こんにちは、神社伝書びと 守本です。

 
内宮のシリーズ5回目です。
これまでの記事はこちら。

 

 

 

 

 

 

 
後で検索しやすいよう、
前回記事のタイトルに
「猿田彦神社」を入れました。
 
さて、猿田彦神社をご参拝したあと
行きたいお宮はこんなに。
 

皇大神宮別宮 月読宮

皇大神宮別宮 倭姫宮

皇大神宮別宮 伊雑宮

豊受大神宮別宮 月夜見宮

できれば別宮の瀧原宮にも行くつもりでした。
 
今回は、月読宮だけ書かせて
いただきますね。
 
猿田彦神社を出た時
1つ大きな問題に直面しました。
猿田彦神社~月夜見宮~倭姫宮までは
ちょっと距離が長いけど、
いつものように歩く計画でした。
 
 
だけど…
 
ご祈祷でお下がりをいただいた、
ご神饌が、思いのほーーかーー~
重かったとです。
 
りっぱな桐の箱に紙袋でいただき
さらにご朱印帳が3冊入っていて…
中身は見えませんが、
お札は入っているはず。さらに
持ち歩くとチャプチャプいうし、
これはお酒照れ
紙袋を腕にかけると、血流が滞り
しびれてきます。重い。。。
 
それで、タクシーを拾うことにしました。
猿田彦神社のとこでタクシーを拾うのは
なかなか大変でしたが、
「だいぶ前からこの人立ってるな」と
気づいたらしいタクシーが
戻ってきてくれて乗れましたにやり
 
月読宮(つきよみのみや)の鳥居です。
お天気が崩れてきて、曇りのため
暗くなっております。
 
はじめてのご参拝です。
ドキドキ。
 
 
参道を進むと…
 
見えてきました!
 
 
月読宮は、4つのお宮が並んで
鎮座されております。
境内図はこんな感じ。
 
 
ここで、皆様よくご存じとは思いますが
月読尊(ツキヨミノミコト)さまについて
少しおさらいをしましょう。
 
イザナギ・イザナミさまのお子神で、
長女・アマテラスさまの次に
お生まれになったのがツクヨミさまです。
(神宮では「ツキヨミ」と表記されています。
「ツクヨミ」の方が読みやすいのでここでは
「ツクヨミ」と表記させていただいています。)
その際、イザナギさまから
夜之食国(よるのおすくに)
治めるように、と命じられた、とあります。
夜を統べる神、ということですね。
 
謎の多い神様で
古事記・日本書紀で記述が異なるよう
なので、おさらいもここまでとします。
ちなみに、神宮の公式サイトでは
ご由緒としては古事記寄りで
神様のお名前の表記としては書紀寄り
で書かれているように思います。
(間違っていたらごめんなさい)
 
(市販の画像です)
 
ここの4社とご祭神は、

 月読宮 月読尊さま

 月読荒御魂宮 月読尊荒御魂さま

 伊佐奈岐宮 伊弉諾尊さま

 伊佐奈弥宮 伊弉冉尊さま

となっています。
御親神であるイザナギ、イザナミさまが
一緒にお祀りされておりますね。
境内を左端から撮影したものです。
 
 本来は、和魂である月読宮から
ご参拝して、次に荒魂にご参拝を
するべきなのでしょうが・・
四社の一番右の読荒御魂宮に
しゅっと向かってしまいました。
 
↓⽉読荒御魂宮(つきよみあらみたまのみや)です。
 
もともと月読神社じたいが全国でも
数が少ないのですから、荒御魂をお祀り
しているのは、もしかしたら
ここだけかもしれませんね!
あんまり嬉しかったので、つい
最初に行ってしまったのです。
 
大変貴重なご参拝の機会です。
荒御魂さま、、、、
・・・・
・・・・
・・・・
感じ取れませんでした笑い泣き
お留守なのか、波長が合わないのか
はたまた、私には必要ないのか
何となく、三つめの理由のように
思います。
 
次は、右から二番目のお宮、
↓月読宮(つきよみのみや)です!
以前からご参拝したかった憧れのお宮
ですので、ズキュンでしたラブ
(切り替え早っ)
 
ツクヨミさまはいらっしゃいました。
福岡県でご参拝した、月読神社にて
お会いしたのと同じ神様でした。
黒のロングのストレートヘアに、漆黒の瞳。
 
ツクヨミさまにお聞きしたこと。
それは、肉体と夜についてでした。
 
 
ここでは、教えていただいたことを
私の理解で、私の言葉で書きますね。
 
月という言葉は、肉体も指すのだそうです。
(内臓とかの文字には月の字が入ってますもんね)
 
肉体というものは、月の力で生み出された
ようなもの。
地球の海の創造の力は、月の賜物なんです。
だから、人も月によって生かされている、
と言っても過言ではないんですね。
 
また、月は調(つき)も指すそうです。
調を「つき」と読むのは、貢物を指すのが
もともとの意味なのですが
文字通り、調整する、整える、と
いう働きも、月にはあるようです。
もちろん、調べ(ハーモニー)の意味も
持っています。
 
夜はなぜ必要なのでしょうか。
それは、肉体を休めるためですよね。
生けるものはすべて、眠りを
必要としています。
 
そして、
肉体が休んでいるときこそ
魂は肉体の拘束から解き放たれて
高次の学びを得ています。
例え孤独な気持ちで眠りについても
朝には、また頑張ろうと思えるのは
眠っている間に
「   」からの愛を充填して
もらっているからなんですね。
※「   」の中は、それぞれ皆様が
思いついた言葉が正解です。
 
ツクヨミさまは、
肉体が休み、魂が羽ばたいている間
見守ってくださいます。
 
ツクヨミさまのことを「月弓尊」と書いたり
しますが、弓の働きをなさいます。
 
「体」が「休」むとき、体という字から
一本の線がなくなりますね。
その一本の線で、夜の間
生きるものはツクヨミさまと繋がります。
それが弦となって、ツクヨミさまは
夜の間魂が迷わないよう守りながら
弦をふるわせて、調整をされます。
そして一本一本の弦の調べを聞いて
全体のハーモニーを整えられるんです。
 
ひっそりと夜が明け
私たちの朝が幸せであるのは
ツクヨミさまの働きによるものです。
そして、朝には線が一本の矢となり
その日の命の目的を果たすのに
使われます。
 
 
私に対しての話もありました。

それは、ざっくり言えば
もっと自分のやるべき役割を果たせ、
ということなのですが
そのためには、もっと体を整えなくては
ならない というお話でした。
 
良いものを食べ
運動すること。
 
ということだったのですが
どのような食べ物が良いのか
聞いてみました。
 
その答えは
 
魚🐟
 
だったのですが、
 
魚は、地球の子供たちが生きるため
神様が与えてくださったもの
(慈悲の生き物)なのだそうです。
なので、魚はどれだけ食べても良く
一生のうち食べれば食べるほど
神様の恩恵にあずかれるのだとか。
 
魚の味は好きなんですが
あまり魚料理をするのは好きでないので
(お弁当に入れにくいので)
食べるのはせいぜい週1くらい。
だけど、最近は魚を食べたくなることが
増えました。
年齢的なものかなー、と思ってましたが
肉体的な要求によるものなのかも
しれません。
 
魚食べましょうね。
そういえば、飛魚なんて
まさに月のように美しい銀色ですね。
 
↓ 伊佐奈岐宮(いざなぎのみや)です。
 
↓伊佐奈弥宮(いざなみのみや)です。
 
御朱印です。
 
そして、今回の記事を書くのに
境内図を見ていて、裏参道の方に
皇大神宮末社の葭原(あしはら)神社
があったことに気づきました笑い泣き
ご参拝しそびれました。残念。。

 
次回は、残りの別宮を全部書きたいな
と思っております。収まるかな・・あせる

いただいているコメントへのお返事は
また改めて書かせていただきますね。
お待たせしてすみません。

 
二見輿玉神社と外宮の記事はこちらです。