ルーツをたどると、
私の父母には、父母がいて、
その父母にも父母がいて、
10代さかのぼると1024人、
20代さかのぼると約100万人(1048576)
のご先祖様がいたことになります。
そして、
その中の一人でも欠けていたら
今の自分は存在していません。
と思うと自然と手を合わせてしまいますね。
8月16日は、
「五山の送り火」
お盆にこちら(現世)に来られていた
ご先祖様たちの魂を
彼岸浄土(死後の世界)に戻っていただき
また見守っていただくための伝統行事です。
人は、「してもらう」と幸せ。
人は、「できる」と幸せ。
「してあげる」「与える」と幸せ。
これは
人の成長からもわかります。
1歳までの子供は、まだ一人では何もできませんのでお母さん、家族に「してもらう」ことが
最優先。これが第1段階。
2歳ぐらいになると、自分が「したい、できる」を覚えますので、お母さんが先にすると「わたしがする〜」と怒る子供もいます。
3歳頃からは、特に兄弟がいると下の子のお世話をやきたがります。
これが、3段階目。
幼少期の成長からもわかるように、
人には生まれながらして幸せな気持ちなる方法をインプットされているのでしょうね。
ただ、
年を重ねる中で、いろんな人との関わりから
不平不満、ぐち、泣きごと、悪口、文句などを
重ねて、忘れてしまったり、感じなくなってしまっていることに早く気づきたいものです。
「幸せを感じることのできる
心を手に入れる」ということは、
たぶん、
「してあげる、与える」ことで
嬉しい、優しい気持ちになる
という究極の幸せに
つながっていると思ってます。
生まれて今までに
人は
たくさんの「恩」を受けて
生きています。
特に
生まれてすぐは
自分では何もできないのですから
生かされていることになりますが
人は
親をはじめ
多くの方々とかかわり
「恩」を受けながら
成長して行きます。
「恩」の送り手は、
ほとんどが
見返りを求めません。
ただただ
相手を思いやって
無償で行います。
だから
受け手は
気づくと
強く「恩」を感じるものです。
「恩返し」は、
人からしてもらったことを
その人に返すだけです。
だから
元に戻すだけ。
けれど
「恩」を送るという
「恩送り」は違います。
親から、
家族から、
恩師、先輩から
また、
すでに亡くなった方々から
そして、
見知らぬ
たくさんの人から
してもらったことを
自分の周りにいる身近な人に
送っていくこと。
その送り方はたくさんあって
「おはよう」「こんにちは」という
あいさつであったり
優しい声かけであったり
親切であったり
笑顔でいることであったり
ちょとした
毎日
すぐにできることから
一人一人が
気づいたら少し
身近なところから始めれば
いい気分になって
優しい気持ちになって
人との交流ができて
連綿となり
素敵な家庭や環境づくりになると思っています。
コロナウイルスに罹患してしまった。
ご多分に洩れず、
咽頭痛、倦怠感、発熱があった。
そこで
こんな時だからこそ
いいこと探しをします。
まず、
ワクチン6回目接種の恩恵で
解熱鎮痛剤と漢方薬内服のみで
発症3日目、ほぼ回復となったこと。
スタッフが幸い皆無事であること。
昨年のデルタ株では、
たくさんの方々が亡くなったが
ワクチンの普及が
コロナウイルスを弱毒に
変異させてくれていたこと。
盆、正月でもないのに
平日に長期休みをいただけ
家内には苦労を掛けるが、
上げ膳据え膳のうえ
読書がたっぷりできること。
ただ、
後ろ髪を引かれるのは、
やはり
発症の翌日から5日間は感染力が強いという
縛りがあり
診療できないため
患者さんには
たいへん申し訳ない思いである。
しっかり
体力戻して
充電して
週後半の診療に臨みます!
脳のしくみはおもしろい。
実験です。
まず、目を閉じます。10秒ほど。
目を開けたら、
「赤いものだけを10個探してください」
終わったら
次は、青いもの、
次は、黄色。だんだんスピードアップ!
慣れると簡単にできますね。
この実験では、
目にはたくさんの物の色が写っているはずなのに
私たちは、そのたくさんの中から意識した色だけを瞬時に見つけたわけです。
このしくみは、
私たちの脳は、
「意識を向けたものだけを見つけるように働く」ということです。
あたり前だと言えばそうなのですが、
赤も青も黄色も
意識を向ける前には、
そこにあったのに
目に入らなかったものばかりです。
結果として
私たちの脳は、
意識を向ければ動きますが
意識しなければ動かない
ということです。
医療では、この脳のしくみを
認知症予防にも使います。
日常では、
テレビなど観てボーと1日過ごすと疲れますが、
物事に意識を向けてあたると
脳は活性化され
イキイキとして過ごせますし、
時間が経つのを早く感じます。
ちょっと前にブームだった
「全集中!」がそれですね。
毎日を
充実した日にするのもしないのも
ちょっとした意識の仕方だったんですね。
バイオリズムは、人の活動のリズム。
カラダと感情には、
リズムがあることは知られています。
グラフなどで、
上がっては下がる波のようなアレです。
例えば、
体調が悪い時、気持ちが落ち込んでいるとき
このバイオリズムは、
カラダも感情も下降しています。
ほっておくと
病気も気持ちもより深く落ち込みます。
カラダと感情は繋がっていますから、
きっかけとなるスイッチを
入れないと上がってきません。
明けない夜はない、
止まない雨はない
などと言われても
響かないほど落ち込みがあるのも、
自分でスイッチを入れない、
入れられない結果です。
スイッチの入れ方は、
第7弾!で紹介した通りです。
もう一つの事実は、
バイオリズムの波には、
下がっては上がりはじめるタイミングというか、
必ず中間点、中間ラインがあるということです。
その中間点、中間ラインが低ければ低いほど、
上がってもまだまだ、マイナス。
やっと上がってもゼロライン。
何も変わらず、
良くなった感もなく、悲観的になり、
やっても無駄、あきらめて、
さらに落ちていよいよ泥沼です。
だから、
まずは、ほっておいて波を待つ
考え過ぎずに
ちょっとだけ、好きなことをしてみて
テンションを上げて
中間点、中間ラインを上げていきましょう。
バイオリズムは、誰にも備わっています。
だから、
必ず良くなります。
感情や気分の良い悪いの問題ではなく、
ただ、リズム🎵が、
上がったり下がったりするだけ
信じて
素直に
楽しく
過ごしましょう!