こんにちは、神社伝書びと 守本です。

 

神宮シリーズ

内宮の境内の記事の続きです。

 

これまでの内宮の記事はこちら

 

 

 

 

青空につられて

いったん宇治橋を渡ります。

↓境内から外方向の宇治橋。

 

 

そしてもう一度宇治橋を渡ります。

↓外側から境内方向の宇治橋。

 

 

↓朝日・・・・

 

 

橋から眺める五十鈴川もきれい。

大きな鳥が飛んでいます。

(写真の右上方です)

 

それでは、もういちど参道を歩いて・・

 

↓本日2度目の、瀧祭(タキマツリ)神です。

五十鈴川の守り神がお祀りされて

います。

社殿はなく、御垣と御門のみで

石畳に祀られています。

 

↓すごくサラサラとした、清らかな

エネルギーでした。

 

↓次は、朝一番に間違って行った、

風日祈橋です。

ここは、内宮の中でも一際美しいです。

 

 

↓橋を渡ると、奥に参道が伸びています。

 

見えてきました!

↓風日祈宮(かざひのみのみや)です。

皇大神宮の別宮になります。

 

ふわぁぁ~!素敵だわ~ラブラブ

なんて軽やかなエネルギー!!

 

↓見て!この清涼感!

めっちゃテンションあがりましたー爆  笑

 

ご祭神は、

級長津彦(シナツヒコ)命さま
級長戸辺(シナトベ)命さま

です。

風雨の神様で、外宮の風宮と

同じご祭神になります。

 

 

古殿地ごしに見る本殿。

シナツヒコさまは、茶色の

長いストレートの髪。

 

よく来ましたね。

笛を吹くのです。

 

と聞こえました。

「笛」が象徴するものは、なんとなく

わかるのですが

まだここに書けるほどではないので

とりあえず保留にさせてください。

 

やっと御朱印帳を入手できました。

ご祈祷の受付は8時から。

あと10分でご祈祷の受付が始まります。

神楽殿の方に戻り、列にに並びました。

 

 

ご祈祷には2種類があり、

いわゆる祈祷のみの「御饌(みけ)」と

神楽舞がついた「御神楽(おかぐら)」

です。

そして、それぞれ

初穂料には段階があって、

御饌は3段階、御神楽は4段階。

 

御饌はいわゆるご祈祷で、段階によって

お神札などの撤下品が違うみたいです。

御神楽は、御饌に雅楽と舞が加わり

初穂料によって舞の種類が

増えます。

 

私は、御神楽の1番下のランクにしました。

これでも所要時間は25分ですが、

フルコースは40分ほどかかります汗

参考:ご祈禱のご案内

 

ご祈祷で祈願できる項目は、

「皇室の弥栄」「国家安泰」、

「五穀豊穣」は固定となっています。

個人のお願い事は、これに加えて

1つです。

私は、もちろん「神恩感謝」です。 

 

待合所で待機します。

上の写真は御饌殿ですが、

右手前に待合所が見えます。

御饌の人も御神楽の人も同じ所で

待ちますが、受ける建物は違います。

神楽殿は御饌殿の隣にあります。

同時並行で回すのでしょうね。

それだけ希望者が多いんでしょう。

 

 

案内があり、神楽殿の中に座ります。

本当はもう少し人数が入れるだろう

けど、感染防止のためでしょうか、

一人ひとり、かなり離れて座るように

なっていました。

前には、一段高い舞台のような

ものがありました。

 

「御垣内参拝は礼服で」という

決まりがありますね。

神宮でご祈祷を受けるのは初めて

なので、服装はどうしたらいいのか、

本当に迷ったのですが

ブラウス、プリーツスカートに

ジャケットにしました。

特に決まりはないとは聞いてましたが、

他の方の服装は

カジュアル目な方から和装の

方までいらっしゃいました。

私の服装は、まあまあ外れては

いなかったみたい。

 

一番前の列の真ん中に、

どこかの社長さんかなという感じの、

少しカジュアルな男性があぐらを

かいて座り、私はその隣に

正座をして座りました。

(正座のためにプリーツスカートでした)

 

 

(公式youtubeより)

 

他の神社でも、ご祈祷のとき

奉納舞の経験がありますが、

すごく違うのは、本殿の前で行われる

かどうか、という点です。

 

神宮では、正宮が離れた場所に

ありますので、果たして

天照大御神さまは、

いらしてくださるのかしら、、、、

ということが私の関心事でした。

 

何の根拠もない私のただの感想ですが

アマテラスさまが、この場に

お出ましになることは、ありませんでした。

ご祈祷が始まると、意識だけをこちらに

向けて、リモートで奏上される願い事を

すくいあげてくださる、

そんな感じに思えました。


あまり良い例えではないですが、

お母さんが忙しく洗濯物を畳んでいるとき

隣の部屋で子供がなんか喋りながら

遊んでいるのを、その部屋まで行って聞く

のではなく、隣の部屋で、洗濯物を

畳みながら聞くという感じの意識の

向け方でした。

アマテラスさまは、本当にご公務に

お忙しいのだな、とわかりました。


ご祈祷の場であれば

アマテラスさまのお姿を一目見ることが

叶うかと思ったりもしていましたが

そうではないようでした。

 

だけど、

この国の平和と繁栄に感謝し

自然の恵みと天の計らいに

感謝を捧げるのに最も正しい場所だ、

と思えました。

ご祈祷と御神楽の間は、

あふれる感謝の思いに浸りながら

 

アマテラスさま

 

私がもっと自分を愛するには

どうしたらいいでしょうか。

 

と、

心の中で、ずっと問うていました。

 

 

「3つお菓子を持っていたとして

あなたは、3人からちょうだいと

言われたら、全部あげてしまう。」

と言われたことがありますが

自分に何も残らなくても、それでも

満足するタイプなのですよ、私。

それを、

「あなたは自分を十分愛していない。

もっと自分を大事に。」とよく言われて、

それがどうも、よくわからないのです。

 

ただ、それですごく疲れることがあって

エネルギーを使いすぎているのは

間違いないんですね。

 

「どうすれば、もっと愛せますか」

というのは、

「どうすれば、もっと楽に生きれますか」

という意味なんですね、

私にとっては。

 

 

やはり、物思いに耽りながら

神楽殿を出ました。

 

すると、アマテラスさまの声が。

 

自分を神として扱い、敬い、

神である自分が喜ぶことを

考えて、奉るのだよ。

 

自分を神として扱い、

自分を喜ばせる。。

考えたこともなかったです。

だけど、自分のために楽しいことを

捧げるんだという考え方は

気に入りました。

 

あなたは、「尽くす」という意味を

間違っている。

 

とも言われました。

「尽くす」って、謙虚な感じするけど

「運が尽きる」とか、

使い果たしてしまうイメージが

あるじゃないですか。

人に尽くすとき、私は

ゲージがエンプティになるまで

頑張る傾向がありました。

そこまでやることが「尽くす」だ、

という思い込みがあったんです。

 

「人事を尽くして天命を待つ」

という言葉があるように

「尽くす」とは、

精一杯やったら、あとは天に任せる

という意味なんですね。

後悔したくない、とか

嫌われたくない、とか

そういう思いも、すっぱりさっぱり

最後には手放すのが「尽くす」

なんです。

そうすると、ふっと緊張がゆるんで

エネルギーも入って来るんです。

私は、エンプティになるまで

頑張るだけで、あとは天にお任せ、

ができていませんでした。

 

息を吐ききると、あとは自然に

空気が入ってきますね。

私は、吐いて息を止めるばかり

でした。それは疲れますよね。

 

神宮参拝のあと、私には

変化がありました。

そのことは、またいずれ

書かせていただきますね。

 

 

御朱印も無事にいただけました。

 

実は、風日祈宮のところで

福岡の知り合いに会いました。

「守本さん!?」と、声をかけられて

びっくり。

 

私が参拝二巡目と知って

またさらにびっくりされました。 笑

 

その方が言われるには、

手に湿疹ができてつらかったのが

正宮でご参拝したあと、

気が付いたら治っていたそうです。

 

私も、疲れはすっかり

取れていました。

 

では、帰ります。

宇治橋をまた渡っていると

背後の空から、大きな声がしました。

(↓の写真の朝日の方向からです)

 

 

あなたに、

ご縁を授けましょう!

 

アマテラスさまのお声でした。

思わず、ばっと振り返って

朝日の方を見上げました。

 

どうしてまた、

帰り際に、追いかけるようにして

ご縁を与えてくださったのか、

急だし、大きな声だったので

ちょっと困惑しましたが

 

いったいどんなご縁なのか

帰ってきたあとも、とっても

気になっております 笑。

 

アマテラスさま

ありがとうございます。

 

内宮を出ると、

おはらい町通りで朝ご飯を

いただきました。

 

おかげ横丁は、すんごい過密で

通り抜けすらできそうになく

行きませんでした。

 

次回は、

境外の神社を巡ります。

けど、さっき数えたら、

6か所ばかり移動していたので

1記事には入らないかも。。笑い泣き

 

 

二見輿玉神社と外宮の記事はこちらです。