声迷線の彷彿線 どこ行き? -49ページ目

掛け違いの幸福

虹色の夢は
太陽が隠してて
少し意地悪

だから
僕も拗ねたふりして
石を投げつけて
みるけれど

哀れかな
無情にも届かず

そんな僕を見かねたのか

日時計は早回り
優しく抱いてくれる
影がひとり

もうちょっと
あとちょっと
このままでいて
囁く声が淡く
移ろう

涙に濡れそうな
睫毛拭って
そっと
接吻をくれた

明るい日の中でも
もう大丈夫
怖いものは無いよ
ひとりではないと
気付いたから

壊れそうなくらい
幸せを交わそう
別に良いじゃない

思う様な結末で
なくても
落日には
許してくれるから

そんな日々が
愛しい

疑問符の連鎖


夢なんて
儚く消える

君なんか
すぐに果てる

そんな日常的な事に
気付か無い程
愚かじゃ無い

けれど

今は
非現実の中
佇んで居る

出口は何処?
目隠しされて
手探りするけれど
見つから無い

終焉は来るの?
この尺度じゃ
計れない

雲行きは怪しい
甘い匂い

花を摘んだ
少女は誰?

図らずも
罠にはまったみたいね

なら

墜ちる所まで
堕ちてみよう

時計回りに

疑問符が
知恵の輪みたく
ほどけないから

白い涙

赤い花が咲いてる
そっと 誇らし気に
街は今日も
浮かれて居る

喧騒の中
やり場の無い
この気持ち
言葉では
うまく表現不可能

託した物は
白い涙
輝きを失った約束
このまま
うずくまったままなら痛いだけ

手を伸ばしても
届か無くて
闇の中に吸い込まれて行く

こんなに
すれ違ってばかりなら

もう意味は無いね

破れた心を
バラバラに
切り裂いて
君にあげよう