indigo
朝重い瞼を擦り
苦めの珈琲をすすり
脆弱な自分に
ため息を一つ
吐き出された吐息は
誰にも届かず
生温い空気のなかで
澱んで行くばかり
行く先さえも分からずに
ひとりさ迷って
途方に暮れるばかり
そんな空の下
また一日が
始まる
ため息
タバコに
ひとときの憩いを感じつつ
不意に目に映る
鮮やかな緑が綺麗過ぎて
とても死にたくなる
だけども
そんな勇気を
持ち合わせてないから
言い寄れない思いに
涙ぐむ
あんな風に
艶やかに
行き誇れたら
いかに良いかと思案して
自らの矛盾と嫌悪感に
悩み事で見たところで
所詮やんなき事
自由とは
高架下で暮らす
浮浪者と等しくて
居ても居なくても
同じ様な事
不自由とは
あるがまま
情けなく生き恥晒す事
どちらが正しいか
分からないが
どちらも選べないから
僕は悲しいふりをする
罪と罰
背中に背負った荷物が
重すぎて
今にも押し潰されて
しまいそうだ
肩から降ろそうにも
根付いてしまって
引き剥がせない
今日も
僕は情緒不安定
それでも
世間話は
作り笑いで
誤魔化せる
本音を言えば
そんな事
話し掛けてくる
君をゴミ箱を蹴る様に
蹴り飛ばしてしまいたい
だけども
そんな事すれば
立派な落伍者
犯罪者
この胸にある
幾ばくかの
不穏と闘いながら
自分なんかいらないって
思いながら
だけども
誰かに必要とされたくて
僕はもがく
精一杯のオブラートを
この身にまとって
そして
ありったけの気概で持って
愛を欲す
ため息と失望と
焦燥感に苛まれながら
無垢なままの
君の愛を欲す
涙は溢れて止まらないが
それでも
生きていく事は
止められないから
それは罪か?
駄目な事か?
これは罰か?
あまりに酷だ