ウイングを外します。

取り外したウイングは

ブレード部分をスライドさせ

立てる事で剣に。

本体は

側面カバーパーツ、後部左右ブロックを開き

下ろします。

側面カバーパーツは

車体下に折りたたみます。


側面から前肢を降ろし、後部左右ブロックからは後肢を展開。

更に後肢から足を展開します。
頭部を取り付け、剣を尻尾として取り付けて完成。

◼︎ビーストモード



スポーツカーから変形してメカチーター形態に!
変形ギミックは単純な部類。
車体側面カバーを底面に折りたたむギミックが面白いです。
日本版と比べるとスマートになり、チーターとしてのプロポーションは格段に良くなっています。
日本版と異なりチーターの斑点模様が省略されている為、「ネコ科動物メカ」というのは解りますが「チーター」感は弱いです。
※追記 気になってたので斑点を塗りました。

口は開閉可能。

日本版ではチーターの目がバイクのヘッドライトの様でしたが、ハズブロ版はシンプルな塗装。

変形ギミックが変わった事により身体つきが細くなりました。
日本版のでぶネコ感も可愛くて好きですが、こちらも良い解釈です。

更にビースト形態から変形!

頭部と尾を取り外し

一度ビークル形態に戻します。

車体前部を左右に開き

伸ばして脚に。

フロント部を曲げて足にします。

全体を立て

車体後部を左右に展開。

肩を回転させ

腕を下ろします。

肘下を回転。

胸部に

動物ヘッドを取り付け、頭部のグラスを展開し、アンテナを立てます。
武器を持たせて完成!

◼︎BATTLE MODE(バトルモード)
と、説明書通りだと直立で少し格好悪いのですが…

脚をハの字開きさせる事が可能で、そうする事で格好良くなります。



変形してロボティクス・モードに!
日本版のゴーバスターエースです。
変形ギミックはそこそこの難易度。
日本版と異なり脚を引き出すのではなく、昨今のTFに見られる アームによる伸縮になっています。
※訂正
日本版も同じくアームでの展開でした。失礼しました。
プロポーションは良く、日本版と比べると劇中スーツに似ています。
特に足の解釈が大きく異なり、日本版ではパネルを開くだけだったものが、足のブロックごと起き上がらせるギミックに変わっており 安定性も増しました。見栄えも良くなっています。
ロボット形態も、やはり塗装は省略気味。
※追記 気になってたので太もも、前腕外側のシルバーを塗りました。


サングラスをかけた様なデザインが特徴的。
額はスピードメーターを落とし込んだ意匠になっています。

可動
頭部:左右可動
肩:前後可動+左右クリック関節
肘:90度可動、上腕横ロール

腰は回転可能。

股関節:前後可動、クリック入り
膝:45度以上可動、クリック入り、膝上横ロール
足:上下可動
日本版に比べて可動が格段に増えています。
下半身の可動はクリック入りでは有りますが、アメトイらしい大雑把なものです。

以下、適当にアクション。



「チーター・ハイパー・ストライク‼︎」

ビーストレーサー コンバーティングゾードでした。
去年から気になっていたビーストモーファーズのゾードの玩具をようやく入手!
「日本版とは別物」と言う事が気になっており、調べても日本ではTwitterのツイート位しか引っ掛からず、詳細が分からないので それならば自分で買ってレビューするしか無いじゃん、となり購入しました。^^;
上記でも日本版との違いは多々触れていますが、大きく異なる点として日本版の特徴でもあった「武器を持ったまま変形する」というギミックはオミットされています。
難点として感じたのは
・伸ばした脚の定位置が決まってないor決まり辛い
・首の左右可動が緩い
・腰の回転が緩めで気がつくと回っている
・プラが薄いので安っぽく感じる
という事位ですね。
日本のDXに比べるとアクションフィギュアとしての側面が強く、「トランスフォーマー的だな」と感じました。
良い点としては
・ロボット形態、ビースト形態で格段にプロポーションが良くなっている
・新しい解釈の変形ギミック
ですね。プロポーションが劇中に似ているのは嬉しいですし、変形ギミックが日本版と異なるのも新鮮味と楽しさがあって良いです。
可動が増えてアクションフィギュア化してるのは 何とも言えません。
動くのは良いですけど、反面定位置が決まり辛い と…。個人的には「それ必要だった?」という印象。そもそも そこそこの大きさの玩具なので別に動かなくて良い…と私は思います。





◼︎オマケ
※追記
2022年の現行の戦隊ロボ、ドンゼンカイオーと。

赤いカラーリング、サングラスが特徴的なデザインに共通項があります。
双方とも周年記念作品の「次の」作品のロボ と言うのも同じですね。

おまけの比較。2020年の戦隊ロボキラメイジンと。
何故キラメイジンなのかと言うと…
↓はみらーじくんのブログから拝借した画像。
記事はこちら
比べると解る通り、ゴーバスターエースが一回りほど巨大化しています。
体型の違い、色の違いも面白いですね。

バンダイアメリカ版MMPR2010メガゾードと。
なんとビーストレーサーゾードだけでこれまでのメガゾードとほぼ同じ大きさ。
ゴーバスターエースだけで通常の戦隊ロボの大きさです。

◼︎オマケ2
ちょこっとリタッチしたので比較。

◼︎ビークルモード

before



after


◼︎ビーストモード

before



after


◼︎バトルモード

before



after

自己満足!