1/fの浮遊 | 声迷線の彷彿線 どこ行き?

1/fの浮遊

遠く枯れ果てた
砂漠に舞い落ちた一滴の涙は
欠け始めた心に
一縷のなにかを残した。

万物の創造を
想像するかの様に

おもく隔てた
時間と時間のはざまで
黙り込んだ濁り水を
せき止める事を知らず

流れ始めた
1/fの揺らぎの様に

解き放たれたコンパクトな空の下
ひとり浮遊

コンタクト取れないまま空の下
ひとり不自由

けれど
白く霞む水平線の
向こう
光が射している

胸に明かりを灯して
螺旋に泳ぐ

誰かを知る為に
明日を見る為に

永い永い眠りが
僕を誘うまで