光りの雨
括るトンネルを
抜ければ
鳥の囀り透明に
聡明に流れて
挙動不審にしている
影が春の嵐に吹かれ
千切れ舞っては
渦の中へ
淀みを深めて行く
空の青は
何時しかその色を
深めて黒くする
吸い込まれて行った
無情感は
水滴と化して
貴方の上にも
僕の上にも
ぽつりぽつりと
滴り落ちて来る
ゆっくりと
染み渡る様に
じっくりと
待ちわびる様に
しなやかな
ワルツでも
踊るかの様に
光りをその身に
浴びながら
深々と降り続く
何かに意味が
或るかの様に
ただ 降り続く
それは生きる事と
等しいと感じた
それが生きる事と
愛しいと感じた
だから少しだけ
濡れて歩こう
何も手にして
無くとも
抜ければ
鳥の囀り透明に
聡明に流れて
挙動不審にしている
影が春の嵐に吹かれ
千切れ舞っては
渦の中へ
淀みを深めて行く
空の青は
何時しかその色を
深めて黒くする
吸い込まれて行った
無情感は
水滴と化して
貴方の上にも
僕の上にも
ぽつりぽつりと
滴り落ちて来る
ゆっくりと
染み渡る様に
じっくりと
待ちわびる様に
しなやかな
ワルツでも
踊るかの様に
光りをその身に
浴びながら
深々と降り続く
何かに意味が
或るかの様に
ただ 降り続く
それは生きる事と
等しいと感じた
それが生きる事と
愛しいと感じた
だから少しだけ
濡れて歩こう
何も手にして
無くとも
薫る道
緑色の風が吹いて
濡れた歩道
桜は揺れる
ひたひたと続く
何気無い日常は
まるで川のせせらぎ
の様に流れて
消えて行く
それらを
目で追いながら
白い線に縁取られた
路を歩んで
薄く甘い
かぐわしい香りの
中に身を宿して
何も変わらない街の
心に光を灯して
始まりの声に
静かに耳を澄まして
暁を迎えに憩う
濡れた歩道
桜は揺れる
ひたひたと続く
何気無い日常は
まるで川のせせらぎ
の様に流れて
消えて行く
それらを
目で追いながら
白い線に縁取られた
路を歩んで
薄く甘い
かぐわしい香りの
中に身を宿して
何も変わらない街の
心に光を灯して
始まりの声に
静かに耳を澄まして
暁を迎えに憩う
マテリアル
殺伐とした色彩に
殺伐とした景色があって
混沌とした世界に
混沌とした感情があって
涙腺へと繋がる赤燈は
物憂げなエレジーを奏でて
君が泣く
そつがなく
君が泣く
きりがなく
マテリアル
待てリアルと
切れ端を集めてみるけれど
現状突破は難しく
夕暮れは黄金色から白に変わった
土と灰と花と緑と
妬みと怒りと衝動を
糧に変えて
果てに栄えて
生きる事に希望的観測を願う
今は乾いた瞳と
くすんだ口元で