声迷線の彷彿線 どこ行き? -89ページ目

1/fの浮遊

遠く枯れ果てた
砂漠に舞い落ちた一滴の涙は
欠け始めた心に
一縷のなにかを残した。

万物の創造を
想像するかの様に

おもく隔てた
時間と時間のはざまで
黙り込んだ濁り水を
せき止める事を知らず

流れ始めた
1/fの揺らぎの様に

解き放たれたコンパクトな空の下
ひとり浮遊

コンタクト取れないまま空の下
ひとり不自由

けれど
白く霞む水平線の
向こう
光が射している

胸に明かりを灯して
螺旋に泳ぐ

誰かを知る為に
明日を見る為に

永い永い眠りが
僕を誘うまで




過ぎし午後

投げ散らかした溜め息を、空気中の酸素は中和させて。
まるで、何事も無かったかの様に掻き消して行く。

人間は一日に4万個もの物事を無意識に、ひっきりなしに考え、尚且つ、その8割がたはネガティブな物らしい。

ならば、誰しもが鬱々とした日々を過ごしているかと言えば
そうでは無く、寧ろその逆で笑顔の多い人が居る気がするのは気のせいだろうか ?

自分はと言えば、ここ二月程鬱々と安穏とした日を過ごして来たが、此の頃は割と張りのある時を生きている様な気がしている。

そこで、君は何をしてる?
相変わらずのせわしない毎日を送っているのかい?

目に映る景色は、それ程変わりはしないが、それでも新しい何かが近づいて来る気がする。

まるで、呼吸をする様に。

今はまだ、会う事は叶わないが、落ち着きを取り戻したなら
また会いに行く。

きっと、会いに行く。

あの日の僕に。
ハローなんて声掛けながら。

イロゴト ナンテコト

黄色い花。見てる。
ベランダ越し。
日溜まりに似てる
と、思う。少し。

道端で季節は、平然と衣替え。
歩く人など気にせずに。

鮮やかに
ボーイ ミーツ ガール。
ひらり舞う風のように。

とろけそうに
スウィートネス ラブくらりなる恋人同士。

青い果実は
実るのかな?
赤い頬寄せる
彼らの未来は。

愛してるなんて
ささやくのかな?
もう少し陽が
暮れれば。

イロゴトなんて
所詮、ヒトゴト。
僕には関係無い話。

なんて独り言。
呟いてる時点で
もう終わってる?
それでも、地球は
回ってる。

全てを同系列に乗せながら。
グルグル回る。
繰り返し。繰り返し。
ちょっと斜めに。