こんにちわ、神社伝書びと 守本です。

 

ずいぶん更新が遅くなりました笑い泣き

年度末、年度初めの呪いと思って

お許しくださいあせる

 

神宮シリーズも終わりに近づいて

参りました。

 

今回は、月読宮を出てから向かった

2つの別宮をご紹介します。

 

内宮のこれまでの記事はこちら

 

 

 

 

 

 

倭姫宮(やまとひめのみや)

 

月読宮から倭姫宮までの移動は

歩きながら流しのタクシーを見つけて

乗りました。

 

倭姫宮のあるあたりは、「倭姫文化の村」

という、美術館などもある一帯と

なっています。

 

 

建物を横目で眺めただけの神宮徴古館館。

きっとすごい物がたくさんあるんだろうな。。

 

雨が少し降ってきました。

 

姫様というだけあって、

なんだか少し可愛らしい感じがする

鳥居です。

 

進んでいくと、、

 

 

お社が見えてきます。

 

倭姫宮のご祭神は、

倭姫さまです。

 

私は倭姫さまについて詳しくないのですが

倭姫宮のパンフレットから抜粋しますと

 

第11代垂仁天皇の皇女で、約二千年前

天照大神の御神教を受けて、

五十鈴川のほとり、現在の場所に

皇大神宮をご創建なさいました。

神嘗祭をはじめとする年中のお祭りや

神田のほか各種の御料地をお定めに

なり、斎戒や祓の法をお示しになるなど

神宮のお祭りと経営の規模を確立

されました。

その後、代々の天皇は未婚の皇女を

伊勢に遣わし、皇大神宮に仕えさせ

られました。このお方を斎王(斎宮又は

斎内親王)と申し上げます

とあります。

アマテラスさまの伊勢へのご鎮座を導き

神宮そのものの在り方を定めたのが

倭姫さまだったのですね。すごい方ですね!

しかも全国の斎王宮の起源となる方でも

あるみたいですね。

(京都・賀茂の斎王とは違います)

 

ヤマトタケルさまの東夷の討伐にあたり

草薙の剣を与えた方でもありますね。

 

↓倭姫宮です。

 

御朱印です。

 

伊雜宮(いざわのみや)

 

次に向かうのは同じく別宮の

伊雜宮ですが、志摩市の磯部町という

少し離れた場所にあるため

いったんホテルに帰ることにしました。

(荷物が重く、雨だとキツそうなので)

幸い、伊勢市駅行のバスがすんなり

来たので、それに乗って戻りました。

 

伊勢市駅からは近鉄を乗り継ぎ

上ノ郷という駅に向かいます。

ここはもう志摩市です。

伊雜宮は、遥宮(とおのみや)とも

呼ばれているんですよ。

 

ネット上でお借りしましたが、こんな感じの

のどかな駅でした。

 

上ノ郷駅からは、徒歩3分です。

歩いていくと看板があります。

 

 

着きましたラブラブ伊雑宮ですラブラブ

雨は本降りになり、ついに傘をさすことに。

 

創建は約二千年前、

皇大神宮鎮座の後に倭姫さまが

御贄地(みにえどころ)を定めるために

志摩国を巡行した際に、伊佐波登美命

(イザワトミノミコト)が豊かな稲を奉り、

この地に神殿を造営したと伝えられます。

イザワトミノミコトは伊雑宮神職の

磯部氏の祖先とされるのだそうです。

 

良さげな境内図がないので、パンフから

画像に読み取ってみました。

 

鳥居を抜け、参道を歩くと

忌火屋殿、祓所、古殿地・・とあり

その先にお宮があります。

 

社務所(宿衛屋)横にあったすごい木。

巾着楠というそうです。樹齢300年。

 

お宮が見えてきました。

 

最初、他のご参拝グループもいらして

少しザワザワしていましたが

長居するのは私くらいでして、

静かになりました。

 

 

伊雜宮のご祭神は、公式サイトによると

天照大御神御魂

(アマテラスオオミカミノミタマ)

となっていますが、

パンフレットでは

天照坐皇大御神御魂

(アメテラシマススメオオミカミノミタマ)

となっています。

アマテラスさまと同一神とされています。

ご祭神が、アマテラスさまの荒魂である

撞賢木厳之御魂天疎向津媛命

(ツカサカキイツノミタマアマサカルムカイツヒメノミコト)

であるとか、イコール瀬織津姫であるとか

いろいろ言われてるみたいですw。

※敬称略

 

う~ん、少なくとも

内宮にある、荒祭宮の神様の感じとは

違いますね。

荒祭宮の神様は荒魂らしい感じですが

ここの神様は、もっとこう・・不思議な・・

少し異質な感じがします。

水のエネルギーも強いけど、

磯部の地の独特の神様のように思います。

どうやってかわからないけど、昔、

神宮の信仰の中に組み込まれた、

そんな感じです。

 

で、土着の神とか自然神かというと

そうでもなく、どちらかといえば

外から来た神様のような・・・

 

先ほど調べていて知りましたが

以前は、伊雜宮の灯篭には六芒星

(ダビデ紋)が刻まれていたそうです。

イザワがイザヤに似ていることから

ユダヤ教との関係も囁かれているのだとか。

 

 

へー。

いろいろ面白いですね。

正解はわかりませんが、ここには何か

隠された歴史がありそうに感じました。

 

御朱印です。

 

さて、伊雜宮から少し歩いたところに

伊雜宮の御料田があります。

「磯部の御神田(おみた)」と呼ばれる

雅な神事が行われるところらしいので

雨は降っていますが行ってみました。

 

 

これですね。きれい。

「磯部の御神田」は「荘厳な時代絵巻」と

観光協会さんのHPには書かれていました。

色鮮やかなお祀りみたいですね。

 

 

実はここ、次の場所への通り道でした。

 

目指すは、伊雜宮の所管社である

佐美長(さみなが)神社です。

 

1キロ近く歩いて着きました。

 

見えてきました。

 

佐美長神社です。

 

ご祭神は、大歳神とされています。

パンフレットから抜粋のご由緒です。↓

けど、私がここで感じたのは女神さまでした。。

 

佐美長御前神社の四社です。

 

一説では、伊雜宮ではかつて

天照大神さまと瀬織津姫さまが

祀られていたところ、密かに

天照大神さま一柱のみとされ

瀬織津姫さまがこちらに移された、

というのもあるようです。

だから女神さまを感じ取るのかも

しれない・・・?

 

かどうかはわかりませんが、

なんというか、この磯部という地

何か、ちょっと波動が変わっています。

他よりもエネルギーが濃密というか。

 

歯切れのわるい締めで申し訳ないですが

ここまでです。

 

瀧原宮にも行くつもり・・・でしたが、

バスが1時間に一本くらいしかなく。

夕方に行こうとすると、17時をどうしても

超えてしまうのです。

 

なので、最終日に行きたいな、との

課題を残して帰ることにしました。

 

帰りは、近くのバス停から

路線バスが出ていて伊勢市駅まで

行けることがわかったので

上ノ郷駅まではるばる歩かずにすんで

良かったです。

 

ところが・・・

雨の中やっと乗ったバスでは

乗客は私一人・・・

 

運転手さんが話しかけてきました。

 

「お客さん、今日伊勢から帰るの?」

 

立ち入ったことを聞くなと思ったけど

「いいえ、泊まります」と答えると

 

「このバス、伊勢神宮前を通るからね

すごく遅れるかもしれないけど、

大丈夫ですか?」と。

 

「今日はもう予定がないので

大丈夫ですが遅れるって

どれぐらいですか?」ときくと

 

「いやー、昨日は神宮前を通り抜けるのに

5時間かかりました」って。

 

ごっ…5時間滝汗
 

瀧原宮に行きたくて行けないから

レンタカー行程が良かったかな、

とか思ってましたが

交通機関で良かった・・・あせる

連休は車で内宮行くと停められない

かも…という予想は当たっていました。

 

そして、連休最終日夕方のバスは

うまいこと渋滞せずに伊勢市駅に

着きました。

 

チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄チューリップ黄

 

ところでですね

今回、記事を書くのに

伊雜宮の写真を見ていまして・・

なんか、神様から頼まれたような気が

・・・・・アセアセ

 

もしかしたら、初めての

神様からのリーディング依頼、

かもしれません。。

いずれやるようになると、

聞いてはいたけれども・・

 

気のせいかな。

気のせいだよね。

 

でも、無視はできないね。。

改めてきちんとお伺いしてみよう。

 

次回は、最終日のお話です。

あんまり濃い内容じゃないんだけど

月夜見宮に行きますよ~
 

二見輿玉神社と外宮の記事はこちらです。

 

AmebaOwnd神社伝書びとのおぼえがき

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